本人にはいいづらいけど、旦那の給料が安すぎて生活できない・・
一生懸命働いているのに、なかなか給料があがらない時代。一部の大企業だけが賃上げしていて、中小企業の勤務だとどこも厳しいかもしれません。
子供がいてお金がかかるのに、旦那の安月給で暮らすのはきつい・・と考えているお母さんへ。
「このままだと、貯金を切り崩してしまう・・」
「将来、この人についていってふあんしかない・・」
お金がすべてではありませんが、お金が足りない不安やストレスが常につきまとうと精神状態も悪くなってしまいます。
他の家庭の収入も参考にしながら、「今、何ができるのか」を一緒に考えていきましょう!
世のお父さんの、平均収入は?
直接聞きたくても、聞けないこと。「他の家庭は、どのくらい年収があるんだろう?」という疑問。
統計データをもとに、子供がいる世帯の平均年収についてみてみましょう。
年代別、男性の平均年収
年収ということは、税金を引かれる前の総支給額ですので、実際の毎月の手取り金額を計算してみると、
●20代:およそ月24万円(約280万円)
●30代:およそ月30万円(約350万円)
●40代:およそ月33万円(約400万円)
が、社会保険料や国民年金や所得税、住民税などがひかれた後の手元に残るおおよその金額です。
世間一般の平均と比べて、どのくらい差があるでしょうか?もし、差がそれほどなければ、生活に少し贅沢をしているか、無駄が多いことが考えられます。
反対に、平均よりも少ない手取りの場合は、かなり切り詰めた生活が必要になってくるかもしれません。
では、少ない給料だと、本当に生活できないのでしょうか?具体例をあげてみたいと思います。
旦那の給料が安くても、貯金できる?
月20万の収入で貯金した私の例
私が25才、旦那が29才の時、旦那の手取りは月20万円でした。20代の平均はおよそ24万円ですから、他の家庭より4万円少ない状態でやりくりしていたというわけです。
2歳になる子供も一人いて、月20万でしたが、毎月3万円貯金していました。
~毎月の生活費の内訳~
ガス・電気・水道:約20,000円
家賃(社宅賃貸):32,000円(駐車場込み)
保険代(旦那+私+車両):21,000円
貯金(学資保険):10,000円
ネット代+スマホ2台:21,000円
食費+外食費:約40,000円
旦那の小遣い:月15000円(お弁当用意)
雑費:10,000円
貯金:30,000円
合計:約20万円
特に生活を切り詰めて、カツカツにしたわけではありません。
心がけたポイントは、
●月30000円は、給料日に強制的に貯金した。
●外食はできるだけ控えて、食費を節約。
●保険を見直しして、保障のレベルを維持しながら7000円安くした。
という点です。
もし、旦那の給料が下がれば、携帯を格安スマホにしたりと見直しの余地はまだあります。
旦那の収入をカバーする、3つの方法
正直、子供が1人いても月20万円で貯金するのは難しくありません。
他にも、旦那さんの収入が少ないときに、主婦ができることはいろいろとあります。
生活費の、無駄を無くす
家賃を節約するには
子供がいるからと一軒家を借りたり、広いマンションを借りるだけでは家賃負担は重くなります。
収入が少なければ、審査が必要ですが「市営(県営)住宅」に住むというのも一つです。
年収が350万以下など、一定の条件が必要になります。お住まいの都道府県によって異なりますので、確認が必要ですが、安い市営住宅が空いていれば「月2~4万」で入居することができるでしょう。
やはり家賃の負担が、一番生活費の中ではネックになってきます。
スマホ代
夫婦で携帯電話を持つのは当たり前ですが、「格安スマホ」に切り替えるというのも一つです。
月2000円程度で抑えられますので、かなりの節約にはなります。
そこまで携帯にこだわらないのであれば、1台だけでも格安スマホにしてみるとよいかもしれません。
家でインターネットで固定回線を敷いている場合は、パソコンをスマホでテザリング(ネット接続)すればパソコンのための回線料を節約できます。
ただ、容量が限られるので動画をみるのは難しいですが・・
食費を削る
たまの気晴らしに外食という家庭も多いと思いますが、外食は月●回と、回数を日にちを決めてしまいましょう。
なんとなく家事のやる気がでない日はつい外食・・という「気分の問題」にせず、外食できる楽しみを持ちながら最低限行くようにすれば良いと思います。
光熱費を節約するには、生活時間を変える
夜だらだら起きているより、朝方に切り替えた方が電気代の節約になります。
毎日の節約額は微々たるものでも、積み重なってくることで大きな金額になるはずです。
家計簿をしっかりつけること
面倒でも、家計簿はしっかりつけておくことが大事です。「どこに無駄があるのか」を把握するためです。
こまめにつけるのが面倒であれば、レシートだけを保管しておいて、スマホの家計簿アプリを使えば、簡単に取り込むことができます。
やりくり上手になる
少しでも出費の金額をおさえるために、いろいろやれることはあります。
●野菜類は旦那の実家の畑でもらう
●子どもの服・オムツやミルクなどはまとめがいで安く買う
家で内職をする
子供がまだ小さい家庭ですと、奥さんが働きに出るのが難しいかもしれません。
家でできる内職・・といっても、手作業ではなくて「クラウドワークス」のようなパソコンを使ったお仕事をするのも一つです。
・文章をかく
・アンケートに答える
などのお仕事を1回いくらで請け負って、コツコツお金を稼ぐ方法があります。金額は安いですが、時間拘束もないので自分のペースで進められます。
安月給で離婚しようか迷っている方へ
「このまま苦しい生活を送っても、幸せになれない」と感じている方へ。
もし仮に離婚しても、シングルマザーになるとさらに過酷な現実が待っています。もし再婚できても、相手の収入がよいとは限りません。
もし「いくら節約しても旦那が浪費してしまう・お金を貯める気がまったくない」など”お金の価値観が合わない”のであれば、別れるのも一つかもしれません・・。
旦那さんも頑張っているはずです、だから一緒にがんばっていく覚悟をもって乗り切りましょう!