生命保険はムダに払いすぎ!高すぎる保険を見直せば月1万の節約も!

生命保険は、勧められるがままに入っている。これって損している?

私は大学生の時に親に勧められて加入して、そのままずっと20年近く生命保険をかけ続けてきました。

ただ、知人から「昔の生命保険は”ぼったくり”に近い」という話を聞いて不安になりました。

たしかに、毎月なんの疑いもなく13000円も払っていて、いいのだろうか?と思っていました。

「自分の払っている保険料が、高いかどうかわからない」
「下手に辞めてしまうと、それはそれで不安」

という疑問があったのですが、それでも「保険の見直しは、絶対にやっておくべき」だということがわかりました。

わたしの経験をもとに「保険料の節約」についてお話していきたいと思います!

1.みんな、どれくらいの保険料を払っている?

生命保険料に、月々どれくらいのお金を払っているのか気になるところです。

男女別、月あたりの払込保険料

男性 女性
月1万未満 26.7% 40.8%
月1万~2万 33.6% 31.8%
月2万~3万 16.7% 13.5%
月3万以上 23.0% 13.9%

(参考:生命保険文化センターの調査データより)

独身と家庭をもった人で違いはあると思いますが、男性では「月1~2万」がもっとも多く、女性は「月1万未満」がもっとも多いという結果になりました。

私はこの表を見て、おおよそ「こんなものかな」という感想を持ちました。がっつり保険に入っている人は少数派なんだと。

ですが・・

この調査結果の裏にあるのは、「それでも”保険料を払いすぎている人がたくさんいる”」ということなのです。

2.実際、今の生命保険は高いの?安いの?

「保険料の相場がよくわからない」というのは、一般の人にとってブラックボックスなところ。

わかりにくいのをいいことに、高い保険を加入させられていた・・というケースはとっても多いのです。

その人の状況や家族構成にもよるのですが、

●昔に大手で加入した生保は「割高」
●最近の、ネットや通販系の生保が「適正」

といえます。

同じようなクラスの保障でも、「大手生保」より「ネットや生保」で契約した方が安いのです。大手生保には、不必要なオプションがたくさんついています。

どうして、昔の生命保険は”割高”なの?

●保険会社がとる”手数料”が高い
●保険を複雑にして、割高なプランを選ばせている

という2つの理由があるのです。

保険会社がとる”手数料”が高い

私たちが支払う保険料は、すべてが「保険」の原資になるわけではありません。

●純保険料(保険金支払いの元)
●付加保険料(保険会社の運営費)
の二本立てで支払っています。

「付加保険料」は、いくら払っても私たちに返ってくるお金にはなりません。「保険会社のために払っているようなもの」なのです。

大手ほど『人件費・広告宣伝費+アルファの取り分』の割合が多く、「割高な付加保険料」になっています。

大手保険会社=安心だから、というイメージでみんな加入していた時代では、割高に契約させられているのです。

携帯電話にも通じる部分があるかもしれません。格安スマホが出ていますが、いかにドコモなどの大手キャリアが利益をたっぷりとっているかがよくわかるようになりました。

保険を複雑にして、割高なプランを選ばせている

昔(5年以上前)に契約した、大手の生命保険はほとんどが「割高」なのです。

「定期付終身保険」という名称で、以下の保険が組み合わされています。(日本生命や第一生命が主力にしていた商品です)

●終身保険
●定期保険(特約)
●医療保険
この3つを組み合わせているので複雑になっています。

総合型なので、死亡保障から医療保障まで幅広くカバーしているように思えますが、

保険料がどんどん上がる
→終身分と定期分をダブルでかけるのはムダ
中途半端な貯蓄型
→貯蓄型は保険料が割高になる

という「保険料のムダ」が起こっているのです。

このように、過去に大手の生保で加入したものは「保険料の払い込みが多くなる」「保険会社の利益が高くなる」ように設計されたものがほとんどなのです。

さらに「解約返戻金」「生存給付金」など、余計な特約も知らない間にプラスされ、保険料が上乗せされることも珍しくありません・・。

最近でこそ、外資やネット保険の台頭で競争が起こったおかげで、こうした保険は少なくなりました。

ただ、当時に加入させられた人は「ず~っと割高」な保険料を払い続けることになるのです。

3.『損』をしない保険の選び方

保険は複雑なので、深く勉強しなくても大丈夫です。ただ、最低限「損をしない保険の知識」を抑えておくことは重要です。

保険会社の人でも、日々勉強して知識を更新する世界ですので、私たちがしっかり把握するのは効率的ではありません。

基本的には「その道のプロ」に保険を見直してもらうことがベストですが、こちら側も最低限抑えておいた方が一方的に話が進められるのを防ぐためにも必要です。

●貯蓄型はダメ、掛け捨て型がオトク
●保険は単独で入るのが一番オトク
という2つの原則を、覚えておきましょう。

貯蓄型はダメ、掛け捨て型がオトク

生命保険には「貯蓄型」と「掛け捨て型」の2つがあります。

「掛け捨てより、貯蓄にした方がお得なのでは?」と思っていた時期が私にもありましたが・・

実際は「貯蓄型を解約してでも、今から掛け捨てにした方がお得」なのです。

もし保険の見直しの相談に行って、「貯蓄型」を勧めてくる人がいれば疑った方がよいです。

なぜなら、貯蓄型の方が「保険料が圧倒的に割高」だからです。

私も一部貯蓄の保険に加入していましたが、試算してもらったところ

●貯蓄型の保険を解約した時の「損するお金」
●新しく「掛け捨て」にした時の「浮いたお金」

“損するお金”より、”掛け捨てでお金を浮かせた方が得”なのです。

たとえば掛け捨てに切り替えて、毎月安くなった保険料が1万だったとします。

掛け捨てに切り替えて「浮いたお金を貯金する」方が、

●貯蓄型保険を途中解約して”損したお金”を、すぐ取り返せる
●このまま貯蓄型保険をかけ続けるよりも、ずっとお得

だとわかったのです!

(※貯蓄型保険を途中解約すれば、元本割れはしますが積んでいたお金はほとんど戻ってきます)

「そのまま貯蓄型をかけ続ける」という選択もありますが、それよりも「掛け捨てで、浮いたお金を積み立てた方がオトク」だったのです。

保険は”単独”で入るのが一番オトク

終身や医療といった保険を「セット」で考えると余計なオプションがつきます。

●定期保険(死亡保障)
●医療保険

それぞれを、「必要最低限の保障だけ」「掛け捨て」にすることでさらに安くなります。

保障のレベルを変えずに、保険料だけ安くできるのです。

具体的に「今の保険をどの保険に切り替えれば、どれくらい安くなるのか」は専門家にシミュレーションしてもらうと良いでしょう。加入年数や年齢など、複雑な条件がからんでくるからです。

とにかく、”保険の見直し”をしてもらい、どれくらいの支払いが適正なのかを判断してもらうことをオススメします。

●貯蓄型にしない
●医療と死亡保障は、セットで入らず「単独」でかける
この2つをしっかり、専門家に伝えるようにしましょう。

4.保険の見直しは、誰に頼めばいい?

「保険の見直しをするには、生命保険のおばちゃんに言えばいいの?」

とりあえず、保険がいくらくらい安くなるか知りたい。という方は、保険の見直しをおすすめします。

●今加入している、大手生保のおばちゃん
●生命保険会社
●保険ショップ
のいずれかの方法があります。

今加入している、大手生保のおばちゃん

真っ先に思い浮かぶのが、今契約している生命保険の担当者(おばちゃん)ではないでしょうか。

「保険料を安くしたい」のであれば、ここに相談するのはオススメできません。

なぜなら、すでに契約している保険を「安く見直す」ことは、保険会社にとってメリットがないからです。

●保険の性質上、解約するのが大変
●今入っているものは、保障が手厚いので継続すべき
などの「セールストーク」で引き留めようとするのがオチなのです。

親戚や友人に勧められて入った保険なので、相談しないと悪い?

「いきなり黙って、保険の見直しを相談するのは悪い」
「保険を切り返したら、なんか言われそう」

赤の他人から勧められた保険であれば割り切れるかもしれませんが、微妙に「知り合い」だと”気まずくなる”のが心配になるかもしれません・・。

ですが、「何も遠慮せずに、黙って保険を見直し・切り替えすればよい」と個人的には思います。

どうしてかというと、そこまで義理立てする必要はないからです。生保の契約がとれた時点で、その人には手数料が入るのです。

ほとんどの場合、加入してから3年間は手数料として収入が入りますが、それ以降はこちらが解約しても「痛くもかゆくもない」のです。

逆に、こちらが加入してあげてたっぷり報酬をもらえたので、向こうが「ありがとう」という立場なのです。

あとあと何か聞かれたら「保険を見直してみたんだ、今までありがとうございました」といえばいいだけです。

「少し悪いな」と思うのは人情ですが、あなたが今後何十年も損するか得するか?ということを優先して考えるべきなのなのでは?と思います。

生命保険会社

「少しでも安い保険会社を探して、契約しよう」

たしかに、外資やネット通販など安い生命保険会社はいくつかあります。新規で相談すれば、「お客さん」として喜ばれるでしょう。

ただ、特定の保険会社に相談すると「自社の商品しか紹介しない」というデメリットがあります。

新しく紹介してくれた保険料が、本当にお得なのか?というのがわかりにくいのです。また、特定の保険会社に相談すると、相手は営業マンなので強引に勧められる可能性もあります。

保険ショップ

一番おすすめしたいのは、複数の保険会社の商品を扱う「保険ショップ」で相談することです。

保険ショップなら、複数の保険会社から「安くてニーズのあうもの」を紹介してくれるので、一番オトクな保険に加入することができます。

無料相談に応じてくれるところがほとんどですので、とりあえず相談・保険料の見積もりだけ欲しいというニーズにもこたえてくれます。

相談したからといって、契約が必須ではありませんのでその点も心配しなくて良いでしょう。

保険ショップには、
●店舗型
●訪問型
の2種類があります。

店舗型は「ほけんの窓口」をはじめとして、お客さんに来店してもらうタイプです。独立した店舗もあれば、ショッピングモールの中に構えているところもあります。

訪問型は「担当者が自宅もしくは、近くのファミレス」などに来てもらうタイプです。

「店舗型と訪問型、どこがいい?」と思うかもしれませんが、一番大事なポイントは「担当者の質」です。

相談に乗ってくれる人が「”質の高い”ファイナンシャルプランナー(FP)」かどうか、この1点です。

-FP(ファイナンシャルプランアー)とは?

ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。

日本FP協会より引用

FPは、保険や税金やお金の支払いに関する悩みに対して、アドバイスをくれる専門家なのです。

FPの資格をとっていれば安心ではなく、経験や知識による「レベルの差」が大きいので注意しましょう。

保険は誰がやっても同じプランに落ち着くほど、単純なものではないのです。だから私たちは「FPの中でも、経験豊富でしっかりした人」にお願いする必要があるのです。

ここで、保険ショップの形態による「FPの質の違い」について、まとめてみました。

保険ショップごとの「FPの違い」

店舗型 訪問型
※提携FP
訪問型
※自社FP
[相談場所] 店舗 自宅
喫茶店など
自宅
喫茶店など
[担当者の所属] 自社 外部のFPと提携 自社のFP
[担当者] FP以外の人もいる FPのみ FPのみ
[担当のレベル]
バラつき有

バラつき有

一定のレベル
[営業色] 強い 強い 弱い
[その他] お客を選ぶ傾向がある 担当を気軽に変えてもらえる
[代表的なお店] ほけんの窓口
保険見直し本舗
保険クリニック
保険のビュッフェ
保険マンモス
保険見直しラボ

FPに相談するのであれば、「自社でFPを抱えている、訪問型」のところがオススメです。

店舗型は、店舗網をどんどん増やしていき売上を伸ばしています。人員はどんどん必要になりますが、FPを持った専門社員を雇い続けるのはカンタンではありません。

そのため、店舗型はFPの資格がなくても、マニュアル通りに提案できる人材を採用して、教育するという手法をとっています。

「フランチャイズで出しているラーメンチェーン店」のようなイメージです。どこにいっても味はそれなりですが、”専門店”の味にはかなわない。

訪問型でも、FPを自社で雇わず提携している場合は、「FP任せ」にどうしてもなってしまいます。

独立しているFPに依頼するため、スキルが高い人かどうなのかをショップ側で判断しにくいのです・・。

さらに、「お金にならないことは断る」傾向があり、独身や家族数が少ない人の見直しは利益が薄いので、断られることも頻繁にあります。

独立してやっている人なので、生活のために当然かもしれませんが・・

訪問型で、自社でFPを雇うところは、「FPの教育や指導が直接できる」ので一定レベルのFPを確保できるのです。

“自社FP”を持つ訪問型ショップなら「保険見直しラボ」

おもな特徴 ●自社FPなので、提案レベルは万全
●取扱い保険の数は29社
●FPの業界平均年数が11.8年と長い
●合わないFPにあたった場合、気軽に担当変更してもらえる
●相談実績 5万件超

CMをバンバン出している「ほけんの窓口」や「保険のビュッフェ」と違い、知名度はありません。ですが「堅実で、お客さん寄りの運営」をしているのが「保険見直しラボ」です。

「経験のあるFPで、ある程度のスキルを持った人」のみを自社で雇うことを徹底しています。

保険の見直しは、FPの資格がなくてもお客さんと接することはできますが、知識と経験豊富なFPでなければ「ニーズに合った見直し」をするのは難しいのです。

店舗型のように、保険代理店からのノルマや販売報酬の高いものを勧めるといった”裏事情”もなく運営しています。だから本当にお客さんの要望にそった保険を提案してくれるのです。

FPを自社で雇うよりも、FPと提携した方がもうかりますが、「自社で質の高い教育を受けさせて、しっかり提案できる人材を確保」しているのが「保険見直しラボ」なのです。

知名度におどらされて、”スキルが低い担当者”から「ニーズに合わない提案」をされるのは時間の無駄です。

「保険料をしっかり見直しして抑えて、保障内容も充実させる」ためのベストな提案を「保険見直しラボ」で受けてみてください。