東京都内でいいバイク駐車場がない!確実に駐輪するにはどうする?

都内だと、バイクを買っても駐車できるスペースがなくて困っていませんか?

小回りが利いて、渋滞でも柔軟に対応できて便利なバイク。

ただ大都市東京でバイクを所有しても、保管スペースも駐車場所もなくて困っている・・という方は多いかもしれません。

バイクの駐車場を見つけても、すぐ満車だったり「バイク不可」だったり。

路駐したいけど、すぐ警察に捕まるリスクもあったり、持っていかれるとシャレにならない。

都内でバイク通勤や買い物での利用をしたい場合、どうやって駐車場を探せばよいのでしょうか?

1.東京都のバイク駐輪場の倍率はひどい

平成18年から二輪車の違法駐車の取り締まりが強化されてから、少しづつ都としても駐車場増加の取組はなされてきました。

ただ、まだまだ駐輪場の数に、バイクやスクーターの保有台数が追いついていないのが現状なのです。

保有台数 1,000 台あたりの駐車スペース台数はわずか20台と、車のおよそ3分の1のスペースしかありません。

日本自動車工業会の資料より

東京都のバイク保有台数はおよそ48万台。その中から通勤や買い物で使う駐車スペースの奪い合いになっているということなのです。

いくら事前に23区内の駐輪場の場所を調べても、空車である保証はないのが悩ましいところです。月極でもしていれば話は別かもしれませんが・・。

2.排気量で止められる場所は異なる

そもそもバイクはその排気量で、扱いが異なるのをご存じでしょうか?

●50cc以下のバイクや原付の場合は「自転車」扱い

●50CC以上の小型〜大型バイクの場合は「自動車」扱い

になっています。

バイク専用駐車場を探している方も多いかもしれませんが、法律上は50cc以上であれば「自動車」と同じ扱いなのです。

では、自動車と同じパーキングで、堂々と駐車してもよいのでしょうか?そうもいかないのが難しいところではあります。

3.違法駐車するとどうなる?罰金と点数は?

仮に駐車スペースがなくて、路上駐車してしまった場合はどうなるのでしょうか?

駐車禁止の場所から離れてしまった場合は「放置駐車違反」という扱いになります。反対に、バイクのすぐ側にいて移動ができる場合は「駐停車違反」です。

●放置駐車違反(駐停車禁止場所)⇒3点減点の1万円罰金
●放置駐車違反(駐車禁止場所) ⇒2点減点の9千円罰金
●駐停車違反          ⇒2点減点の7千円罰金

となります。自動車に比べると金額は安いですが、点数が痛いところです。

4.バイクも利用可能な駐車場は4つの種類がある

では、東京都内ですとどういった場所に停められるのでしょうか?

●路上パーキング
●公営の駐車場
●バイク専用駐車場
●コインパーキング

が考えられます。

路上パーキング

オススメ度:★★☆☆☆

路上のパーキーングメーターがある場所に、自動車だけでなくバイクも駐車することができます。

60分300円と安く、短時間の用事や買い物に向いてます。

自動車が停められる広さにバイクを停めると居心地が悪いかもしれませんが、ルール上は問題ありません。

ただ、何も知らない車のドライバーから文句を言われるリスクもゼロではありません。

公営の駐車場

オススメ度:★★☆☆☆

屋内・屋外とも車用の駐車場に止めることができます。

路上パーキング同様、50CC以上の排気量のバイクであれば問題はありません。

ただ、駐車場の管理人やドライバーなどから良く思われないケースがあるため、無用なトラブルが起こるリスクもあります。

バイク専用駐車場

オススメ度:★★★★☆

一般的には専用駐車場に停めるのが一番です。バイクのみのところもあれば、車用の中にバイク用の専用スペースを確保してくれているところもあります。

欠点は収容台数が少ないと言うこと。行ってみないと満車かどうかがわからないのがネックです。

たとえば足立区の梅島・西新井駅半径500メートルで64台。しかも、一つの駐輪場ではなく、11個の駐輪場をあわせて64台しか止められません。

東京駅の近郊でさえ6か所、270台しかないのです。

コインパーキング

オススメ度:★★☆☆☆

屋外のオープンスペースで、比較的駐車スペースもゆったりしているのがコインパーキングです。

ただし、ここの場合は原則「車専用」なのです。料金ゲートがバイクだと作動しにくかったり、ロック板が反応しないなど「バイク用」に作られていません。

基本的に無人な点はよいのですが、バイク専用のコインパーキングに停めるようにしましょう。

4.月極駐車場に停めるのが確実

お仕事でバイク通勤されている場合は、「行き当たりばったり」で駐車場を探すのではなく「月極」のところを探したいものです。

ところが、都心にいくほど月極は満車で埋まっていることが多いのが現状です。

そこで一つの選択肢として考えて欲しいのが「トランクルーム」です。

もともとは家庭用の使わない荷物を保管するための「貸倉庫」なのですが、屋外用のトランクルームがあります。

バイク専用のものもありますし、一般的な屋外倉庫ですとバイクや原付を収納できるスペースが十分あるのです。

都心でも月に1万円前後で借りられますし、郊外なら数千円で借りられるものもあります。

仮に毎日バイク専用の駐輪場に停めると、1日500~700円・平日だけ利用すると月1万~14000円はかかります。

それなら、職場に近い場所のトランクルームを探してみて借りた方が確実ですし、毎月の費用もさほど変わりません。

トランクルームを借りるメリット

・バイクの盗難防止にもなる。車庫に入れておくので、長時間路上放置で盗まれるリスクがほとんどない。

・トランクルームの中に着替えやスーツを収納しておけるので、職場に行く前に着替えられる。

・自宅で今は使わないものを、まとめて収納しておける

・雨の日に出勤しても、塗れたままバイクが錆びたりする心配がない。

トランクルームのデメリット

・職場の近くにあるかどうかは、探して見ないとわからない

・トランクルームの中でも、人気の場所は借りられないリスクも。

・職場通勤以外の目的であれば、割高。

23区内のトランクルーム・バイク駐車場

千代田区

屋外型:22箇所

●新宿区百人町・ユアスペース:10,800円/月~
●台東区橋場1丁目・ハローストレージ:9,000円/月~
●台東区台東2・バイクストレージ:17,280円/月~

ほか

中央区

屋外型:7箇所

●台東区浅草橋・バイクストレージ:17,280円/月~
●墨田区両国・バイクストレージ:17,500円/月~
●港区六本木6・ユースペース:16,500円/月~

ほか

https://www.homes.co.jp/trunkroom/lp/1/?cmp_id=12_paneee_00000002