1.どんな帽子なら、クリーニングに出すべき?
一見、洗わなくても清潔そうなイメージのあるキャップ。ですがその中身は大変なことになっています。
頭皮からは常に皮脂という油分が出ていて、その油分を好む雑菌が増えて臭いの元になるのでこまめな洗濯は必須なのです。
フェルトタイプの帽子はクリーニングに出すことをおすすめします。
やはり専門店の洗濯の仕方は丁寧で形が崩れることもなく、とても綺麗に仕上がってくるので使用しているシーズン中に必ず一度は利用している人も多いです。
一見汗をかいていないようで頭の中は結構群れています。クリーニングに出さないでそのまま放置しておくと、どことなく匂いが気になります。
ファブリーズなどの消臭剤などふりかけてもいまいちすっきりした感じがしません。
フェルトタイプの帽子なので基本冬のシーズンに使いますが、やはりクリーニングしてもらうと臭いもなくなり使い心地がとても良くなります。
2.クリーニング屋さんの料金相場・仕上がり日数
店舗名:白栄舎
料金・:1200円くらい
仕上がりは、個人店だったので急ぎをお願いすればかなりすぐに仕上げてくれました。
早くて2日とか標準だと一週間から10日ぐらいかかったかもしれません。
私がこのクリーニング屋を選んだ理由は、自宅からまあまあ近くにあったということとがまず一つです。
出した洗濯物が多い時は車で自宅まで運んでくれたりと店員さんの雰囲気が良く、お願いしても対応が良かったことが一番だと思います。
ホワイト急便などのクリーニング店に比べると料金は若干高めかもしれませんが、慣れていたということもあったためにいつもそこにお願いしていました。
3.クリーニングから戻ってきた後の、帽子の保管収納
クリーニングから戻ってくると、まず袋から必ず商品を出して風に当てます。袋のままだと通気性が悪くなりカビが生えやすくなるため注意が必要です。
使用しているシーズン中はそのまますぐに使い始めますが、使用しなくなりクリーニングに出した後戻ってきた時は同じく風に一度当ててから帽子専用の箱に入れてます。
箱の中にナフタリンなどの防虫剤を入れてから保管します。
帽子は結構かさばるのでいくつか持っている似たような形の帽子は、一つの箱の中に重ねて入れ乾燥剤なども一緒に入れておきます。
ただ箱に入らないようなサイズの帽子はクローゼットのフックにかけて埃がかぶらないように薄い布をかけたりしています。
4.自宅で帽子を手洗い もしくは 洗濯機で洗う時の注意点
麦わら帽子の洗い方
帽子の中で一番苦戦するのは、麦わら帽子です。
こればかりは水に濡らすことがちょっとできませんので、自宅での手洗いが有効です。
とはいっても水につけられないので、歯ブラシなどのブラシで麦わらの汚れ・ホコリをかきだした後に、中性洗剤を浸したタオルで帽子全体をふきとります。
このままでは洗剤が残るので、次に水を浸してしっかり絞ったタオルで仕上げに拭き取ります。あとは直射日光を避けて日陰の風通しのよいところで保管しましょう。
ニット帽
洗濯表示を必ずチェックして下さい。洗濯機や手洗いOKのマークがあれば、普通に洗うことができます。
ただ、ニット系のものは他の洗濯物と一緒に洗うと、摩擦で毛玉ができやすくなるので注意が必要です。
あとは色移りしやすいのも多いので、明るめのビビットな色のニットは単独で洗うようにしましょう。
一般的な帽子(シルクハット・つばつき)
普通の布タイプのキャスケットなどは、洗濯ネットに入れて手洗いモードで洗うのをオススメします。
なるべく形が崩れないように小さめの洗濯ネットを使いましょう。
ただし、帽子のおでこが当たる部分は化粧品などが大変つきやすく、洗濯機に入れる前にメイク落としなのでこすってから洗濯するように注意しましょう。
5.増えぎた帽子を断捨離するコツ
帽子が好きでついつい色々な種類を購入してしまう・・という方も多いのでは無いでしょうか。
気が付くとかなり帽子が増えてしまい収納場所がなくなってしまうことも多々あります。
結局、頭はひとつしかないので帽子だけそんなにたくさんあっても仕方ないと心を決めて、シーズンごとに古いものを処分するのも一つです。
そのシーズンで一度もかぶっていないものは、まず来年以降もかぶりません。
また、ひとつ買ったらひとつは処分すると言ったことを心がけて、購入する時には同じような形はないか色はないかと確認しながら購入しましょう。
また状態がそんなに悪くなくても似たようなものを購入してしまった場合は、古い方をセカンドストリートなどのリサイクルショップなどに持っていくのも一つです。
リサイクルすることによって他の誰かに役に立ってもらえるなら・・と少しだけ心が救われるような気がします。
あとはメルカリやヤフオクなどのオークションに出すのも一つ。ヘレンカミンスキー・アシーナニューヨーク・ヴィヴィアン・ウエストウッドなど人気のブランドなら、高く売れます。
6.帽子についたシミ・黄ばみ・色あせを目立たなくする方法
帽子についてしまった汗染みは気になるもの。
汗しみであれば、洗濯用の固形石鹸とお湯を洗面器に混ぜて、泡をたてながら帽子を入れてもみあらいすれば大丈夫です。
黄ばみや色あせなんかも、この方法で綺麗にすることができます。
黄ばみが摂れなければ、熱めのお湯に漂白剤を薄めて入れて「つけ置き洗い」をすることをおすすめします。
ちなみに液体よりも粉末の方が漂白力が強いです。
あとは生乾きでカビが発生しないように、陰干しをしっかり行いましょう。