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忙しすぎる会社で働くのは不幸です。嫌気がさしたら積極的に転職活動をするのも一つです。
社会人になって働き始めると、想像以上にバタバタする日々に、心休まる暇がない人も多いかもしれません。
「もっと人増やしてよ」「なんでこんなことまで、対応しなきゃいけないの?」
会社に対する不満なんて、数えればキリがないもの。私は3回転職していますが、忙しすぎて精神安定剤を飲んだり、ストレスで逆流性食道炎にかかったりしました。
どこの会社に入っても、忙しいからあきらめるべきかな?
もっと条件にいい会社に入らないと、人生が仕事で終わってしまう!!
いろいろな思いが渦巻いているかもしれません。
「仕事が忙しすぎる」とき、転職すべきなのか?我慢すべきなのか?私が経験してきたことをもとに、お話したいと思います!
1.忙しいのは、どこの会社も一緒?
忙しいか、忙しくないかなんて、会社によって”ピンからキリ”です。
私は男性で、営業や事務の仕事を経験してきました。これまで4つの職場を渡り歩いてきましたが、
●毎日17時30までに帰れる職場(建設業)
●毎日”早くて23時”にしか帰れない職場(IT関連)
など、両極端な職場を経験してきました。
結局、早く帰れるかどうかは「入った会社で決まる」というのは間違いありません。
よほどやりたいことがある職場か、給料がとてもいい会社以外なら、「早く帰れる職場」でプライベートを充実させたいものです。やってられません・・
2.忙しくて嫌になった時の対処法5つ
実際に「忙しくてどうしようもない」場合でも、流れに任せるがまま仕事をするのではなくて「ある程度は工夫」することで、感じる負担は軽くなります。
忙しさで「考えるのが嫌」になってくるのはわかりますが、今できることを見直すだけでも違ってくるはずです。
●人に任せる、お願いする
●「明日でいいや」と割り切る
●上司に相談してみる
●気分で仕事をしない
●いい意味で”開き直る”
それぞれについて、具体的に診ていきましょう!
人に任せる、お願いする
忙しくなる理由の一つに「自分で多くの仕事を、抱え込みすぎている」可能性があります。
・自分でなくても、できる仕事はありませんか?
・教えるのが面倒だから、つい自分でやっていませんか?
あなたより下の立場の人だったり、サポートする役割の人がいればお願いすることも一つなのです。
「これ以上仕事を頼んだら悪いかな」という遠慮も必要かもしれませんが、一度任せてみることで自分が楽になるかもしれないのです。「自分を守る」ために、動きましょう。
「明日でいいや」と割り切る
締め切り・納期のある仕事であれば、今日片付けなくてはいけません。
しかし、期限が決まっていない仕事であれば、一旦保留にして家に帰ってしまいましょう。
「明日が大変になる」「区切りのいいところまでやっておきたい」という気持ちもわかりますが、その『仕事が残っている気持ち悪さ』に慣れてしまうことも必要です。
毎日毎日自分を追い込むのは、精神衛生上もよくありません。おそらく生真面目な方が多いと思いますので、そこは「何とかなるさ」という開き直りで。
上司に相談してみる
どうしても一人で抱えきれなくなって、気持ちがふさぎこんでしまうようなら上司に相談してみるのも一つです。
私も事務の仕事をしていたときに、21時22時になっても終わらず、でも他の部署の人はさっさと帰る日々が続いていました。
恐る恐る上司に相談してみましたが、他の部署でもこなせる業務の一部はやってもらえることになり、助かった記憶があります。
もちろん状況にもよりますが、「やれるだけやってみて、ダメ」であれば上司も見ていますので相談する価値は大いにあります。
普段いい加減に仕事をしていたら、ダメかもしれませんけどね。
気分で仕事をしない
やることが多すぎると、朝からテンションが落ちてしまうもの。
つい「楽な仕事」をダラダラやって、お昼前くらいからエンジンがかかってすぐお昼ご飯・・というのが以前の私のクセでした。
どっちにせよ、やらなければならない仕事もいつかはやらないといけないのです。
得意先に断りの電話を入れる、上司にトラブルを報告するなど気の乗らない仕事は、「嫌だ」と考える前に立ち上がったり、受話器を強制的にとってしまうのです。
「体を先に動かして、やらざるを得ない状況に強制的にもっていく」のを午前中のノルマにしてみてはいかがでしょうか?
いい意味で”開き直る”
忙しすぎる状況が続くのなら、半分開き直りましょう。自分の体は一つで、一日の時間は24時間。自分で「ここまではできるけど、あとは何を言われようが無理」と割り切ってしまうのです。
・手に負えない、細かい仕事は放置する。
・やるべきことはやる、後の仕事は手を抜く。
上司やお客さんに怒られるかもしれませんが、多少怒られても「あ、すいません~」とバカになりましょう。それくらいの軽い感じで受け流すくらいの『図太さ』を身に着けたいものです。
あなたも私も、きっと手を抜けずにしっかり仕事をするタイプだと思うんです。会社の中にいる、要領よくて適当な人の処世術を、少しは身につけるとストレスは随分と違ってくるはずです。
3.嫌気がさした時、転職すべき?
忙しくて、これから先も仕事だけの人生になりそうだ・・
今の会社で働いても、希望も何もあったもんじゃない。
会社に嫌気がさしているのであれば、転職を視野に入れるのも一つかなと思います。
ただし・・
「働きながら転職活動をして、いい職場が見つからなければ諦めて働く」ことを強くおすすめします!!
間違っても”勢いで退職”を決めてしまうのはやめてくださいね。私みたいな失敗はしてほしくないのです。
私は以前1度だけ「次が決まらないのに退職」しましたが、無職の期間を作ると精神的に追い詰められますし、面接した企業の印象もよくありません。
「どこか条件のいい会社はないかな」と探しながら、良いところがあれば面接を受けていくというのが賢い進め方です。
「売り手市場」というニュースを見たことがあるかもしれませんが、あくまで一部の”人気のない業種だけ”ですからね!
でも、次の会社がまた激務だったら最悪じゃない?
転職したくても、今一つ踏み切れない人はこのあたりがネックではないでしょうか?
仮に今の職場を辞めて、新しい職場に転職できたとしても「同じように忙しすぎる」ところでは意味がありませんよね?
仕事がリセットされて、多少は新鮮な気持ちになれるかもしれませんが・・
どうやったら、「忙しくない会社」に転職できるのでしょうか?
4.”忙しすぎる会社”を避けるポイントは3つ
どういう所をみれば「受けたい企業が、忙しいか忙しくない」のでしょうか?
「営業・事務・総務」の仕事をしてきた私の体験をベースに、”見極め方”をお話しします!
もちろん100%を保証するものではありませんが、「比較的”暇な会社”」の傾向は次の通りです。
●華やかな業界より、「地味な業界」
●業態は「小売り・卸売」よりも「メーカー」を
●社長がワンマン、見栄っ張りでない
※あくまで一般的な傾向です。
華やかな業界より、「地味な業界」
誰もが知っているような知名度のある会社や業界よりも、「会社の名前を聞いただけでは、何をしているかわからない」ような”地味な会社”をおすすめします。
たとえば、靴のゴムひもを作っているようなメーカーなど(あくまで例えです)
ITや通信などの華やかな産業よりも、新規参入がほぼ見込みにくい「地味な業界」の方がよいのです。
なぜなら競争が激しくないので、やることが極端に増えたり仕事のやり方が常に新しくなるわけではないからです。
・競争が激しいということは、利益を削って商売せざるを得ない
・競争に勝つためにサービスを充実させたり、売り上げノルマが厳しい傾向
・営業は大変、内勤は対応すべきことが多く疲弊しやすい。常に新しい知識を吸収する
もちろん、地味な業種でも「どんどん衰退する」ようなものでは入って倒産になってしまいます。
昔も今も堅実で、変わらぬ需要がある会社ですと、極端に忙しいという可能性は低いのです。
業態は「卸売」よりも「メーカー」を
内勤でも営業でも、メーカーの方が「対応すべきお客さんの数、事務処理の量」は少ない傾向にあります。
なぜなら、卸売業は「商品を仲介するので、利益が少ない」ので、その分たくさんの取引先、取扱品目でカバーしなければならないからです。
純粋に処理しなければならない、対応しなければならないことが多いのは「卸売業」です。
もちろん、卸売りでも豊富に人材を採用していれば問題ないですが、そこまで余裕のある企業は少数でしょう。
ちなみに小売業は、卸売業が窓口になってくれるので対応すべきことは少ないのです。
ただ、そもそも時間的拘束が長いのが小売業なので、メーカーで働く方が時間的余裕は出やすいのです。
社長がワンマンでない
その会社が忙しくなるかどうかは、経営者(社長)にも大きく左右されます。
「なぜ?」と思うかもしれませんが、経営者がワンマンだと「余計な仕事が、どんどん増える」傾向にあるからです。
特に「社員に任せずに、どんな細かい仕事でも自分でチェックしないと気が済まない」という社長にあたると最悪です。
・仕事をしても、いちいち決済がいて仕事が回らない
・進んでいた仕事が途中でひっくり返されて、やり直しになる
なんてことは、日常茶飯事でした。
また「見栄を張る」「外面が異常にいい」社長にも注意が必要です。
余計な設備投資をして会社のお金を使ったり、過剰なサービスを社内に求めて手間が増えてしまいます。
いい意味で「置物みたいな」社長さんが理想なのです。外部の人から「すごい社長さんだ」と言われる人ほど、中で働いている社員にとっては「最悪」のケースが多いです。(経験者は語る)
ここまでのまとめ
~”忙しすぎる会社”を避けるポイントは3つ~
●華やかな業界より、「地味な業界」
●業態は「小売り・卸売」よりも「メーカー」を
●社長がワンマン、見栄っ張りでない
転職サイトやハローワークなどで求人を探すときには、これらのポイントを押さえて企業を決めることをオススメします。
時間があいた時でも、リクナビNEXTなどの転職サイトに登録して、チェックしましょう。
社員の「生の声」を聞くのが、一番確実
「忙しい会社で働くのを、なんとか避けたい」のであれば、受けたい企業の「実際のところ」を社員から聞くのが一番です。
「それができたら、誰も苦労しない・・」と思うかもしれません。
ですが。
転職支援サービスを使うと「求人票だけではわからない、生の企業情報」を知ることができます。
・どうして、欠員補充しているのか?(忙しすぎて、何人も辞めてない?)
・社内の雰囲気はどうか?忙しそうにしているのか?
・社長はワンマンなのか?
こうした企業の生の情報を、転職支援サービスの担当者から聞くことができるのです。
普通に面接を受けても、こんなデリケートな話は聞けません。転職支援サービスを利用しているからこそ、聞けるのです。
「忙しすぎる会社」を避けて転職するには、「転職支援サービス」を使って転職活動することをオススメします。
転職支援サービスって何?
転職支援サービスとは、わたしたちと企業の間に入り「お互いの希望条件が合えば、紹介」してもらえる所です。
どうして、「企業のここだけの話」を聞くことができるのでしょう?
なぜなら、転職支援サービスの担当の人は何度もその企業にいき、人事担当者や社長と「採用の打ち合わせ」をしているからです。
担当の人が直接感じたこともありますし、人事担当者がポロッと言ってきた「会社の問題点」などもあります。
転職サイトやハローワークで応募するだけではわからない「生の情報」を入手できます。
転職支援サービスは、面接の時間調整もやってくれるので「働きながら転職活動しやすい」というメリットもあります。
利用するのは無料ですので、私たちにとってはメリットしかないのです。賢く利用して、理想の職場を勝ち取りましょう。
転職支援サービス(転職エージェントとも言います)は、国内最大手が2社あります。
リクルートが運営する、「リクルートエージェント」と、「DODA(デューダ)」です。
どちらも全国展開しており、取引している企業の数が多いため、豊富な求人を持っています。
私はどちらも登録して利用しましたが、個人的におすすめしたいのは「DODA(デューダ)」というところです。
リクルートエージェントは担当の方が合理的で機械的な感じでしたが、DODAは担当の方がすごく親身になってくれるからです。
(ここのS川さんには、めちゃくちゃお世話になりました・・)
もちろん、両方登録しても問題ないのですが、一つだけ登録しておくなら「DODA」をオススメします。
自分にどのくらいの’価値’があるのか、知りたくありませんか?あなたのこれまでの経歴や資格から、「あなたの適正年収」がわかる「ミイダス」というサービスを知っていますか?
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(※ミイダスは転職サイトDODA(デューダ)を運営する会社が行っているサービスです)