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薄毛だから外に出ても嫌な思いしかしない・・最近、外に出るのが嫌になってきた。
好き好んでハゲになったわけではないのに、周りの人からはなぜか「冷たい視線」を浴びるように感じてしまうもの。
外国とは違い、ここ日本は薄毛の人には冷たい国かもしれません・・。
〇なんとなく、通りすがりの人が自分のこと笑った気がする
〇電車で向かいの人が、ちらちら生え際を見ている気がする
〇遠くで小学生が「このハゲー」といって逃げていった
実際に傷つくような目に遭った方もいれば、被害妄想にとらわれている方もいるかもしれません。
特に自分の髪にコンプレックスがあるのであれば、外に出たら「また嫌な思いをするんじゃないか?」と怖くなってしまうことも。
「外出がこわい・・だからといって外出しないわけにもいかない」
どうか思い悩んでしまう前に、もう少し視野を広げてみてください。このページでは、すぐに実践できる、「不安や恐怖を和らげる方法」についても紹介しています。
1.病院に行くべきかどうかの基準
いきなり驚かすようで恐縮ですが、外出するのが怖ければ「心療内科」など、病院で診察を受けた方がよい場合もあります。
どういった基準で、病院にいって先生に診てもらうべきなのでしょうか?いくつかのポイントをお話します。
〇すでに恐怖で外出できない、日常生活に支障をきたしている
〇外出できても、外出先のトイレやショーウインドーで何十分も自分の顔を見る
〇人が多い場所にいくと、冷や汗をかいて行けなくなってしまうことがある
こうした症状が出てくると、「気の持ちよう」で頑張ると悪化する可能性があります。
醜形恐怖症(しゅうけいきょうふしょう)といって、自分の容姿を「醜い」と感じる精神疾患かもしれないのです。
病気というよりも「心が疲れているので専門のお医者さんに診てもらいましょう」というものです。悪化すると「うつ病」などの発症リスクもあるので、専門医の判断を仰いだ方がよいです。
もし、上記の支障がなければ「多少辛くても、外に出て日常生活を送りましょう」。外出しないと足腰の筋肉が弱るように、”心が弱っていく”と「引きこもり」に近づくかもしれません・・。
2.これで怖くない!外出時にできる応急処置
おそらく今のあなたの状態は「不安を「予期」してしまい その行動を避けやすい状態。避けると、さらに不安が増大」という負のスパイラルにはまる可能性があります。
とにかく外に出ることは強制的にでも続けてください。ただその時にいくつか実践できることがあるので、いろいろやってみましょう。
思考をそらす
大前提として、外出して恐怖を感じるのは「目の前の出来事に、あなたが勝手に意味をつけている」からです。
もっと言うと、あなたの「脳」が「怖い」と感じてしまうのが問題なのです。
「人の冷たい視線を感じた」「ハゲと言われた」というのは、あくまで「事実」です。それに対して「嫌な気持ちになった、もう外出したくない」と意味をつけてしまったのが、あなたの脳なのです。
おわかりでしょうか?
「人がハゲている部分をみたんだ・子供がハゲといったんだ」という事実だけを認識して、そこからいろいろ考えるから辛くなるのです。
・・とはいっても、脳は勝手に想像してしまいますから、「出来事が起きても、脳が働かないように」すればよいのです。
嫌なことがあった。「どうして俺の頭・・」と考えそうになったら、頭の中で「どうでもいい音」をとなえてみましょう。
お経でもいいですし、「あーあー」といった音でも構いません。何か考えそうになったら、打ち消していくのです。
そうすれば脳は勝手にあれこれネガティブなことを考えなくなります。「考えないと気持ち悪い」という感覚になるかもしれませんが、そこは訓練なのです。
考えたからといって、髪が生えてきますか?みんながこちらに好意的になりますか?
違うことを考える
音をとなえる以外にも、「嫌なことが浮かんだら違うことを瞬間的に考える」というのも一つです。
ただ、ネガティブな気持ちを即座に打ち消すとなれば、「今日のご飯何にしようかなー」くらいでは難しいです。
自分がめっちゃ好きなことだったり、エロいことだったり。脳の中で「快」を生み出せるほどの良い記憶をストックしておいて、いざという時に思い出しましょう。
肉体を落ち着かせる
肉体と精神は連動しています。筋トレして「心地よい汗」をかいたら、気持ちもリフレッシュできるように。
外を歩いていて、妙に緊張感が高まってきたり、不安な気持ちが頭を支配してきた・・そんなときは。
「呼吸を整え」「体の筋肉をリラックス」させてみましょう。
私たちの体はアクセルの役割を果たす「交感神経」と、体を休ませる「副交感神経」の2つがあります。
体が緊張状態にあるとき、「交感神経」が活発になっているので体が興奮しやすく、イライラしやすくなります。
「4.7.8呼吸法」というのを、ご存知でしょうか?
〇4秒かけて、鼻から息をすう。
〇7秒、息を止める
〇8秒かけて、口から息を出す。
強制的に体を「副交感神経優位モード」にするための呼吸法です。できればどこか座れるところで、この呼吸法を何回か繰り返すと自然と気持ちがおさまってくると思います。
秒数は厳密ではありません。大体の目安で頭の中でカウントするレベルで問題ありません。
外出している時には、必要以上に体の筋肉が緊張して「こわばって」いる可能性があります。
意識して、体の筋肉を抜くように心がけるとよいでしょう。
・肩にぎゅーっと力を入れてから、力を抜く。
・両方のふくらはぎに力を入れて、楽にする。
体の動かしやすいパーツ(部位)に力を入れてから抜く動作をすると、余計な力が抜けて軽くなります。
もしあなたが、電車や地下鉄で移動することがあったら、先を急がないことです。先を急ごうとすると体が緊張状態になり、物事に敏感になりやすいからです。
会社への通勤であれば時間に余裕をもってでかけることも大事です。1本2本遅い便に乗っても全然大丈夫。くらいが理想です。
自分の中に「余裕」を生むことが、外にいるときのカギになります。
3.根本的な解消に、必要なこと
外にでるときは、できるだけあれこれ考えずに出るようにしましょう。
もし外にいるときに嫌な考えが頭から離れない、心臓がドキドキするなどの支障があれば、すでにお話したケアを取り入れて心と体を落ち着かせていきましょう。
なかなか理屈では抑えられなくて大変だと思いますが、「機械的に体をケアすれば、大丈夫」と言い聞かせて外出時に意識しすぎないようにしたいものです。
それでも、あなたはコンプレックスと付き合っていかなければなりません。
あなたの薄毛の進行度合いにもよりますが、まだ髪が残っているなら回復させることは可能です。
一昔前のように「かつらかハゲか」という選択肢しか、ないわけではありません。
AGAによる投薬治療か、即効性が欲しければ自毛植毛などの選択肢があります。いずれも医学的に「根拠がある」と証明されているものですので、時代は進化しているのです。
外出時の恐怖をやわらげつつも、積極的に「薄毛治療」に着手するのもよいかもしれません。