子供が二人もいると、なにかとお金がかかる。他の4人家族は、どうやりくりしているんだろう・・
子供は一人よりも二人いる方がにぎやかになりますし、将来子ども同士で支えあえるように育ってくれたらよいですよね。
子供が社会人として巣立ってしまったら、それはそれで寂しいもの。今から家族の思い出をいっぱい作っていきたいものです。
家族4人だと、生活費もそれなりにかかってきます。お金のことだけに、他の家庭には直接聞きにくいもの。
「実際のところ、子供二人でどれくらいかかるものなのか?」を調査してみました!
子供二人、毎月にかかる生活費の平均は?
(総務省の家計調査データをもとにしています)
4人家族の1か月にかかる平均は
●総額:359,438円
●食費:82,037円
●光熱費:28,676円
●洋服代:17,632円
●教育費:38,353円
●通信費:15,915円
●交際費:13,545円
となっています。
外食など、食費にかかる費用
4人家族の1か月の外食代の平均は15,209円で、残りの64155円が外食以外の食費となっています。
子供の年齢にもよりますが、1回の外食で5000円くらいと仮定すると、月3回くらいは外食していることが予想できます。
思ったほど、外食にかけていない家庭が多いのかもしれません・・。
子供を大学まで行かせたらいくらかかる?
今の生活費も気になりますが、将来的にかかるお金も気になるところです。
お子さんが大学にいくまでに、どのくらいのお金がかかるのかを算出してみました。
幼稚園から大学まで、公立か私立に行かせるかによって、いろいろなパターンがあります。もっともお金がかかる場合と、かからない場合で算出しました。
●最もお金がかからない場合
・幼稚園から大学まですべて「公立」、大学は自宅から通う場合
→およそ810万円
●最もお金がかかる場合
・幼稚園から大学まですべて「私立」、大学はアパートを借りる場合
→およそ2400万円
公立か私立かによって、最大3倍もの差があるという現実なのです。
なかなか親の思惑通りにはいかないものですので、平均すると1500万円ほどは平均すると必要になってきます。
お子さん二人の場合は、この2倍ですので最高で5000万円かかる計算になります。
他の家族の年収(世帯収入)の平均は?
4人家族といっても、子供が大きい家庭から小さい家庭、世代もバラバラになります。そのため、同年代でどのくらいの収入をもらっているのか参考にしていただければと思います。
転職支援サービスのDODAが発表した資料によりますと、
●20代:346万円
●30代:455万円
●40代:541万円
という結果が出ました。
毎月いくら貯金している?
2人以上の世帯の貯金額
子供がいる世帯で、どのくらい皆さん将来に備えて貯金しているのでしょうか。
●40歳未満:平均574万円
●40~49歳:平均1065万円
●50~59歳:平均1802万円
総務省統計局「世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況」
仮に30歳で子供が生まれたとして、大学進学するとき親は48歳。平均しても1000万円と、子供を大学卒業させるには足りない状況です。
生活費を切り崩したり、奥さんのパート収入でまかなったり、奨学金を借りたりと、いろいろ工面しながらやっている方が多いのです。
ただ、子供の生活費以外にも、夫婦の老後資金のことも考えなければならず、頭が痛いかもしれません・・。
どういう資金計画をたてればいい?
●家のローン
●子供の教育資金
●夫婦の老後
これらを考えて、10年後、20年後の資金計画を立てなければなりません。
教育費と老後の貯金を設定して、年間の積立額を計算していくところからはじめてみましょう。
「●年以内に、○○○万円ためる」を目標にして、そこから毎月の貯金額を設定し、月の生活費がはみ出ないかを考える必要があります。
こうした時に、ファイナンシャルプランナーというお金の専門家に相談することをオススメします。
資金計画を立てても、実際どの程度のお金が必要になるのか、逆にどの程度ためておけば何とかなるのかを試算してくれます。
たくさんの家庭の資金計画をサポートしているファイナンシャルプランナーなら、無理のないお金の設計プランを提案してもらえます。
普通ならこうした人に相談するのは有料ですが、保険の見直しをメインにしているファイナンシャルプランナーに相談すると無料でやってくれます。
ついでに保険を安くする見直しもしてもらえて、老後の資金プランまでも考えてくれるので一石二鳥です。
もちろん相手も商売なので、保険を切り替えてもらうために相談に乗ってくれます。もし保険の見直しの提案が納得できれば切り替えればよいですし、必要ないと思えば断ればよいだけの話です。
保険の勧誘色の強くないところにお願いすれば、大丈夫ですよ。