ぬいぐるみは自宅で洗う?クリーニングに出す?洗濯時の注意点を解説!

お子さんがいつも抱っこしていたり、お部屋に飾っていたりで汚れやほこりがかなりついているぬいぐるみ。

清潔を保ちたいけれど、どうやって洗えば良いの?迷った時のお手入れ方法をご紹介します!

1.ぬいぐるみは自宅でも洗えるの?

そもそもぬいぐるみって自宅で洗う事ができるのでしょうか?クリーニングは高そうだし、自宅でできるのならチャレンジしてみたいですよね。

洗濯機?手洗い?失敗しない為にも、ぜひ参考にしてみてください。

まずは洗濯表示をチェック

ぬいぐるみは洗えるものと洗えないものに分かれています。

ぬいぐるみにタグが付いている場合にはまずタグをチェックしましょう。「洗濯OK」の絵マークや「洗える」という表示があれば「水洗いしても大丈夫ですよ」という印です。

洗濯表示がない場合はどうする?

タグがない場合でも中に入っている素材がポリエステル・ビーズ・パイプなどであれば洗うことができるものが多くあります。

心配であれば製造・販売元に問い合わせてみるのも良いでしょう。

他にも、クリーニングに出した方がいい場合は?

こういったぬいぐるみの場合はクリーニング専門店に頼みましょう。

・ 人工皮革、または部分的に皮を使っているもの
・ 機械が埋め込んであるもの
・ 大きなぬいぐるみ
・ アンティークのもの
・ 水で色落ちするような素材のもの
・ 腕や頭の継ぎ目が接着剤のもの

2.自宅での、ぬいぐるみの洗い方

洗濯機で洗う場合

まず洗濯機に入れる前の準備をします。ぬいぐるみについているリボンなど取り外せる付属品を外し、目の大きいネットに入れて下さい。

次におしゃれ着用の中性洗剤を使用して「手洗い(ドライ)コース」で3分程度洗います。

通常の脱水では型崩れすることがありますので、脱水時間は1分程度にしましょう。

この時ネットに入れたままバスタオルに包んで脱水すると、ぬいぐるみのダメージが軽減されます。

手洗いが必要な場合

洗濯機で洗えると手軽で良いのですが、型崩れしやすいのが難点。デリケートなぬいぐるみは手洗いをおすすめします。

特に縫い目がほつれやすいものや、高価なぬいぐるみは洗濯桶にぬるま湯を入れて丁寧に押し洗いしましょう。


3.自宅での、ぬいぐるみの乾かし方

脱水が終わったら時間を置かず速やかに形を整えます。そして風通しの良い日陰につるして干してください。

ぬいぐるみの中綿は乾くのに時間がかかります。生乾きになるとカビが発生するかもしれません。できるだけカラッと晴れた日に洗いましょう。

4.自宅で洗う時の注意点

(3)

水洗いできるタイプのぬいぐるみだったとしてもリスクは多少起こります。

中綿や外側の素材によっては縮んでしまったり、目や鼻などのパーツが取れてしまうことも。

キレイになっても100%元の状態に戻らない場合があることも念頭にいれておきましょう。

5.クリーニングに出す場合

近所のクリーニング屋さんでやってもらえる?

ぬいぐるみは、専門店ではなく一般的なクリーニング店でも受け付けてもらえます。

ただし、サイズがかなり大きいものは納期が遅かったり、機械部品が入っているようなタイプのものは取り扱ってもらえない場合もあります。お店に問い合わせてみましょう。

家で洗濯するのと、どう違う?

クリーニング店に頼むと、ただ単に汚れを取ってくれるのではなく、様々なオプションを提供してくれることがあります。

もちろん別料金になりますが、防ダニ加工や染み抜きなどをしてもらえたりします。特に大事にしているものは業者に頼むと安心ですね。

お金はどのくらいかかる?

価格はぬいぐるみの大きさによって変動します。

調べてみると、30㎝未満で約1500円、30㎝以上10㎝ごとに+約1000円の追加料金といったところが相場のようです。

1mくらいある大きなぬいぐるみは約1万円となりますね。

6.ぬいぐるみを洗わないと危険?

ぬいぐるみはその見た目とは裏腹に様々な危険が潜んでいます。

放置しておくとホコリがかぶり、そのホコリを餌にしてダニがついてくるのです。

特に赤ちゃんや皮膚の弱い方は、夜寝る時には離して寝るようにしましょう。

ダニから出るアレルゲンを吸ってしまい、酷い時には喘息や気管支疾患を発症してしまう恐れがあるからです。

喘息やアトピー持ちの方はもちろん、小さなお子さんのいる家庭ではぬいぐるみを清潔に保つよう心がけましょうね。