30代男でも営業から事務に転職できる?実体験を元に語る


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「男でもOK」の事務の仕事は、探せばあります。ただし、普通に転職サイトでは出てこない求人なので「転職支援サービス」をうまく活用しましょう。

事務の仕事がしたい、でも事務と言えば女性採用というイメージが強いかもしれません。

「やっぱり、営業とか技術、現場系の仕事しか無理か・・」いえ、そんなことはありません。

30代でも未経験でも、”男性OK”の事務の求人はあります。

私は、32歳のときに「営業から事務(経理)」に転職できました。

たしかに「男性OK」の事務の求人は多くはありませんし、なかなか転職サイトやハローワークでも掲載されていません。

「じゃあ、どうやって事務の仕事に転職できたのか?」について、私の体験を踏まえながらお話したいと思います。

1.男性OKの事務職は、どんなものがある?

●”男性でもOK”な事務の仕事

・建設業の事務
・中小企業の総務
・税理士事務所の補佐
・私立高校の事務職

●”男性はNG”な事務の仕事

・一般的な営業事務(経理、雑用、来客応対)

男性OKの事務仕事について、具体的にお話していきたいと思います。

建設業の事務

土木などの現場仕事がある会社では、純粋な事務だけでなく「現場のサポートをする事務」が求められる傾向があります。

普段は事務の仕事をしつつ

・現場に物を届けに行く
・現場代理人(監督)への伝達事項
・人手不足の時は、簡単な作業補助をする

といった役割が求められます。

女性に力仕事をさせる会社もあるようですが、男性で「事務」と「現場サポートを兼務」できる人が重宝されます。

資格は重視されません。ただ入社後、現場仕事用の作業免許を取得させられる可能性はあります。

あくまで現場の補助ですので、きつい肉体労働をする可能性は低いです。

中小企業の総務

完全に分業化されている大企業と違い、中小は総務が経理や人事などを兼ねているケースがほとんどです。

事務(経理)をしながら、採用に関する活動、総務的な仕事をすべて行います。

言葉は悪いですが「なんでも屋」です。

やることはたくさんあるので飽きませんが大変です。ただ社内にとっては「替えが効かない」存在になり、総務部長いずれは役員というコースも見えてきます。

簿記2級は最低でも持っておくと、評価は上がります。資格はなくても、会計業務をこなすのにまったくゼロではついていけません。

本屋さんにいって、簿記3級の参考書を1冊買って概要を覚えておきましょう。

税理士事務所の補佐

個人でやっている税理士事務所でも、男性の事務職員は必ずいます。

・顧客の会計業務(仕訳の作成、会計ソフトの入力、試算表の作成)

・顧客の給与計算

・社会保険業務の仲介(社労士さんにつなぐ)

など、多岐にわたります。

ほとんどの場合は、「税理士を目指す男性」が業務と並行させてやっていますが、将来的に税理士を目指さない場合でもOKのところがありますので、チャンスはあります。

ただし、簿記2級は持っていないと苦しいです。会計業務が中心になりますので。

私立高校・病院事務職

ハローワークで不定期に募集がかかります。男性でもOKの事務職として公募がかかります。

筆記試験と面接があり、合格した人が「契約社員」として採用されるケースが主なものです。

正社員が約束されていない分、不安定なのでおすすめはできません。

事務職の内容としては、一般的な事務作業や入力業務が主です。簿記は必須ではありません。

男性で「事務だけ」の仕事はないと思っていいです

正社員で、簡単な事務職の募集はありません。女性でもできる仕事に対し、わざわざ男性を採用する意味がないからです。

事務だけでなく「なんでもやります」という意欲があれば、男性でもOKの事務仕事に就くことは十分可能です。

ちなみに私は、中小企業の総務に内定が決まりました。

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2018.02.09

2.未経験でも大丈夫?資格は必須?

基本的に、「男性OK」の事務仕事は未経験でも大丈夫です。

ただ、会社によって「簿記2級が必須」のところがありますので注意が必要です。

ただし。

今簿記を持っていなくても面接で、「取得に向けて勉強しています」と伝えておけばマイナスの評価にはなりません。

簿記2級であれば独学でも十分合格できますので、空き時間に書店で参考書を見ながら概要だけでも把握しておくのがよいでしょう。

仮に資格がなくても、基本的な簿記の仕組みがわかっていれば、十分実務はこなせます。一応の目安として、簿記2級の資格を求める企業があるということです。

3.採用後の待遇(お給料)は?

「事務職だと、給料が安いのかな?」という心配があるかもしれません。

一般的に事務職は給料が安いです。営業や技術系、現場系よりは給与水準が落ちる可能性が高いといえます。

事務職は「お金を生まない仕事」と考える経営者が多く、待遇は営業よりも落とすのが一般的です。

ただし中小企業の総務であれば、総務部長とステップアップするごとに給与は良くなっていきます。

税理士事務所なら、基本的にルーティーンでこなすことができる分、昇給はしづらいため、好待遇を求めるなら避けた方がよいでしょう。

その反面、”決算期以外はさほど忙しくない”というメリットもあります。

4.事務職に転職するには求人サイトでは難しい

「事務職に転職したい。どうやって、事務職を探すの?」

事務職の場合は「ハローワーク」や「転職サイト」よりも、『転職支援サービス』を活用しないと転職は難しいです。

どうして?事務職の求人だってあるはずなのに?と思うかもしれません。

~転職支援サービスとは?~

・条件に合った企業を、紹介してもらえるサービスです。

・転職サイトなどのように、自分で応募するのではなく、支援サービスから紹介を受けます。

転職支援サービスへの登録が必須な3つの理由

事務職を希望する場合、転職支援サービスを使うべき理由は3つあります。

●「男性OK」の事務職の求人が、圧倒的に少ない

●事務の求人は、オープンにはしにくい

●信頼できる人間を採用しなければならない

■「男性OK」の事務職の求人が、圧倒的に少ない

もともと事務職は人気が高く、定着率が高い職種です。営業職や販売職などのように、人材が流動的ではありません。

そのため、事務職の募集そのものが少ないという事情があります。

女性がメインの「営業事務・一般事務」であれば多少は求人がありますが、男性がOKとなるとさらに求人が絞られてきます。

ハローワークや転職サイトでもなかなか募集を見かけないため、「ずっと待っている」状態になりやすいのです。

しかも、事務の仕事は「転職支援サービス」経由での募集がほとんどなのです。

その理由を、お話します。

■事務の求人は、オープンにはしにくい

仮に「男性OK」の事務仕事の求人があっても、転職サイトやハローワークでは求人を出さない企業が圧倒的です。

なぜなら、男性がOKの事務仕事は、会社の基幹となる総務系の仕事も含めるため、「求人をオープンにしたくない」という事情があるのです。

「どうして、そんな重要なポジションを募集しているんだ?」などと他の企業や得意先から「余計な想像」をされたくないのです。

会社にとって重要な業務ほど、転職サイトのように「誰でも見れる」ように情報は公開しません。

転職支援サービスに依頼すれば、企業側は『非公開』で求人活動ができます。

■信頼できる人間を採用しなければならない

男性の事務となると、総務の仕事が中心になりますが、経理の仕事も含まれます。

つまり「会社のお金を扱う」部署になるため「信用できる人物」を企業側は求めます。

ニュース沙汰になるほどひどい横領は少ないですが、「会社のお金を使い込みした・不正に流用した」ということは珍しくない世界なのです。

元々は、縁故採用(従業員や経営者の身内)が多いというのも、信用できる人物かどうかというのが重視されているからなのです。

ただ、従業員の身内に経理ができる・希望する人間がいない会社は、一般から募集するしかありません。

転職支援サービスにお願いすれば、あらかじめ転職支援サービス側で「問題のない人物か」を判断してから紹介してもらえます。

転職支援サービスという「第三者のお墨付き」が欲しいがために、企業側も転職支援サービスを利用します。

普通にハローワークや転職サイトで募集しても、「本当に信頼できる人物なのか?」という疑いが晴れないのも事実なのです。

「事務系の求人の仕事」を探すには、転職支援サービスをしっかり活用しましょう。

転職支援サービス経由ですと「面接の日程も調整してくれる」ので、平日に仕事を休まなくても転職活動ができます。

辞めてから転職活動するのはリスクがあるので、そういった面でのサポートも充実しているのはありがたいですね。

営業の仕事に違和感を感じていて、”今のままでいるリスクが大きい”のなら、一歩踏み出さないと「後悔」が残るかもしれません。

転職支援サービスは企業からお金をもらうので「私たちは無料」ですし、紹介を受けても希望に合わなければその会社を受ける必要はありません。

わたしたちにとって有利なサービスですので、賢く利用したいですね。

管理人おすすめの転職エージェントは「DODA」 >>