お砂糖が固まってイライラした経験はありませんか?
料理の真っ最中など急いでいる時、本当に困りますよね。石のようにガチガチに固まった砂糖をカリカリと削って使うのはとても面倒です。
なぜ固まってしまうのか、どう保存すれば良いのかご紹介したいと思います!
1.どうして砂糖が固まる?原因は?
そもそも、なぜ砂糖は放っておくと固まってしまうのでしょうか。
乾燥が大敵!
砂糖は製造されると、サラサラの状態を保つために糖蜜(水分)をかけて仕上げるのですが、保存しておくうちに糖蜜の水分が抜けて再結晶化して固まってしまうのです。
つまり、水分が抜けて乾燥したことで砂糖の粒同士がくっつきやすくなり、固まるのですね。
湿気にも注意
乾燥がダメなら湿気があると良いの?と思いますが、そんなことはありません。
実は砂糖が湿気を吸うと、表面が溶けてさらにくっつきやすくなるのです。そ
んな状態でも気温が変化していくと乾燥が進み、やっぱり固まってしまうのです。なかなか取扱が難しいところではあります・・
2.固まるのを防ぐには、どう保管する?
どんな容器で補完するのがいい?
砂糖をサラサラ状態で保つためには「湿気を吸わせない」「湿度を一定に保つ」ということが重要です。
砂糖を袋のままで保存って方も多いと思いますが、一度開けてしまうと中に湿気を通してしまいます。
密封したプラスチック容器に砂糖を移し替えておくのが一番安心かもしれません。
保管は常温?冷蔵?
砂糖の保管ですが、基本的に未開封の場合は常温保存になります。
開封後は密閉の容器に入れて、湿気の少ない冷暗所に保存するのが一番好ましいです。
冷蔵保存は湿気やダニから予防できますが、冷蔵庫からの出し入れによる結露が発生してしまうのであまりお勧めできません。
砂糖と一緒にいれておくとよいものはある?
砂糖が固まる前に予防しておきたい!そんなときは食パンの耳を1~2本入れておくと湿気を吸い取り固まりにくくなります。
パン自体がカラカラに乾燥したら新しいパン耳と交換していきます。
パンを普段食べない方、取り換えが面倒…という方には、「珪藻土スプーン」がおすすめ。
最近すぐ乾くバスマットとして見かける吸水性抜群の「珪藻土」このスプーンを砂糖の中に入れておくだけでサラサラ状態を保ってくれます。
普通にスプーンとしても使えるという優れものですので、おすすめですよ。
3.固まった砂糖をサラサラにするには?
水をかけると溶け出す
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昔からの方法で「霧吹きで水をかける」という方法があります。
乾燥して固まった砂糖に再び水分を与えることで固まりが解消されます。砂糖が結晶化する水分量が崩れ、サラサラ状態に戻してくれます。
新しい砂糖をつぎ足し
普段使う砂糖容器にはあまりたくさんの量を入れずに、固まりだしたら新しい砂糖をつぎ足すようにしていくと、程よい湿度バランスに保たれてカチカチになるのを解消してくれます。
顆粒状砂糖(ヨーグルトについている砂糖)を少量混ぜておくのも効果があるそうです。