ダイソーの腕時計はやめとけ!おすすめできない理由

ダイソーでもいろいろな腕時計が売っているけど、どれにしよう・・というのはちょっと待ってください。

「腕時計にこだわりはないから、100均でとりあえず時間確認できればいい」
「ファッションのアクセントに、日替わりで1本持っていてもいいかな」

もちろん、見栄を張って高級腕時計を身に着けるのも微妙ですが、安すぎる腕時計をつけるのも正直微妙です。

思ったほどコスパがよくない
あなたの価値が下がる

という2つの問題があるからです。「自分はいい」と思っていても、他の人から見ると「良い印象に思われない」とあなたが損することになります。

1.ダイソーにある腕時計の種類は豊富。でも・・

まずは、ダイソーの時計にどんなものがあるのか見ていきましょう。

店舗の大きさにもよりますが、大きいお店ほど扱いが豊富です。クラシックなものからキャラクターもの、デザイン性を重視したポップなものまで実にさまざま。

ブループラネット

一番有名なのが、ブループラネットシリーズです。

三代目 J Soul Brothersのコンサートのツアー名になぞらえて、この時計をつけてライブに行くというファンの間で一時期ブームになりました。

ヴィヴィットなカラーもありながら白・黒などのものもあり、Gショックに似せて作ったものまで登場しています。

300円で生活防水までできるらしいのですが、どこまで時計の性能があるのかは疑問です・・

ダニエルウェリントン風の時計

500円とダイソーの中ではやや高いお値段ながら、女性から人気なのがこのタイプの腕時計です。

Rosso Bianco(ロッソビアンコ)というブランド名なのですが、ダニエルウェリントンにそっくりに作られていておしゃれなのです。

フェイス部分をよく見るとは少し安っぽさがありますが、ベルトはおしゃれなので、手持ちの時計と組み合わせても面白いかもしれません。

タイメックス キャンパー風の時計

アメリカで人気のタイメックス キャンパーにデザインが似ている時計も人気です。

Apple Watch風の時計

こちらは一部のダイソーでしか手に入りませんが、iwatchに似せて作った時計もあります。

周りの人との話題のネタになりそうな時計かもしれませんね。

定番ものもたくさんある

・文字盤がスクエアタイプの時計
・スプーン風の時計
・キャラクターもの
・ベルトが、メタルっぽい風合いの時計
・スポーツウォッチ

など、どこの時計屋さんでも取り扱っていそうな定番のものも、ダイソーでは一通りそろえています。

見ているだけで楽しくなりそうな気がします。これなら一つ二つ買いたくなるかもしれませんが・・

2.安い時計と高い時計の違いは?

そもそも、安い時計と高い時計の違いは、どこにあるのでしょうか?

見た目の違い

高い時計は、レザー、ネジ金具など細部にわたって作りが細かく、触った時の引っかかりがありません。

安い時計は、プラスチック素材の上にコーティングやプリントをした際のズレなどが肉眼で見えます。

表面がボコボコとしていることがあり、手触りもよくありません。

また、時計のベルト部分が安い素材で、チープ感があるということがすぐにわかってしまいます。

あとはデザインがチープなものが多いので、「手元が悪目立ち」しやすいという点もあります。

さりげなくいいものを演出するのではなく、フェイスが大きく目立たせることに重点を置いているため、腕時計をしていますというのが変に強調されるとスマートに見えないのです。

ブランド時計のように、身に着けていることでステータスになるものならまだしも、チープな腕時計をファッション的に魅せるには自己主張を抑えたさりげなさが必要なのです。

製法上の違い

時計の針の音が、腕時計でも大きすぎるのが安い時計には多いので、安っぽいカチカチ音が周りからすれば「恥ずかしい音」に聞こえてしまうことも。

耐久性

最近はほとんどが「機械式時計(ゼンマイ)」ではなく、電池を使った「クォーツ時計」です。針が1秒1秒進んでいくものです。

安いものには電波時計のように、時刻を補正するものがありません。そのため、一定の時間がたつと「時刻のズレ(精度)」が起こるものです。

安い時計ほど、時計の針を進める部分に安い素材を使って摩耗しやすいため、電池の消耗を待たずして時刻のズレになってしまうのです。

一度時刻をなおしても、気が付いたら5分、10分とずれている・・ということが起こりやすいのも安い時計の宿命かもしれません。

また、パーツそのものの強度が弱いため、少しの衝撃で内部の部品がズレることもあり、時刻のずれや接触不良を起こしやすいのが、安い時計の特徴です。

私は100均の時計も、スポーツショップで買った1000円の時計も、使って1か月で時間がすぐ狂うようになりました。

他にも、部品の油切れ・回線の不良が起きやすい、電化製品の近くに置いて磁気による「狂い」が出やすいのも、部品代にコストをかけられない安い時計の宿命かもしれません。

安い時計でも電池交換ができるものがありますが、使い切りを想定しているものが多いのも事実です。

3.コスパも見た目も悪いのが100均時計のデメリット

一見コスパがよさそうで、ファッションの一つとしてバリエーションが豊富そうに見えても、安い時計は「安物買いの銭失い」になることが多いものです。

コスパがよさそうに思えるが・・

「壊れたら、また買えばいいじゃん」とおもうかもしれませんし、何千円の時計なら5個も6個も買えたりします。

一見コスパがよさそうに思えるかもしれませんが、、

時計に限らず100均のもの全般に言えるのですが、「非常に無駄が多い」という自己嫌悪になるかもしれません。

安いから軽い気持ちで買う。でも結局、消耗品以外は結局使わずごみだけが増えていく・・という現実。

・時間がずれた時計を使い続けるストレス
・ゴミがたまっていくという現実
・何度も買いに行くという不毛な作業

というのも、考えてみた方がよいかもしれません。

しっかりしたものを1本買って長く使うようにした方が、結局は余計なストレスからも解放されて、節約になるのではないでしょうか。

何万も何十万もする時計など不要ですが、しっかり日常で使えるものをネットなり時計屋さんなりで買うことをおすすめします。

ファッションアイテムとして使うのは微妙

たしかにデザイン性が高いものが、ダイソーやセリアなどの100均にはたくさんあります。

実際は300円や500円のものもありますが、それでも時計にしては安いですよね。

スーツ姿のサラリーマンが身に着けるものではないにしても、プライベートでちょっとしたアクセントとして使う分にはよさそうな気がしますが・・

自分はよくても、人からみると「チープな人」と思われるリスクがある のです。

安い時計はベルトの質感やプラスチックの作り、時計にふさわしくない派手さを持ったもの(衣服とのバランスが悪い)が非常に多いのです。

見る人が見ると、「ダサい」と思われてしまう可能性もあります。

ファッションを楽しむのは本人の価値観ですから、それをいちいち気にしていたら何もできません。ただ、自分は良かれと思っていても周りからの評価が下がるのは、どうなのでしょうか?

ギラギラブランド物を身にまとうのも、周りからバカにされそうですが、安い時計を身に着けているのも(アクセサリー感覚にせよ)後ろ指をさされるリスクがあります。

人の目を気にせず自分なりのファッションを楽しむ、いろいろ家に飾っておくだけでも楽しいという気持ちであれば、まったく問題ないと思います。

「ダイソーの腕時計、どれにしよう?」と夢膨らませるのもいいですが、もう一度冷静になって考えてみることもお勧めします。