フケ対策にどのシャンプーを使うのがベストなのか調べてみた

フケ、ふけ・・不潔。

30代ともなると、徐々に頭皮のことが心配になってくる一方で、昔から変わらぬお付き合いをしているのが「フケ」。

学生時代からフケがでていて、丁寧に洗っても出るときはでる。母親からは、「ゆすぎが足りないからよ!」としつこく言われて。これでもかってお湯で髪を洗っても、出るものはでるのですが・・

仕事上、スーツを着ることが多いのですが黒系のを着ると、肩口あたりを見たら、白い粉っぽいものがパラパラあることも。

不意打ちのように出てくるから、油断していると気づかなくて、これって上司とか職場の女の子に、気づかれているのか・・でも聞けないしな・・ってずっともやもや。陰で言われてたらどうしよう。

男性にとって「薄毛」と「フケ」って、頭皮に関する2大悩みだと思うんですね。ほかの人にも聞きずらい問題だけに、一人でいろいろ
シャンプーを変えて試行錯誤している人も、多いのではないでしょうか。

わたしもちょこちょこシャンプーの乗り換えをしているのですが、出たり消えたりと、本当に効いているというのを経験したことがなく。

市販のもので「フケ・かゆみに」ってPOPがあったら買ってましたけど。それでよくなった試しがない。表示詐欺なんじゃないの?って思ったり。

もうちょっと、フケについて調べてみたら何かが変わるかもしれない。そんな思いで調べてみたのでシェアしたいと思います。

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定番シャンプーは一通り使った

シャンプーを買うといえば、近所のドラッグストアでしたが、オクトとメリット、この辺りを試すのは鉄板だと思います。

フケに効く、オクトロピックスなるものを配合していたり、いかにもよさそうだな、と思って使っていましたが。

むしろフケ、増えたんじゃね?っていう散々な結果でした。特に頭皮の問題がない人で、汚れを落としたい人向けのシャンプーなんじゃないかって個人的には思います。

頭皮に余計な負担をかけると、フケが出やすいという話も聞いたことがあって、無添加系のシャンプーにも一時期、手を出していたことがあります。

オレンジシャンプーとか、ブルーシャンプーとか。合成界面活性剤が使われていない定番のものだったけど、紙に元気はなくなるわ、フケは相変わらずでるわで、とにかく最悪でした。

使い切らずに、両方ともすぐ燃えるゴミに出してしまいました。

フケってそもそも何者なんだ?

・・っていうか、フケって何者?今更ながらそんな疑問がわきました。フケは、「そういうものだ」ってどこかで思い込んでいたんですね。

フケは皮膚の角質が落ちたもので、角質は死んだ細胞のことを指します。つまり、もう人間の体にはいらないものですよ、って体が排出したものと考えるとわかりやすいかもしれません。

人間の皮膚は「ターンオーバー」によって日々生まれ変わっているので、角質が落ちることは誰にでもあるもの。でも、人によってフケが目立つのはターンオーバーが早いから。

年齢によっても差があるようですが、およそ28~56日かけて生まれ変わります。若い人は周期が短く、28日サイクルで皮膚がすっかり生まれ変わります。

正常な周期で生まれ変わると、角質はシャンプーしているときに、自然に流れ出ていきます。

頭皮が”何らかの原因”でダメージを受けると、生まれ変わりサイクルが早くなります。サイクルが早くなると、まだ必要な細胞が押し上げられるようにして出され大きな「かたまり」の角質ができます。

大きいかたまりになっているので、シャンプーのときに一緒に流れずに頭皮に残ったり、不意に髪から落ちて衣服を汚します。

これがフケの正体なんですね―。

どんな原因で頭皮がダメージを受ける?

ズバリ言ってしまえば、頭皮がダメージを受けなければフケは出なくなります。

そういわれてみれば、納得する部分もあります。フケって常に出てるものじゃなく、妙に多いときとかもあるし、ほとんどない時もあるから一定しなかったり。

ダメージって聞くと、ブラシでガンガンたたいたり、刺激のあるシャンプーだったり、刺激物を食べたりという「刺激」を連想してしまいますが・・そういうダイレクトなものじゃないらしい・・

頭皮に衝撃を与えるのは、頭皮に住み着く「菌」が原因です。

菌の正体は、マラセチア菌。どこかで聞いたことあるような、無いような名前。この菌が増えると、頭皮にダメージを与える「遊離脂肪酸」というのも出して、その結果頭皮のターンオーバーが早くなり、フケができます。

もともと誰の頭皮にも、常在菌といわれる「常に”いそうろう”している菌」がマラセチアのほかにも20~30種類いるといわれています。
健康な人の頭皮でも、必ずいるものだそうです。

マラセチア菌があることが問題でなく、「増える」ことが問題のようです。

普通にしていたらバランスが保たれているのですが、マラセチア菌が好む「皮脂」の分泌が増えると、それをエサにして増殖することになります。

脂っこいものを食べすぎたり、あとはストレスによってホルモンバランスが乱れると、頭皮の皮脂が過剰に分泌されることがあるようです。

普段から頭皮がべたべたする、フケが湿っていたり、大きめのフケが出るときは「湿性フケ」といい、マラセチア菌の繁殖によるフケと言われています。

基本的には脂性肌の頭皮を持つ人が、マラセチアによるフケが出やすいです。

頭皮の乾燥でもフケができる

反対に頭皮がカサカサで、つねにパラパラしたフケがでる人がいます。頭皮が乾燥することによっても、ターンオーバーが早くなります。

頭皮が乾燥すると、角質がカラカラになって本来の働きを失います。

そうなると、できるだけ新しい角質を作り出し補おうとするので、生まれ変わりの周期が早くなって、本来残るべき角質が排出されます。

乾燥する季節になると、フケが増えたり、フケが細かくてパラパラしてる。そういう場合は「乾性フケ」によるものなんですね。

乾燥してるか脂性なのかで、シャンプーは違う

頭皮の状態によって、フケ 対策 シャンプーは違ってくるというのは調べていて「目からうろこ」でした。

頭皮が脂性の場合は、マラセチア菌を直接ケアするシャンプーが必要ですし、乾燥している場合は保湿できるシャンプーが必要です。

ちなみにマラセチア菌に効くシャンプーは限られています。市販でも、最近はH&Sがマラセチア菌に効くシャンプーとうたっているようですが、マラセチア菌に直接効く成分が使っているかはグレーです。

マラセチア菌対策には、抗真菌成分というのが必要なのですが、どうやらそれが配合されていない。ちゃんと配合されているものでニゾラールシャンプーというのもありますが、国産ではない。

日本産で抗真菌成分が配合されているのは「コラージュフルフルシャンプー」と呼ばれるものです。

実際に頭皮のフケで悩む人が皮膚科に行ったときに、名指しで勧められるものだという話です。実際、口コミでもありました。

市販のシャンプーに比べたら正直高いですが、フケの直接の原因をケアできるものとしては、数少ないので検討の余地はあるでしょう。

コラージュフルフルシャンプー

頭皮が乾燥している時のシャンプーは?

頭皮が乾燥しているなら、保湿が必要なのは言うまでもありませんよね。保湿には「アミノ酸シャンプー」が定番です。

・・といいたいところなんですが、

実はわたしも、当初自分の頭皮を”乾燥肌”だって思っていたんです。冬場になったらフケががーっとでてくることが多かったんで。

でも、フケが大きいものがでる時もあれば、小さい時もあったり。地肌を触ったら、べたついている時もあれば、カサカサの時もある。

本当に乾燥しているかどうか、判断が難しい、わかんねー。こんな状態になっている人、ほかにいませんかね?

もしかしたら脂性かもしれないし、乾燥しているかもしれない。下手にアミノ酸シャンプー買っても、意味ないかもしれない。

この場合も、コラージュフルフルシャンプー使っといたほうが良いのでは?というのが、個人的な私の意見です。

コラージュフルフルシャンプーって、頭皮が乾燥している人向け、脂っぽい人向けの2種類あるんですね。

自分がどっちの頭皮状態かわからない時は、乾燥タイプのこのシャンプーで保湿しつつも、万が一の脂っぽい肌だった時のためにマラセチア禁対策をする。

こんな「両面待ち」のような使い方をするほうが、よいんじゃないかって。

もちろん、頭皮が明らかに乾燥しているのであれば、何らかのアミノ酸シャンプーを使うのが良いとは思いますけどね。

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