マフラーの「おうち洗濯」のやり方まとめ!クリーニング屋との比較も

1.マフラーは、洗って大丈夫?

マフラーは肌に身につけるものですから、全く洗濯をしないと臭いや雑菌の元になります。

一見すると綺麗なように見えて汚いように見えないので、つい洗濯は後回しという方も多いかもしれませんが・・。

定期的に洗濯して日干しをすることで、臭いや雑菌に対処することができます。

しかし、マフラーは、通常の洗濯物と同様に洗うと生地が傷んだり形が崩れてしまう原因となります。

洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットに入れて手洗いモードで洗濯するか、ぬるま湯を使って手洗いをしていきましょう。

マフラーを洗濯する際に使う洗剤は、おしゃれ着用の洗剤(中性洗剤)や柔軟剤を使うと良いでしょう。

2.クリーニングに出すメリット・デメリット

メリット

マフラーをクリーニングに出すメリットとしては、洗濯のプロにより品質を保持したままきれいに洗濯をすることができる点です。

特に、高級素材でできたマフラー等はクリーニングに出したほうが良いでしょう。

デメリット

デメリットとしては、費用の面が挙げられます。やはり、自宅で洗濯するよりも費用はかかってしまいます。

高級素材でできたマフラー等はさらなる別途料金になる場合があります。費用はクリーニング店によって違いますので、どのクリーニング店を利用するか比較して検討していきましょう。

有名どころですと全国展開している白洋舎やホワイト急便、東京や関東圏ですとポニークリーニングが有名です。

最近では、忙しい社会人のために「宅配クリーニング」というのも人気のようです。多少割高ですが、自宅にいながらクリーニングに出すことができます。

3. 自宅でマフラーを洗う時の、洗い方や注意点

マフラーを自宅で洗うメリットは、費用がかからないという点と手軽に洗濯できるという点です。

クリーニング店に出すと割高感があります。

マフラーを自宅で洗うデメリットとしては、洗濯方法を間違えてマフラーをダメにしてしまう可能性があることです。

使う洗剤や洗濯方法には十分気をつけて洗濯をしていきましょう。そこまで高くないものだったり、思い入れがないものならばよいですが、本当に大事なものだけクリーニングを利用するのも一つです。

自宅でのマフラーの洗濯の仕方

マフラーの素材としては、アクリル製やカシミヤ製、ウール製等があります。

アクリル製は比較的丈夫ですので、洗濯ネットを使用して洗濯機で洗うことができます。

しかし、カシミヤ製やウール製は耐久性が弱く手洗いをしたほうが良いでしょう。

洗剤は中性のおしゃれ着用洗剤を使用し、直径40センチほどの洗い桶を用意しておきましょう。

柔軟剤を使うとふんわりと仕上がります。手洗いをする際には生地が傷まないようにやさしく行っていきましょう。

4.洗った後の、マフラーの保管方法

マフラーを洗濯した後、保管する際には虫食いや生地が傷んでしまうこと等に気をつけましょう。

おすすめの保管方法としては、ロールケーキのように丸めた状態でカバーに包み、密閉されたプラスチック容器に保管する方法があります。

もちろん、しっかり乾かすことが大事です。生乾きは雑菌が繁殖し臭いの元になります。

さらに、虫食いを予防する方法として、保管中も時々取り出して風通しの良い場所で日陰干しをしていきましょう。

クリーニングに出した場合は、ビニール袋から1つ1つ取り出して保管しましょう。通気性が悪くカビが生えやすくなります。

5.ネットの宅配クリーニングとお店のクリーニングの違い

ネットの宅配クリーニングでは、インターネットでクリーニングの申し込みを受け、自宅で引き取ってクリーニングを行い宅配をしてもらうというサービスです。

お店のクリーニングと違い、自分で洗濯物を持ち込む手間が省ける点がメリットです。

また、インターネットで申し込めますので、24時間いつでも申し込むことができます。

デメリットとしては送料等がかかる分、通常のクリーニング料金と比較して高くなってしまうという点が挙げられます。

一品づつだと割高になる場合が多いので、一度に多くの洗濯物をクリーニングすると、相対的に送料を安くすることができます。

また、一度引取を行いクリーニングをして宅配をするので、クリーニングに時間がかかってしまうというデメリットもあります。

6.臭いがついたマフラーはどうする?

自分は喫煙しなくても、飲み会などで居酒屋にいくとタバコの臭いがしみついていることありませんか?

だからといって、いちいちクリーニングに出すのも面倒なもの。こういう場合は、桶にお湯を入れてマフラーを浸し、漂白剤(ワイドハイター・カラーブライトなど)を使ってつけおきしましょう。

除菌だけでなく、嫌な臭いもなくなるのでおすすめです。つけ置きする時間は1時間か2時間くらいが目安です。

もちろんしっかり水気をとって乾かすことが大事です。通気性のよいハンガーなどにかけておきましょう。

7.縮んでしまったマフラーやストールは元に戻せるの?

マフラーやセーターなどの毛糸は、水を含むと重くなるだけでなく、摩擦を受けて縮みやすくなります。

洗うときは特にこすらない・触れすぎないように注意しましょう。それでも縮んでしまった場合の対処法を紹介します。

縮んだ繊維を元に戻すには、トリートメントが活躍します。意外かもしれませんが、トリートメントに配合されているシリコンの一つに「アモジメチコン」という成分があります。

洗面器の中に、水に溶かしたアモジメチコンに浸しておくことで、元の状態に戻してくれる働きがあります。もちろん突けっぱなしにするのではなく、軽く水ですすいで乾かしましょう。

ただし完璧に元通りになるものではなく、ある程度回復するレベルだと考えて下さい。

マフラーだけでなく、ストールやスカーフといった生地にも応用できます。