財布にこだわりはないし、とりあえず100均で財布を買うのってあり?なし?
100円ショップは日々進化しています。ちょっとした小物類を買うだけの場所が、今では腕時計やら財布やらファッションにも力を入れているから驚きです。
私も今までは、100均で身に着けるものなんてロクなものがないと思っていましたが・・
売り場に行ってみると財布の種類は豊富ですし、デザイン性も高いものが多いですね!
ただ、財布というのは安さで選んでしまうと問題もあります。
一体どうして、安い財布を選ぶのがよくないのでしょうか?一緒に見ていきましょう。
1.ダイソーの財布コーナーにはどんなものがある?
ダイソーの財布は種類がとにかく豊富です。ただ実際には100円で買えるものは少なく、300円や500円のものが多いといった印象です。それでも安いですが・・
定番の小銭入れ:L字のコインケース
小銭入れの定番ともいえるコインケース。何店舗かダイソーで見た限りでは、茶色や黒など落ち着いたテイストの色が多い気がします。
小銭も入りますが、たたんだお財布やカードも入るので、ちょっとしたお出かけでも重宝しそうです。
ポップなコインケース
女性が喜びそうな、柄物やビビットな色使いの財布も豊富です。
その日の気分によって小銭入れを使い分けするのもよいでしょう。
二つ折りの革財布
男性を中心に愛用されている、フォーマルな革財布もあります。
茶系のものや黒系のものを、おもに扱っています。カジュアルな財布が目立つ中、フォーマルでも使えそうな財布とかなりバリエーションが豊富です。
長財布
セカンド財布ではなく、メイン財布として使える「長財布」もあります。
300円のものが多いですが、シンプルで使う人を選ばない定番ものとして、お店の棚に並んでいます。
小銭を入れる部分が狭かったりするのもありますが、間の仕切りにチャックがついていたりと意外と高機能なものもあります。
びりびり財布もある
チャックの代わりにマジックテープを使った懐かしのビリビリ財布。子供のころに使った方も多いかもしれません。
普段使いには抵抗がありますが、アウトドアなどのシーンでは重宝するかもしれません。
まだまだ種類がある財布
・キャラクターもの
・動物をあしらったもの
・ハリスツィード、ROBBIとのコラボ財布
など、雑貨屋さんばりのラインアップの豊富さです。
2.安い革財布と、高い革財布の違い
そもそも、安い革財布と高い革財布の違いは、どこにあるのでしょうか?
縫製の質が悪い
二つ折りにせよ長財布にせよ、財布は糸を使って塗っています。
安い財布は縫い口のきめ細やかさがないだけでなく、糸がほつれて出てきやすくなります。糸のほつれがある財布は、人前で出していて恥ずかしいレベルです。
よーく見ると縫製(塗っている部分)も規則的ではなく、ランダムになっていたりすることが多いです。
あまり目が行きにくい部分ではありますが、見ている人は見ています。
見た目の問題もありますが、財布自体の強度にも影響が出てきます。長年使うほど(特に二つ折り)は糸がとれて皮がはがれたりなど、壊れる原因になります。
革の質が悪い
当然ながら、安い皮財布ほど「皮」に問題があります。
皮自体の素材の費用もありますが、製法の違いや、お肉のように”いい部位しか使わない”といった違いがあります。
もともと革は傷やシミがつきやすいので、高い財布ほど傷がない皮を選びます。反対に、安い財布ほど傷やシミを隠すための加工をするケースが多いのです。
ラッカー加工といい、ラッカー液を皮の表面にスプレーして傷隠しと光沢をもたせます。
高い皮財布ほど、使えば使うほど味が出てきます。反対に安い財布ほど、ひび割れた感じやくたびれた感じが出てしまうものです。
また、安いものほど「ぱっと見のチープ感」を感じさせるものが多いのも事実です。
ご自身では財布に気にしなくても、あなたが財布を出すところを見た女性が、「この人、おもちゃみたいな財布だな・・」と感じられると印象は悪いです。
本革か合革か、皮の質が良いか悪いかを瞬時に見分けられるほど「ツウ」の人はめったにいませんが、なんとなく安っぽい印象を与えるのは避けたいところです。
安い財布は金運を呼び込めない
縁起物なんて信じない、という方もいるかもしれませんが・・
今一つお金がたまらない、入ってもすぐ出ていくという方は、財布が影響している可能性もあるのです。
「お財布の値段×200=持ち主の年収」という法則を知っていますか?
たとえば、1000円の財布を持っている人であれば
1000円×200=200000円がその人の年収に相当するといわわています。
経営者の方の財布は、ブランド物よりも値段が高いものを選ぶ人が多いのも、こうした法則があるというのを知っているからなのです。
高い財布を持った分だけ、空からお金が降ってくるわけではありませんが、年収に見合ったお金が入りやすい運気を引き寄せるのです。
3.安い財布を買う3つのデメリット
見た目で「安物」だとわかりやすい
やはり製法や素材選びで、高い財布との差が出やすいのが問題です。
詳しい違いなど素人にはわかりませんが、やはり100均で買うものと一般的なものは「似ているけど、そこそこ詳しい人が見るとチープ感が出る」という欠点があります。
人前で財布を見せ合う場面はそうそう多くはありませんが、会計の時にさりげなく出す財布は意外に見られているものです。
自分はこだわらなくても、人から見るとよい印象に見えないのが悩ましいところです。
耐久性が悪い
質の悪い革を使っていると、時間を追うごとに「いい革」との差がハッキリと出てきます。
財布がボロボロになったり、くたびれたようにシワができたりするのは「安い財布」にありがちなものです。
「高い財布」は反対に、ジーンズと一緒で『使えば使うほど味が出る』ようになってくるものです。
財布にこだわる人でなければ、味が出る出ないは正直”どうでもいいこと”ですが、財布自体が使い物にならなくなるのが早いのという宿命があります。
「すぐ財布が壊れても、安いからすぐ買いなおせるのでは?」と思うかもしれません。たしかにそうなのですが、、
財布を捨てるには、ひと手間が必要
100均の財布が使えなくなったら、捨てるという選択になります。
ただ他のものと違い、財布を捨てるというのは少し気を使わなければなりません。
風水的に言いますと、お金の運気が入っている財布の処分には注意をするということです。
捨てること自体は悪いことではないのですが、せめて「白い紙にくるんで」捨てることが、運気を断ち切る効果があるといわれています。
何度も買っては簡単に捨てて、ということを繰り返すよりも、「予算がないから」こそしっかりした財布を長く使うという発想の方がよいかもしれませんね。
4.こんな財布なら、ダイソーで買うのはアリ
ダイソーでもセリアでも、100均で買えるような安い革財布はおすすめできません。
ただ、小銭を入れる程度の財布であれば、十分オススメできます。
・L字型のコインケース
・がま口タイプの財布
近所のコンビニでちょっと買い出しする時や、車の中でいざというときにいれておく「セカンド財布」としてなら、十分活躍するものだからです。
「安い財布はすべてダメ」ということはありません。あくまで、メインにするかサブにするかで最適な選び方、使い方があるということなのです。
財布の特性を知ったうえで、失敗しない財布選びをしましょう!