毎月の光熱費や通信費を抑えたいけど、何から手をつけたらいいかわからない・・
一人暮らしをしていると、お金ってたまりそうでたまらない・・という方も、多いのではないでしょうか。
会社員の手取りを増やすのも難しいですし、見直すべきは支出。
生活費を抑えたいといっても、趣味や娯楽にかけるお金はキープしておきたいもの。そうなると、毎月引き落とされる光熱費に白羽の矢がたつかもしれません。
電力自由化
格安スマホ
ガス料金の自由化
色々なニュースがありますが、本当に節約になるのでしょうか?
片っ端から節約しようとするのは、ちょっと待った方がいいです。なぜなら、光熱費によっては「手間の割に、全然安くならない」ものもあるからです。
「もっとも効率よく、月々の支払いを安くできるものはどれなのか?」について、お話していきたいと思います!
一人暮らしの生活費の内訳
政府の統計データをもとに、単身一人暮らしの人の生活費の内訳を紹介します。
1か月の平均支出
金額 | |
食費 | 42623円 |
家賃 | 27396円 |
光熱費 | 9288円 |
服代 | 7124円 |
交通費 | 16074円 |
通信費 | 8039円 |
娯楽費 | 18710円 |
交際費 | 13528円 |
※2017年 1世帯当たり1か月間の収入と支出(単身世帯)
(参考:政府統計のポータルサイトより)
いろいろと費用がかかりますが、節約しやすいものとしては「光熱費」や「通信費」が考えられます。
食費や娯楽費なども節約はできますが、「我慢」が伴うものですので、それよりも「我慢をしなくていいもの」をピックアップしました。
1ヶ月あたりの光熱費の平均は、9288円
1ヶ月あたりの通信費の平均は、8039円
光熱費はさらに分けられます。
1か月の平均支出
金額 | |
電気代 | 4219円 |
ガス代 | 2826円 |
水道代 | 1908円 |
(通信費) | (8039円) |
※2017年 1世帯当たり1か月間の収入と支出(単身世帯)
(参考:政府統計のポータルサイトより)
電気代と通信費の2つが、他よりも高い水準になっていますが・・
まずわたしたちが考えるべきことは、「平均以上に、支払いすぎているものはないか」を見直してみることです。
極端に電気代が高かったり、通信費が高かったり。極端な数字が出ているということは「ムダが非常に多い」ということでもあります。
何を節約するのが一番いい?
「電気・水道・ガス・通信費(パソコン除く)」の4項目に分けて、節約するメリットはあるかどうかを検証したいと思います。
1か月の平均支出
節約金額 ※月あたり |
手続きの難しさ | |
電気 | △ 数百円 |
△ |
ガス | △ 数百円 |
× やや面倒 |
水道 | × 数十円から 数百円 |
– |
通信 | ○ 数千円 |
× 手続き大変 |
電気料金の節約
月平均:4219円
電力自由化にともない、電力小売りをする業者を選べるようになりました。
ただ、よほどの大口の使用でない限りは、個人でしかも一人暮らしではせいぜい10%程度の値引きにしかなりません。
4000円だとすれば、電力会社の切り替えで月3600円程度になります。
わずか数百円レベルの節約なので、あえてやる意味があるかは微妙なレベルなのです・・
●いくつかの業者の中から、候補を選ぶ
●新しい業者と契約すれば、今の電力会社からの移行手続きはしてくれる
業者を選ぶのに手間がかかるのがネックですが、一度契約すればスムーズに切り替えを行ってくれます。
ただ、月数百円レベルの節約のために、わざわざ手間をかけるのかどうか?という所はありますが・・
契約する業者によっては、「携帯代・石油代・ガス代」などとセットで割り引きするところもあります。
たとえばソフトバンクから電気を購入して、スマホもソフトバンクの場合、電気代もスマホ代も割引されます。
とはいえ、スマホは月100円、電気代は数十円と、お得とは言えない金額ですが・・
水道料金の節約
月平均:1908円
水道料金は2ヶ月に1度の請求のため、割高に感じやすいですが月あたりで考えると決して高くはありません。
また、電気やガスのように「業者を選ぶ」ことができませんので、『使う量を減らす』くらいしか料金を節約することはできないのです・・。
料金を減らすとなると、かなりの節水が求められるため料金を下げるのは容易ではありません。
水道料金は自治体ごとに金額が決められている公共料金ですので、住む地域を変えることで安くすることはできますが微々たるものです。
水道料金を節約するのは、効率がとても悪いのでおすすめできません。
自治体が管理しているので、料金に関する手続きはできません。
ガス料金の節約
月平均:2826円
ガス料金は、「プロパンガス」か「都市ガス」かによって、料金が変わってきます。
都市ガスが圧倒的に安いのですが、住む場所によって都市ガスを使えるかどうかが決まってしまいます。
都市ガスだけのために引っ越すのは現実的ではないので、プロパンガスの業者を見直すことで料金は節約できます。
●賃貸であれば、大家さんに許可をもらう必要がある
●ガス会社を調べて、料金を聞く
●切り替え手続きを行う
いろいろと確認すべき琴があるので、手続きは正直手間になります。
めんどうであれば、「こまめに節約する」ことが現実的かもしれません。ただこの場合は、節約できる金額もわずかになってしまいますが・・
電話(スマホ)料金の節約
月平均:8039円
電気・ガス・水道に比べると大幅に安くできるのが、スマホ代です。
格安SIMに切り替えることで、月々の使用量を半額以下にすることができます。
●安い業者を探す
●今のキャリア携帯(ドコモ・au・ソフトバンク)を解約する
●新しく回線契約を結ぶ
情報収集から書類上の手続きなど、とにかく手間がかかります。
準備が大変なだけでなく、格安スマホに切り替えることによるデメリットもあります。
●電波が悪い
●wifiが使えない場所も多い
●近くに店舗がなく、不具合に対応出来ない
デメリットと料金の安さを天秤にかけた上で、それでも格安スマホに切り替える価値があるならやるべきでしょう。
一番効率よく生活費を抑えるならコレ!
●手続きがラクなのは「電気」
●料金を大幅に落とせるのは「スマホ」
ただ、どの費用も「一長一短」があるため、なかなか悩ましいところではあります・・
光熱費・通信費以外にも、もっと「ラクに」かつ「かなり安くできる」ものがあります。
それは「生命保険」です。
すでに生命保険に加入されている方も多いと思います。最近加入した保険は問題ないですが、10年以上前に加入して毎月払い続けている保険がある方は、要注意です。
●必要以上に手厚い保障
●よくわからない特約
などがつけられて「割高な保険料」に入らされている可能性が高いのです。
毎月の保険料が10000円以上なら、保険の見直しをすることで「最低5000円以上」は安くできる可能性があります。
もちろん、医療や死亡保障など必要最低限の保障をつけた上で、保険料が安くできるのです。
保険料の見直しは、生命保険を契約したおばちゃんに相談してはいけません・・。なぜなら、「自社に都合のよい保険」を勧めてくるからです。
ファイナンシャルプランナーという「お金の専門家」に相談すれば、中立な立場で「保険の見直し」をしてくれて、無理のない保険料のものに切り替えてくれます。
相談するのは無料で、何度でも気軽に相談に乗ってもらえます。もちろん、相談しても「保険の加入は強制ではありません」。
今入っている保険の証書を見せて、安くしたい旨を伝えればいろいろな保険の中から、ベストなものを選んでくれます。
もし選んだプランが気に入れば、あとの細かい手続きは向こうですべてやってくれます。手間をかけずに、生活費が5000円以上浮くのなら、スマホを見直すよりもラクです。
ファイナンシャルプランナーの相談なら「保険の見直しラボ」というところがいいです。
●勤続年数が長い、ベテランの方がたくさんいる
●万が一、保険を強引に勧めてきたら担当をすぐ変えてくれる
という親身な会社だからです。
とりあえず相談は無料なので、一度話を聞くだけでもよいと思いますよ。