転勤したくない時はどう回避する?残留・転職・独立どれが一番?


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「今の会社に居続けても、いずれ転勤させられてしまう。どうしよう・・」

私は30代ですが、会社員としてずっと働いてきました。当時は就職氷河期で、「とにかくどこでもいいから受かれ」と思ってました。

全国転勤がある会社だということは、知っていましたが「とりあえず受かりたい。転勤はまだまだ先の話だから」といって就職を決めてしまった経験があります。

ところが実際に就職して仕事にもなれてくると、どんどん先輩方が転勤してしまう事実を突きつけられました。

最終的には転職して、今は独立しましたが「転勤の辞令がそろそろ出そう・・」とビクビクしている方もいるのではないでしょうか。

私自身の経験も踏まえ、「転勤したくない場合、どうすればいい?」と悩んでいる方へのアドバイスをさせていただきたいと思います。

1.会社からの辞令は拒否できる?

「会社から異動の事例が出たら、突っぱねることってできるの?」と『法律的にどうなのか?』が気になっているかもしれません。

会社があらかじめ文書や口頭で「転勤アリ」を伝えていれば、拒否できません。

面接時の話・雇用契約書もしくは就業規則に「転勤を命ずる場合がある」とあれば、アウトです。こちら側が訴えても勝てませんし、企業が転勤を命ずるのは合法なのです。

仮に拒否するとなると、雇用契約違反になるので、企業側は「懲戒解雇」をする権利がでてきます。ただ、世間体もありますのでそこまで露骨にはしないと思いますが、会社に居づらくなります。

転勤の話がなかった場合は?

仮に「転勤」の話が、口頭でも文書でも一切なければ断ることは「法律上は」可能です。

ただし、そこはタテマエといいますか、あくまで形式的な話なのです。実際には「転勤したくない」と主張しても、あくまでこちら側は労働者なので立場上弱いのです・・。

こちら側が「訴える」と言った時点で、その会社にはもういれなくなります。「厄介なやつ」と烙印をおされてしまえば、居場所がなくなるのは目に見えているからです。

現に、転勤拒否で裁判を起こしてこちら側が勝てるとは限りません。

会社に権利を主張することはできますが、その後に会社で働き続けることは、よほどのメンタルがないと無理です。居づらくなって、会社を辞めざるを得ないのは目に見えています・・。

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2018.06.01

2.我慢しなければならないもの?

「いや、男は転勤なしの会社なんてほとんどない。どうしてこんな理不尽なんだろう?」

転勤が嫌だと人に相談しても、「甘い」だとか「そういうものだから受け入れよう」と言われる可能性が高いかもしれません。

でも、私はその気持ちが嫌というほどわかります。ずっと転勤し続けて、知らない土地で生活し続けて一生を終わらせるという会社に奉仕するためだけの人生。

私は未婚ですが、結婚されている方だと「単身赴任」という選択をされる方も多いと思います。それこそ、「子供や奥さんとロクに会えず、お金だけ振り込むATM」と感じてしまうかもしれません・・。

我慢できなくなるのは、当たり前。会社のための人生じゃないと思うんですよ。ばかばかしい。

3.残された選択肢は「残留・転職・独立」

とはいえ、現実には「決断」をしなければならない場面がやってきます。今の会社で働き続ける限りは。

●今の会社に残って、転勤を受け入れるか

●転職して、転勤がない会社を目指すか

●自営業として独立して、地元で暮らすか

という3つの選択肢のいずれかになります。

転勤を受け入れる

「住めば都。その土地その土地での人生を楽しめばいい。」「単身赴任だと、逆に普段は羽をのばせる」。

転勤はデメリットばかりではありません。(無理やりでも)メリットに目を向けて、今の会社で歯を食いしばって頑張ってみるというのも一つです。

「職を失う、生活が不安定になるリスク」というのを避けられるので、理不尽さが残るものの生きていく上では最も賢明な判断かもしれません。

転職する

「転勤がない求人を探して、新しい職場でやり直す」という考えもあります。

条件に合う企業があって、内定をもらえたなら、最高の結果となるのは間違いありません。転勤もせず、会社員という安定も手にできます。

ただ、一番のハードルは「男で転勤なしの会社があるのか?受かるのか?」というところです。

ハローワークは安定所に直接行かなくてもネットで求人は見ることができます(一部のみ)。見ていただくとわかると思うのですが、転勤なしですぐここを受けたい!というような会社・・果たして見つかるでしょうか?

もともとが技術職、総務畑であれば可能性はあります。ただ、営業系のお仕事をされているのであれば地元採用はブラックの臭いがする求人しかないのも事実です・・。

もちろん探し続ければよいものに合うかもしれませんが。でも、冷静になって考えてみてください。転勤もなしで条件もよい職場、簡単に人が辞めると思いますか?みんな同じことを考えるはずです。

少なくとも、会社を辞めてから転職活動をするのはリスクが高すぎます。おすすめできません。

「働きながら転職活動をしつつ、よい求人がないのかを探すのがベター」です。

1回だけ使える、奥の手

「でも、転職活動をしている間に辞令が来たらアウトじゃん・・」たしかにそうですね。

あまり推奨はできませんが、もし転職活動しながら移ることが前提なら「奥の手」があります。

「親の調子が悪くて、ここ1・2年は転勤するのが厳しい」などという、やむをえない事情を作るのです。

ずっと無理だというと「転勤あるといったじゃないか!」と会社側ともめますが、この場合は意をくんでくれるでしょう。

良心が傷むかもしれませんが・・ここの判断は、ご本人にお任せします。もし1年2年の猶予をもらったのであれば、今の会社に残りつつ、転職活動をすればよいのです。

働きながら転職活動をするなら、エージェントを使おう

「仕事も忙しいのに、ハローワークのやっている時間に通えないよ!」という方の方が大半だと思います。

私は転職の経験が3度ありますが、一度も「空白期間」を作らずに次の会社に移れたのは「転職エージェント」を活用したからです。

DODAやりクリートエージェントなどの転職エージェントに登録しておけば、エージェントが求人を見つけて紹介してくれます。

毎日通わなくても、条件にあった求人、しかも「非公開求人」を紹介してもらえます。

一度だけエージェントに会いに行く必要がありますが、そのあとは電話やメールでOKです。

面接時間もエージェントが企業と交渉してくれて、土曜日や平日の遅い時間など調整してくれます。

エージェントは仲介業ですから、私たちの転職が決まれば、企業からエージェントに報酬が払われます。だから無料で、エージェントのサービスを受けられるのです。

エージェントは「ハローワークや求人誌に出せない、非公開求人」もたくさんもっているので、意外なお宝求人を紹介してくれるかもしれませんよ。

自営業として独立する

確実に地元で生活したいのなら、自営業というのが一番です。

ただもちろん、安定度を考えるとハイリスクなのは間違いありません。そもそも会社員一筋でやってきて、独立するスキルを持っている人の方がレアだと思います。

行き当たりばったりでラーメン屋さんをしてうまくいくほど、甘い世界ではありません。

手に職がなかったとしても、まだ方法は2つあります。「アフィリエイト」と「フランチャイズ」という選択肢です。

アフィリエイト

アフィリエイトって知っていますか?悩み事があって、ヤフーとかで検索すると、個人のページで商品を紹介していることがありませんか?あれのほとんどが、アフィリエイトなのです。

自分でホームページをつくって、そこに広告を載せる。広告をクリックして、訪問先で商品を買ってくれれば仲介手数料が入ってくる仕組みなのです。

自分は在庫をもたずに、メーカーで商品の発送や受付をしてもらえます。こちらはただ紹介するだけ。

「うさんくさい」「怪しい」というイメージがついて回りますが、シャンプーやサプリメントなど紹介する商品はたくさんあるので、まともな会社の商品を紹介すればいいのです。

アフィリエイトで成功すると、月30はもとより月100万以上稼いでいる人は珍しくありません。パソコン一つでできますし、元手がかからないのではじめるのはカンタンなのです。

ただし簡単な分、競争は激しいので稼ぐのは簡単ではありません。ただ、会社員として副業をしながらこっそりできるので、ある程度軌道に乗ったら独立するというリスクヘッジができます。

フランチャイズ

全国に拠点を構える飲食店のほとんどが、フランチャイズという形式をとっています。マクドナルド、モスバーガー、ドトールといった所です。

スキルも経験もなければ、大手飲食店のフランチャイズとして加盟するのも一つの手です。地元に店舗を構えれば、転勤をすることはありません。

自分で土地と建物の資金を用意する必要がありますが、店舗立地場所、店舗設計、店舗運営などはすべてフランチャイズが準備してくれます。

フランチャイズの知名度があれば集客にも困りません。もちろん、本部からの指示があるので自由にメニューや営業時間の変更はできません。また、ロイヤリティと言って売上の一部を収める必要があります。

ちなみに携帯の販売代理店や学習塾のフランチャイズなんかもあります。興味のある業種で、大手の知名度を借りながら未経験でも酸化できるのが、フランチャイズの強みです。

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