顎のしわを治すにはどんな方法がある?あらゆる方法を調べた結果

顎のしわって、よく見たら目立つからなんとかしたい・・

わたしは普段、そんな悩みは持っていませんが、たまたまネットで「梅干し」について調べていたら「あごの梅干しシワ」について知りまして。

鏡に向かって、あごのあたりをすぼめるようにしたら、自分にも「梅干し」ができました。

珍しくて思わず肌触りを試してみましたが。見た目通りボコボコしている。

男だったらまだしも、女性でこんなシワできたら辛いですよね。やっぱりあると、どうしてもそこに目がいってしまいます。

メイクしても逆に凹凸が目立ってしまうのではないでしょうか。

この梅干しシワ、どうにか治すことができないものかと思い、いろいろ調べてみました!

1.芸能人でシワが気になる人はいる?

これがまだ、有名どころの女優さんやタレントさんでもいれば、少しはなぐさめになるのですが。

骨格上の問題だから、誰かいないのかな・・と思って色々調べたのですが「若かりし頃の辻希美」くらいしかヒットしませんでした。

メイクの仕方がよほど上手いのか、ヒアルロン酸を入れてごまかしているのか・・

いずれにしても、「あの芸能人だってあごにシワがあるから気にすることない」となぐさめにはならないようです。

2.梅干しができるのは、骨格のせい

そもそも、なぜこんな凹凸ができてしまうのでしょうか。

治す前に、その仕組みについて知りたくありませんか?

同じ人間でも、口を閉じてできる人と出来ない人がいる。

普段は出来なくても、あごに力がかかると目立つ人もいますし・・一体どうしてなんでしょう?

このボコボコの状態というのは、顎の部分を走る筋肉に「余計な力」がかかっているからなのです。

重い物を長時間持ち上げてみるとわかりやすいのですが、筋肉の負荷がかかりっぱなしになると「震える」んですね。

凹凸ができるのは、筋肉が震えている状態と考えてください。

本人は、あまり力を入れている感覚がないかもしれません。ですが、顎を走る「オトガイ筋」という筋肉が口を閉じようと、頑張っている状態。

オトガイ筋は、「下唇」から垂直にあごに向かって走る筋肉です。主に口を閉じるときに使われる筋肉で、”無理に口を閉じようとする”と、負荷がかかって震えてしまいます。

どうして負荷がかかる?

普通の人であれば、口を閉じるときに顎に負荷はかからないのですが、「骨格上問題がある」人は負荷がかかってしまうようです。

どういう問題かといいますと、『普通の状態では口をしっかり閉じられない』問題を抱えた人です。

前歯が突出している(いわゆる「出っ歯」の人)か、顎が後退している人が該当します。

これらのいずれかですと、下唇を上唇につける時の距離が、普通の人より長いので、無理がかかるんですね。

その証拠に、口元の力を抜いて、口を軽く開けてみてください。どうです?あごのボコボコは収まったと思います。

口を閉じるためのオトガイ筋が働かなくて良いので、シワはできないのですね。

骨格の問題だと、どうやって対処したらいいかわからない・・と思いませんか?何か良い解決策はないものでしょうか。

3.顎のシワをなくす、良い方法は?

歯科矯正をして、骨格から治す

一から治したい。というのなら、そもそもの骨格を治すのが一番です。

ただこの方法だと、お金と時間がかかり過ぎるのがネックです。

出っ歯の矯正をする場合

純粋に、出ている歯を治すというより骨格も併せて治す必要があるため、「歯科矯正」と「外科手術」といいあごのズレを治す手術もしなければなりません。

手術に加え、術後は矯正器具を長期間つけなければなりません。

最近では歯の裏側に付けるタイプのものもありますが、費用的な問題は変わりません。

金額的な相場としては、歯科にもよりますが80~100万円。

期間は1年間くらいを考えておくと良いでしょう。

正直、あごのボコボコを治すためにそこまでの費用と時間をかけるのはナンセンスかもしれません。

出っ歯をなんとかしたい、骨格を治すことがメインであれば、検討する余地はあるかもしれませんが。

保険適用外なので、全額自費負担になるというのもネックです。

ボトックスを注入する

骨格の矯正よりは、ハードルが低いのは間違いありません。

ボトックスを打つことことで、あごのシワは改善します。

ボトックスは目じりとか、表情ジワの改善じゃないの?と思うかもしれませんが、顎も有効なんですね。

なぜなら、あごの梅干しシワも、大きいくくりで言うと表情ジワの一つだからです。

オトガイ筋という、あごの筋肉に力が入りすぎているのが原因と申しました。

力が入っているということは、筋肉が緊張状態にあるんですね。プルプル震えていると言いますか。

ボトックス注射の主成分であるボツリヌス菌が、筋肉の過度な緊張をほぐして和らげる効果があります。

あごに打つことで、オトガイ筋をほぐして、力が入りすぎないようにするのですね。

そのため、口を閉じてもぼこっと出にくくなります。

骨格を変えるという大げさなことをしなくても、十分に対処できるのです。

気になる費用と、その持続期間について。面積の狭いあごの部分のみであれば、20,000円~30,000円くらいが相場です。

期間ですが、一般的には半年から長くて1年くらい持つと言われています。

ただ、その期間が過ぎるとふたたび元に戻るといわれています。仮に1年に1度通うとして、年間3万。

これを安いとみるか高いとみるか、難しいところですが。

道具を使って、あごの筋肉を鍛える

オトガイ筋は、あごの筋肉。筋肉に余計な力が入ってしまうということは、鍛えることも効果的です。

多少口を閉じるのに負荷がかかっても、それに耐えられれば、シワが出にくくなります。

腹筋や腕の筋肉を鍛えるのと違い、鍛え方に頭を悩ませるかもしれません。

フェイスニングで、指を触れず皮膚を傷めずにケアする方法もありますが、オトガイ筋をピンポイントで鍛えるのは無理があります。

一般的には道具、もしくは美顔器を使って鍛える方法があります。

パタカラ

アヒルの口のような、子供のおしゃぶりのような形をしてます。

これを口にくわえて、そのまま唇の力だけで口を閉じる訓練をします。

実際、わたしもコレ持ってます。あごの力をつけたくてやってみました。

ですが、想像以上に口がつらいです・・ホントに、翌日口周りが筋肉痛になります。

その分、たしかに鍛えているんだな~と実感できますが、なにせ辛いです。

かなりモチベーションを高くしないと、継続するのは多分難しいでしょう。ちなみにアマゾンで買うと6,240円です。

美顔器を使う

楽して鍛えたいのであれば、「顔のたるみ用の美顔器」を使うという方法もあります。

美顔器というと、しわやタルミを抑えるもの、というイメージが強いかもしれません。

EMSが搭載した美顔器であれば、電気の刺激が筋肉に届いて鍛えられますよ。

電気といっても、ピリピリしたりしませんし。なにより顔にあてるだけだからラクです、すごく。