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中小企業から大企業へ、転職するチャンスは大いにあります。
私は30代の会社員です。大企業も中小企業も経験してきて、それぞれの違いや良さは、嫌と言うほどわかっています。
「そもそも、中小企業のキャリアで、大企業は相手にしてくれるの?」
「大企業なんて、新卒しか募集してないんじゃない?」
など、大企業を目指したくても無理なのでは?と半信半疑の方もいると思います。
しかし、“中小企業”でも大企業に転職するチャンスはあります。むしろ、今の時代だからチャンスは広がっています。
一昔前なら、大企業は新卒のみ。中途採用は”ほとんど受け付けない”というのが一般的でした。
ただ、時代は変わっています。もちろん、簡単に入れるほど甘くはないですが、挑戦する価値はあるので「諦めるのはもったいない」です。
1.中小企業から大企業へのチャンスが広がった3つの理由
●大企業優遇の時代なので、人員拡大にも力を入れている
●人口減少で「中途」に頼らざるを得ない
●中途採用市場は、中小企業出身者がほとんど
大企業優遇の時代なので、人員拡大にも力を入れている
自民党の安部政権が長期政権になっていますが、アベノミクスは「大企業にとって有利」な政策だからです。
実際に大手企業のボーナス、基本給とも上昇を続けていますが、中小は改善の兆しすら見えてきません。
大企業の業績が安定し伸びているため、人員拡大に力を入れる大企業が増えているからです。
~参考:どうして大企業に有利?~
アベノミクスは円安主導の政策のため、輸出比率の割合が高い「大企業」は収益が出やすいのです。
反対に、中小企業は内需が中心のため、円安で原料代が高くなり経営が苦しくなります。
人口減少で「中途」に頼らざるを得ない
人員拡大となると、新卒入社を増やしたいところですが、そう簡単にはいきません。
定年退職する人の割合が年々増えているからです。超高齢化社会ですから、仕方のないことです。
新卒ばかりを入れてしまうと、会社の年齢構成がバラバラになり、組織として機能しなくなります。
新卒も入れつつ、中途で経験のある中堅社員を入れてバランスをとる必要があるのです。
中途採用市場は、中小企業出身者がほとんど
中途の採用にも力を入れざるを得ないのが、今の大企業の採用事情なのです。
「だったら、大企業出身の人を、中途でとるのでは・・」と思うかもしれませんが、中小出身でも不利にはなりません。
●大企業で働いている人は、圧倒的少数
●そもそも、大企業を辞めて転職する人も少数
という事情があります。
日本の事業所の99.7%は中小企業です。つまり、圧倒的に大企業で働く人が少ないので、中途市場にいる人の数も少ないのはイメージできるかと思います。
さらに、大企業はもともと待遇がよいので、キャリアアップを目指して「大企業を渡り歩く人は圧倒的に少数」なのです。
中小出身が不利になることはなく、「中途市場が拡大」していることは中小出身者にはむしろチャンスなのです。
今転職をする気がなくても、転職活動はやっておくべき理由 >>
2.大企業で働くメリット・デメリット
今の時代はたしかに、中小から大企業に行くチャンスは増えました。
ただ、本当に大企業で働くことがよいことなのでしょうか?中小企業も大企業も経験してきた私が、メリット・デメリットをお話します。
大企業で働くメリット
~大企業で働くメリット~
●待遇が良い
●休みをとりやすい
●人間関係が結束しやすい
●世間体が良い(親は喜び・異性ウケがいい)
(管理人が働いていた大企業:出版・印刷関連の会社)
■ 待遇が良い
私の場合は「営業」で大企業と中小企業を経験しましたが、年収ベースで150万円の違いがありました。
・残業代が、最低限もらえる
・通勤手当、燃料手当などの手当の額が大きい
・賞与の計算基準が、大企業は「基本給+手当」の○ヶ月分だった
など、”大企業だからこそ高く”もらえていました。基本給はさほど差はありませんでしたが、色々もらえるものが違っていたわけです。
月に換算すると、12万くらいの違いがあるというのは大きいです・・。
中小企業ですと、年収800万は役員クラス。大企業で800万は、課長クラスでもらえます。
もちろん業種や企業により差はありますが、体感としてそのくらいの給料の差があることは覚えておいた方がよいかもしれません。
■ 休みを比較的とりやすい
大企業の多くは「土日休み」+「リフレッシュ休暇の消化」があります。
大企業は「労働組合」がある会社が大半ですので、労働環境に対して会社側に主張できる存在があるのはやはり大きいです。
仕事の大変さは中小も大手も会社によりマチマチですが、休みに関してはしっかり取ることを義務づけているケースが多いのです。
もちろん100%土日休めるという保障はありませんが、中小企業のように「休日出勤」を当たり前の様にさせることはありません。
特にリフレッシュ休暇のように、「1年に1週間、閑散期のタイミングで強制的に休ませる」制度というのは従業員にとってはありがたい制度です。
■ 人間関係が結束しやすい
このあたりは少し個人的な意見が入りますが、大企業の方が”人間関係は良好になりやすい”です。
・似たような仕事を複数人で仕事をするので、苦労を分かち合える
・大人数で仕事をするので、職場の雰囲気が閉鎖的にならない
中小ですと「少人数で、少数精鋭」で仕事をすることが多く、それぞれが独立して頑張ることになります。
大企業の場合は「妙な連帯感、結束感」が生まれやすいのです。チームに近い感覚で、お互い励まし合うような雰囲気があります。
中小のように、特定のくせ者やワンマン社長で、社内の空気がピリピリすることもありません。人が多くバタバタしていて、「一つの空気に支配されない」というメリットがあります。
■ 世間体が良い(親は喜び・異性ウケがいい)
大企業の中でも、一般の人でも聞いたことのある名前の会社であれば、世間体はよいです。
同じ大企業でも、素材メーカーなど一般消費者にはなじみがない会社ですと、その恩恵は受けにくいかもしれませんが・・
まず喜ぶのは両親です。
「おたくの息子さん、どこで働いているの?」「○○ですよ」「あら~いいところに勤めているのね」
このやりとりが、父と母からすると誇らしい気持ちになるのです。親孝行しているといってもいいでしょう。
男性の方であれば、『女性受けはいい』のは間違いありません。
合コンや婚活パーティーでは、間違いなく一部の女性に食いつかれます。もちろん自分から企業名を言うといやらしいので、出すタイミングは慎重に。
まあ、「安定した生活」目当てで寄ってくる女性が、いいかどうかは判断が分かれますが・・
(あとは一定の割合で「社内にかわいい女性がいる」というのは大企業あるあるです 笑)
大企業で働くデメリット
~大企業で働くデメリット~
●仕事の忙しさは大企業も一緒
●一生安泰とは限らない
●意思決定が遅い、無駄な書類が多い
■ 仕事の忙しさは大企業も一緒
大企業は労働組合に守られていますが、仕事の大変さは大企業も中小企業も関係ありません。
企業規模の大きさというよりも、「忙しいかどうかは、入った会社」次第です。
「楽したいから大企業」という発想は、通用しません。
「仕事の忙しさはどこも変わらないのであれば、待遇がいい大企業の方がマシ」という考え方も一理あると思います。
■ 一生安泰とは限らない
大企業=生活が安定 という時代ではありません。
今の局面は、企業が内部留保を溜め込んでいる(余計な出費をせずに、会社の蓄えだけ増やす)ため倒産はしにくい状態です。
『倒産』の可能性で考えると、大企業の方が可能性は低いでしょう。
ただし、大企業の場合は「合併や事業縮小などにより、大量解雇・早期退職」というリスクが常にあります。
大企業の方がつぶれにくいですが、リストラにあう可能性は中小よりも高いのです。
「安定」で考えると、実は中小も大企業もどちらも保障されてはいないのです。安定を求めて大企業という発想は成り立たないのです。
■ 意思決定が遅い、無駄な書類が多い
営業などお客さん相手の職種につくと、社内決定の遅さでストレスがたまるかもしれません。
中小企業のように新しくすすめたい仕事があっても柔軟に動けず、常に「決済、決済」と融通がききません。
ルールが多く、融通が利かないのが大企業
あとは「ひたすら無駄な書類が多い」というのも大企業ならではです。
・上司に報告する資料
・現状をまとめた資料
・社内規定にのっとった資料
無駄な会議が多いのは中小も変わりませんが、規則やルールの縛りが大きい大企業は、何かと手順にのっとった手続きが多く「資料作成のために仕事している」ような感覚になります。
メリットもデメリットもありますが、トータルで考えると大企業の方が魅力は多いと言えるでしょう。
3.どうやって大企業の求人を探す?
「大企業に転職したい。どうやって転職活動すればいい?」とお考えの方へ。
●ハローワーク
●転職サイト
●転職支援サービス
の3つがありますが、どこで探せば良いのでしょうか?
大企業での転職を決めたいのであれば、「転職支援サービス」を使うことを強くオススメします。
転職支援サービスとは「わたしたちと企業の間に入って、仲介」をするサービスです。登録することで、転職支援サービスから大企業の求人を紹介してもらえます。
~なぜ、転職支援サービスを使うの?~
『大企業が中途を募集する場合、転職支援サービスを使って募集することがほとんど』だからです。
もちろん転職サイトでも「大企業の求人」はたまに見かけますが、”ほんの一部”なのです。(大企業の子会社などは、よく見かけますが・・)
大企業が出す求人は、なかなか表に出てきません。
大企業の求人が、転職サイトには出てこない理由
●大量の応募者が来るので、処理が大変
●人員募集していることを、オープンにしたくない
という理由があります。
■ 大量の応募者が来るので、処理が大変
仮に、知名度がある大企業が転職サイトで求人を公開したとします。
応募者が何百というレベルで来るので、人事担当者が処理しきれないという現実があります。
当然、書類選考や面接でふるい落としていくのですが、その手間はかなりのものになります。
転職支援サービスにお願いすれば、「ある程度絞り込んだ人材」を紹介してくれるので、企業としても「無駄がない」のです。
人事担当者は、自分のところの従業員の教育や管理にも頭を悩ませているのです。中途採用にかかる負担を、転職支援サービスが肩代わりしてもらえるメリットがあります。
■ 人員募集していることを、オープンにしたくない
大きい会社ほど、自社の情報に対する扱いは慎重になります。
転職サイトに募集となると、すべての人にオープンになってしまうので、「採用活動をしている」ということを同業や取引先に知られるリスクがあるのです。
ましてや、大企業にとって重要なポジションの募集であればあるほど、情報の扱いには慎重にならざるを得ないわけです。
「非公開」のまま採用活動ができる転職支援サービスにお願いすれば、情報が漏れずに済みます。
転職支援サービスの人に、「こういう人材が欲しい」と伝えておけば、あとはマッチする人を紹介してもらうだけです。
わたしたちが転職支援サービスを使うのは『無料』です。
面接日程も、転職支援サービスが調整してくれるので「会社を休まずに転職活動」できます。
転職支援サービス(転職エージェントとも言います)はいくつかありますが、大手の転職支援サービスを活用しましょう。
規模が大きい方が、扱う求人案件が豊富なため、希望に合うところが見つかりやすいからです。大手はもちろん、中小企業も広くカバーしています。
登録は無料ですが、まずは1件だけ登録をしてしっかりサポートを受けることをおすすめします。国内大手で、信頼できる転職エージェントを3つ紹介します。
1.国内最大手の一つ!丁寧なサポートが魅力の「DODA」
全国に拠点をもつ大手の転職エージェントです。私はここで総務の仕事を紹介してもらい、内定を出しました。
担当の方が親身になってくれるので、転職中の不安や今後のプランにも相談に乗っていただきてとてもよかったです。
[DODAの特徴]
●担当者による親身なサポートがウリ
●業界最大手の一つ、業界最大級の求人数
●中小企業から大企業まで幅広い案件
●求人の80~90%は非公開求人
2.国内最大手!豊富な案件が魅力の「リクルートエージェント」
国内では一番大きい転職エージェントになります。おなじみのリクルートが運営しています。
豊富な求人案件をもっているので、とりあえずここに登録しておけば間違いないでしょう。
私もDODAとリクルートエージェントの2つに登録しました。担当の方は、どちらかというとドライな感じの方が多い気がします。
[リクルートエージェントの特徴]
●業界最大手のエージェント
●中小企業から大企業まで幅広い案件
●非公開求人が10万件以上と圧倒的
●年収アップ交渉もしてくれる
中小出身だからといって大手企業に門前払いされることはありません。むしろ大企業が積極的に、人材を求めている今がチャンスです。
世の中のほとんどの人が、今の環境から一歩踏み出すことができません、人間は本能的に今の環境を変えることに抵抗を持つ生き物だからです。
ですが、、
いつかは大企業・・と思っているだけでは何も変わりません。
「転職活動=必ず次の会社に行く」とは限りません。そもそもいい求人に巡り合えるかどうかのタイミングもありますし、受かった後で今の会社と改めて「どちらがいいか」を比べて決めることもできます。
まず一歩踏み出さないと、あとあとになって「後悔」が残るかもしれません。
転職支援サービスは企業からお金をもらうので「私たちは無料」ですし、紹介を受けても希望に合わなければその会社を受ける必要はありませんので。
わたしたちにとって有利なサービスですので、賢く利用したいですね。
「いずれ転職したいな・・」と思うのなら、今から求人情報はこまめに見ていくべきです。
「どこでもいい」ならいつでも転職はできますが、「条件が良い所の求人は、簡単には出てこない」からです。
「よい求人」は、あなた都合では動いてはくれません。
「気持ちが固まってから」転職活動するものだと思いがちですが、「あなたのタイミング」で求人を捜してもほとんどの場合うまくいきません。
よくある失敗パターンとして、
・「今すぐ辞めたい」と思うほど、精神的に追い詰められる
↓
・あせって求人を探し、妥協して条件の悪いところに決めてしまう
or
・気持ちに余裕がないので、条件がよい求人が見つかる前に諦めてしまう
ということが考えられます。
「良い求人」ほど簡単には出てきません。自分のタイミングで「良い求人」がポッと出てくるほど甘くはないのです。
「いずれ転職したい」という気持ちが少しでもあるのなら、仕事が終わった後に「転職サイト」で最新の求人はチェックしておきましょう。
転職サイトで有名な「リクナビNEXT」などに登録して、求人情報を検索すればいいだけです。
転職サイトは何社も登録する必要はなく、空き時間に確認すれば負担にはならないでしょう。
求人はすぐ締め切ることはないので、1日おきか2日おきにスマホでちょろっと見るだけでいいと思います。
「転職する決心が固まってから」転職活動すると、たいていうまくいきませんよ。難しいことは何もないので、失敗しないためにも求人情報のチェックを。