夫婦でできる商売がしたい|フランチャイズでお店をもつのはどう?

サラリーマンをしていると、夫婦の時間がもてない。もっと夫婦で過ごせる時間を増やしたい。

会社勤めをしていると、職場によっては23時24時が当たり前・・というところも珍しくありません。

残業はあたりまえ、休日出勤もたびたびある。でも残業代は一定額しかでない・・

「給料はそこそこでいいから、もっと家族との時間をもちたい」と思っていませんか?

特にお子さんが小さいなら、子供の寝顔しか見れない人生というのはやるせないかもしれません・・。もっと遊んでやりたいし、成長をこの目でしっかりと味わいたい。

簡単に転職しても、もっと悪い条件の会社になるかもしれません。

選択肢の一つとして、お店を始めてみるというのも一つです。

1.夫婦でお店を持つことのメリット・デメリット

メリット

・いつも夫婦でいれ、お互いの時間が増える

・お店によっては、お客さんがいない時間に子供の様子が見れる

・定休日は、確実に子供との時間を過ごせる

いつも夫婦でいれ、お互いの時間が増える

ともに将来を一緒に生きてこうと誓った二人。でも現実は「会社の人と一緒にいる時間の方が、家族よりはるかに長い」という現実。

もちろん生活するために、我慢しなければならないこと。でも、10年20年後と振り返った時に「これでよかったのか?」と思うかもしれません。

時間の短さが、すれ違いや誤解を積み重ねて離婚・・なんて、芸能人カップルでよく言われる離婚原因になるのは避けたいものです・・。

お店によっては、お客さんがいない時間に子供の様子が見れる

自営業のいいところは、「時間の融通が利きやすい」というところ。

もちろん営業時間中でお客さんがいる時間はお店に張り付きになりますが、それ以外の時間で「ちょっと用事を足す」ということができます。

専業主婦の奥さんだったら、時間を作れますが会社員だと常に拘束されて家族の急な用事に対応できません。

定休日は、確実に子供との時間を過ごせる

24時間365日のコンビニで働く以外は、週に1度は定休日をもうけるはずです。

会社のように「休日出勤」や「終わらない仕事を家に持ち帰る」ということはありません。

もちろん、お店の売り上げを分析したり改善したりと、考えることはあるかもしれませんが・・。

基本的には、子供と一緒に出掛けたり、奥さんとデートをする時間というのを作れるメリットがあります。

デメリット

もちろん、独立して商売をするのは簡単なことではありません。当然デメリットもあります。

・客商売のため、お客さんが入らないと生活できない

・経験がないと、お店を開くことができない

・夫婦でいる時間が長すぎるリスク

客商売のため、お客さんが入らないと生活できない

会社員ですと、会社の経営者からお給料をもらえます。歩合制のある会社は置いておいて、基本的に業績が悪かろうが良かろうがお給料はもらえるのです。

言葉は悪いですが、さぼっていてもお給料はもらえます。拘束時間の長さ、理不尽さはもちろんありますが会社員には「安定」があるのです。

倒産のリスクはありますが、自動車事故が起こる確率よりはるかに低いのも事実です。

経験がないと、お店を開くことができない

飲食店の場合は特に、調理師免許がないとお話になりません。また、免許だけではだめでお客さんに来てもらうために勉強すべきことはたくさんあります。

メニュー開発、立地検討、銀行への借り入れ、商材の仕入れ・・やることはたくさんあります。

知り合いに独立した友人かコンサルの方がいれば別ですが、一から勉強しようとすると大変です。

1年間はサラリーマンを辞めて、勉強にあてる覚悟が必要かもしれません。その間の、蓄えはあるのでしょうか・・?

夫婦でいる時間が長すぎるリスク

奥さんもしくは旦那さんと、少しでも一緒の時間を共有したい。

はじめは良くても、長い時間を一緒に過ごすと見えない欠点だったり、衝突が起きる可能性もあります。

仮にお店の経営がうまくいっていないほど、その傾向は強くなります。

今のままだと「結婚している意味がない」くらい離れてますし、独立しても「一緒にいすぎて辛い」というリスクもあります。・・果たしてあなたは、どちらをとりますか?

2.未経験でもお店を持つことはできる?

いくつかデメリットをお話しましたが、一番ネックになりそうなのは「経験がない」というところではないでしょうか。

「ずっとサラリーマン一筋だし、調理経験もお店の運営経験もない・・」これでは喫茶店をしたい、居酒屋をしたい・・と言っても、机上の空論で終わってしまいます。

方法の一つとして「フランチャイズ」を選択するというのも一つです。

フランチャイズとは?

たとえば居酒屋なら「白木屋」だったり、喫茶店だったら「ドトールコーヒー」のように、知名度があるお店のチェーン店として独立するのが「フランチャイズ」です。

店舗の運営ノウハウはそろっているので、本部からの指示を受けながら開業をすることができます。

フランチャイズ本部で働くわけではないので、転勤したりすることはありません。

3.フランチャイズのメリット・デメリット

メリット

・集客がある程度、安定している

・ノウハウがなくても、開業できる

・資金繰りの相談に応じてくれる場合も

集客がある程度、安定している

仮に一からお店を作るとすれば、当然知名度はありませんので、色々と広告を出したりと集客が大変です。

全国的に知名度があるフランチャイズと契約できれば、集客はさほど苦労しなくてもお客さんが入ってきます。

初めの段階では、特に新規を来店させるのは難しいので、そうした苦労がありません。

ノウハウがなくても、開業できる

未経験でも、店舗運営のノウハウを本部がもっていますので、本部任せである程度段取りをしてくれます。

場合によっては、そのフランチャイズ本部が直接運営している店舗で、調理指導など経験を積ませてもらえます。

未経験でも受け入れ率が高いのが、フランチャイズの魅力かもしれません。

資金繰りの相談に応じてくれる場合も

店舗の初期費用(建物や内装)などは、こちら側がお金を用意しなければなりません。

貯金がとぼしく、銀行からの融資も受けにくい場合は、FC(フランチャイズ)本部にて建て替えしてもらえるケースもあります。

特に未経験から新規で事業を興す場合は、よほどの事業計画がない限りは金融機関からの融資は受けられません。

デメリット

・店舗運営に自由が利きにくい

・売上の一部を、ロイヤリティ(加盟金)としてとられる

店舗運営に自由が利きにくい

知識や経験がなくても、本部主導で開業や運営ができる一方で、チェーン店のマニュアルに従わなければならないという大変さもあります。

当然、加盟店ですので、味や店舗のクオリティを保つためにマニュアルがあります。

ご主人や奥さんが、「もう少しこうしたい」と思っても、勝手に運営を変えたりするのは難しいのです。

定期的に本部から派遣されるアドバイザーが、目を光らせています。

本部の運営方針なので、勝手に休みや勤務時間を減らしたりすることはできません。

4.夫婦ではじめやすい、フランチャイズはどこ?

コンビニエンスストア

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートに代表されるコンビニ。FCのためのノウハウが完璧に整備されています。

原則、夫婦や親戚2名でなければ加入できませんので、夫婦経営ですと条件をクリア出来ます。

ただ24時間365日営業、ロイヤリティが高いなど、リスクが高いのも特徴です。

ハウスクリーニング

「おそうじ本舗」などの、家庭用の掃除代行サービスです。共働きで忙しい家庭が増えている中、年々需要は高まっているようです。

研修体制が整っているので、未経験でも問題なく加入できます。

買取専門店

「おたからや」に代表される質屋です。貴金属・ブランド品・骨董品の買取になります。鑑定するのは難しそうなイメージがありますが、マニュアル化されています。

もっと他のフランチャイズが見たい方は、下記のサイトもご覧になってみてください。募集中のフランチャイズを検索できるサイトです。

BMフランチャイズ