やりがいのある仕事に転職したい!けど何がしたいかわからない方へ

働いてみても、やりがいがない。でも「これがやりたい!」というのも”あいまい”になっている・・。

毎日の仕事が楽しくないし、充実感も感じない。「こんなはずじゃなかった」と思っている方も、多いのではないでしょうか。

今の職場を辞めて転職したいけど、次に何をすべきか?もハッキリしない・・という方へ。

「やりがいを感じる」かどうかは、会社の環境次第です。入る会社一つで、人生の「幸福度」は全然変わってきます。

私は3回転職してきて、「やりがいとは何?」というのをずっと考えてきました。

・「やりがい」って一体、何なんだろう?

・どうすれば、もっと充実した人生が送れるんだろう?

というテーマについて、お話していきたいと思います!

1.やりがいのある仕事って何?

「入社前はワクワクしていたのに、働いてみたらそうでもなかった・・」

中には希望をもって今の会社に入った方もいると思います。ただ、期待が大きいほど「理想と現実のギャップ」に驚いてしまうものかもしれません。

そもそも、「仕事のやりがい」って何でしょうか?

~仕事のやりがいは、2つのパターンがある~

●「仕事そのもの」が楽しい

●仕事をやっていくうえで、「やりがい」が生まれる

「仕事そのもの」が楽しい

たとえば、「機械いじりが楽しい」「プログラミングするのが生きがい」という人です。

普段行う仕事そのものが大好きで、携わっているだけで幸せという人がいます。

ただし、会社員として働く場合、なかなか「やっていることそのものが楽しい」というパターンは少ないものです。

仮に「この仕事やってみたい」と思っても、実際にやってみると自分の思い通りにはならないですし、やりがいを感じないことの方が多いもの。

仕事をやっていくうえで、「やりがい」が生まれる

会社勤めをする場合、ほとんどがこのパターンです。

「仕事そのもの」が楽しくはないけれど、「仕事を通してできる”達成感””お客さんの感謝”」に「やりがい」を感じるというもの。

扱っている商品が大好きでなくても、毎日の事務作業や営業訪問そのものは楽しいわけではなくても。

仕事から生まれる「やりがい」を感じることができれば、幸せな社会人生活を送ることができます。

2.実際にみんなは、何をやりがいに感じている?

「他のみんなは、やりがいを感じているのかな?」と気になるところかもしれません。

転職サービスの「エン転職」という所が行ったアンケートによりますと、およそ半数の方が「仕事にやりがいを感じていない」という結果になりました。

転職希望者約8,000人に「仕事のやりがいを感じていますか」と伺ったところ、48%の方がやりがいを感じていないと回答。やりがいを感じている方の39%を上回る結果となっています。

やりがいを感じている人が半数近くいる一方で、「やりがいを感じない人」も半数と真っ二つに分かれているのが現状なのです。

「みんな我慢して働いているから、自分も割り切って仕事をしよう」
「いや、やりがいを感じる社会人生活を送りたい」

どちらを考えるかは、あなたの自由なのです。

どんな場面で、やりがいを感じている?

では、やりがいを感じている人はどういう”やりがい”を感じているのでしょうか?こちらも、先ほど同じく「エン転職」という企業のアンケート結果によりますと、

~やりがいを感じる場面~

1位:お礼や感謝の言葉をもらったとき

2位:ひとつの仕事をやりとげたとき

3位:責任ある仕事を任されたとき

4位:目標を達成したとき

という結果になっています。

やりがいを感じている人の多くが、「やっている仕事そのもの」よりも「仕事を通じて得られるもの」にやりがいを感じている人が多いのです。

3.やりがいを感じるかどうかは、入った会社次第

明確に「この仕事がしたい!」というのがなければ、仕事を通じて得られる”やりがい”を求めることで、満足度の高い社会人生活を送れるようになります。

では、どうすれば「仕事を通じて満足」できるようになるのでしょうか?

「目の前の仕事を頑張るしかない?」と思うかもしれませんが、もっと大事なことがあります。

いくら目の前の仕事を頑張っても、「働きやすい職場環境」でなければ”やりがい”は感じません。

職場環境が、仕事の”やりがい”を決める

~やりがいを感じる職場環境は?~

●上司から仕事を任せてもらえる

●社内での協力体制ができている

●激務すぎず、社員に”心の余裕が”ある

こうした職場環境でなければ、”やりがい”が生まれてきません。

たとえば、

●お客さんから感謝される→社員に心の余裕があるから、気配りができる

●一つの仕事をやりとげる→上司が部下を信用し、仕事を任せてくれる

●目標を達成する→社内での協力体制が整い、仕事に専念できる(足を引っ張られない)

とつながってくるのです。

もちろん「自分のがんばり」も大事ですが、職場環境がよくないと「仕事を通じた喜び、達成感」という”やりがい”が起こりにくいのです。

もっと充実した、やりがいのある仕事がしたいのなら「職場選び」というのはとても重要なのです。

4.やりがいを求めて、転職すべき?

今の職場では、頑張っても達成感は起こりにくい。だから、すぐ転職すべき?

やりがいというのはモチベーションになりますし、人生も充実させるきっかけになります。ただ、「やりがいがすべて」ではありません。

・そこそこお給料がよい
・転勤がない職場なのでありがたい
・土日休めるし、休みをとりやすい

など、自分にとってのメリットが大きい職場であれば、とどまることも選択肢の一つです。

ただし。

今の会社にいるメリットもないし、やりがいを感じにくい環境であれば、積極的に転職活動をすべきです。

ここで私の友人の話を一つしたいと思います。

~31歳で人生を変えた、私の友人の話~

私の友人は転職がきっかけで、仕事に達成感や喜びを感じるようになりました。

はじめは機械の卸売りに就職していたのですが、「仕事量が多すぎるし、配送の人間は自分勝手だし、上司もただ数字のことしか言わない」といつも愚痴をいっていました。

自分のやっていることに意味を見出せなかった友人は、29歳の時に転職活動をし、大手のメーカーに就職が決まりました。

その会社は風通しもよく、仕事は厳しいけれども個人に仕事の権限を与えてくれる会社のようでした。

上司から信頼されて仕事を任されているという責任感、社内でも意思疎通ができて仕事がしやすいと言っていました。

転職して数か月後にあった友人は、今までとは見違えるように”生き生き”して顔色もよくなっていました。ああいう姿を見ると、”やりがいって大事なんだな”と思います。

5.転職するなら、転職支援サービスを使うべき3つの理由

やりがいのある仕事を目指して、転職活動をするのも一つの選択肢です。

もし転職を前向きに考えているのなら、「転職支援サービス」を活用しましょう。転職サイトやハローワークもいいですが、転職支援サービスのメリットが最も大きいからです。

転職支援サービスとは、条件にあう企業を直接紹介してくれるサービスです。

求人サイトとは違い、自分で企業を探して面接を申し込むのではなく、転職支援サービスの人が間に入って仲介・調整してくれるのです。

転職支援サービスを使うメリットは3つあります。

企業の「生の声」を入手できる

転職支援サービスを使うと、企業の「実際の社内の雰囲気」「問題点」についての”生の声”を聴くことができます。

転職支援サービスの担当者は、企業と採用の打ち合わせで何回も企業にいき、人事担当の人と話をしているからです。

●なぜ今、求人を募集しているのか(定着率が悪いから?)

●実際の職場の雰囲気、会社の風通しのよさ

●人事担当者から聞いた、自社の課題

などの「求人票ではわからないこと」を、転職支援サービスの担当者から聞くことができます。

転職支援サービスの担当者の話から、「働きやすい職場環境かどうか」を判断する情報をたっぷり聞けるのです。

世間一般には出ていない「よい求人」がある

転職支援サービスを利用すると、「世間一般の人には公開されていない求人」を知ることができます。

転職サイトでも求人情報はありますが、「誰でも見れる求人」の場合は、「当たり障りのない求人」であることが多いのです。

会社にとって重要なポジションの仕事を募集する際には、転職支援サービス経由で「限られた人にのみ」募集を行う傾向があります。

なぜかというと、競合他社や得意先に「自社の情報が漏れるリスクがある」ので、重要な仕事ほど転職サイトには載りにくいからです。

求人を一般公開すると、仕事内容や求めるスキルなど、その会社がどのような事業を行おうとしているのか・どんな人材を使って仕事をしているのか、が漏れてしまいます。

大事な仕事ほど、一般公募せずに転職エージェント経由で「非公開」で募集をするものなのです。

働きながら転職活動ができる

転職活動をする際には、働きながらすることを強くおすすめします。

会社を辞めてから転職活動する方が時間の余裕はありますが、「無職」というプレッシャーは日に日に強くなりますし、企業側の印象が悪くなってしまいます。

会社をやめて活動している期間が長引くほど「計画性がない」と判断されるからです。

転職支援サービスを使えば、「企業との面接時間の調整」をしてくれるので「平日の夜、仕事終わり」に面接ができます。

会社を休まなくても転職活動を進められるのです。

転職支援サービスは、どこがいい?

転職支援サービス(転職エージェントとも言います)はいくつかありますが、大手の転職支援サービスを活用しましょう。

規模が大きい方が、扱う求人案件が豊富だからです。大手はもちろん、中小企業の求人も広くカバーしています。

1.国内最大手の一つ!丁寧なサポートが魅力の「DODA」


DODA(デューダ)

全国に拠点をもつ大手の転職エージェントです。私はここで総務の仕事を紹介してもらい、内定を出しました。

担当の方が親身になってくれるので、転職中の不安や今後のプランにも相談に乗っていただきてとてもよかったです。

[DODAの特徴]

●担当者による親身なサポートがウリ
●業界最大手の一つ、業界最大級の求人数
●中小企業から大企業まで幅広い案件
●求人の80~90%は非公開求人

2.国内最大手!豊富な案件が魅力の「リクルートエージェント」


リクルートエージェント

国内では一番大きい転職エージェントになります。おなじみのリクルートが運営しています。

豊富な求人案件をもっているので、とりあえずここに登録しておけば間違いないでしょう。

私もDODAとリクルートエージェントの2つに登録しました。担当の方は、どちらかというとドライな感じの方が多い気がします。

[リクルートエージェントの特徴]

●業界最大手のエージェント
●中小企業から大企業まで幅広い案件
●非公開求人が10万件以上と圧倒的
●年収アップ交渉もしてくれる

3.第二新卒・20代の方向け「マイナビエージェント」


マイナビエージェント

DODAやリクルートエージェントに比べると規模は小さいですが、それでも全国に拠点はあります。

入社歴が浅い人のサポートに特化した、転職エージェントです。希望次第では手厚いサポートを受けられると評判ですので、転職への不安が大きい若手の方に向いています。

[マイナビエージェントの特徴]

●20代前半~中盤の若手に特化したサポート
●業界大手の、転職エージェント
●面接対策や書類の添削もしてくれる

「マイナビエージェント」に登録してみる(準備中)