路面が濡れた状態で走るのは危険?注意すべき場所は?
路面が濡れた状態で走行するときの注意点としては、1番良いのは乗らないことです。といいたいところですが通勤だったり、車がなくてどうしてもバイクを乗らなければいけない場面が出てくると思います。
そんなときの注意点としては極力走ったことのある道を走り、危ない道は走らないことです。
徐々に改善はされてきましたがカーブにマンホールがあったり右折時バイク目線だと見にくいトンネルがあったりと、どうしても道路事情により修繕できない道はまだまだあったりします。
そういうところはなるべく避け、時間に余裕を持って走行することが大事になります。
バイクの種類(重さ、排気量)によって使い分けることも重要になります。
例えば小さなバイクを載っている場合は自分の方が体重が重かったりします。
そんなときはマンホールを極力避けないと軽量のためバランスを崩してしまいます。
逆に大型のバイクになると車体も大きいので無理にマンホールを避けようとして蛇行してしまうと逆に危険です。
特に直線が安定するバイクはマンホールを無理に避けないでまっすぐ走行することも重要になります。
雨の日の走行をすると、バイクの性能に影響する?壊れやすくなる?
雨天時の性能に関しては現代のバイクでしたら、そんなに気にすることはないと思います。
ただ旧車や改造車だったりすると大幅に影響がでる可能性があります。
特にエンジン系(ボアアップ、キャブ、エアクリ、マフラー)などをいじってしまうと純正と違い、つなぎ目部分等が甘かったりするため水滴等エンジン内に入り不燃焼が起こりエンジンが止まってしまう可能性があります。
さらに電装系もいじってバイクが止まってしまうと、どこで電気が通っていないかその場で判断するのが非常に困難になりトラブルの原因になります。
また旧車の場合に関してはしっかりとオーバーホールをしていても駆動系、フレームに問題が生じたり、フェンダーが無かったりすると雨がもろに顔面と背中に飛んできて前方が見づらくとても危ないです。
現代のバイクでも気にしなければいけないのが、乗った後にしっかりと水滴を拭って管理することです。
屋根付きがベストですが屋根がない場合は最低でもバイクカバーをかけて保管することが重要となります。
雨の日の走行中にいつも以上に注意すべきことは?
走行中に注意することは、基本的に視界が悪いので晴天時でも注意することをさらに注意することです。
私がいつも気をつけているところは2つあって「右折時」「すり抜け時」です。
まず1つ目の右折時というのは右折時待っているときに対向車も視界が悪いためバイクが見えなくて直進してくる可能性があるということです。
それはバイクが直進時の際にも生じて対向車が右折する場合はかなり危険で、バイクは雨天時よく雨を避けるため車間距離を詰めることがあるため、そうすると右折しようとしている車にはバイクが見えず右折して事故ってしまう可能性があります。
そのため必ず車間距離を開けることが重要になってきます。
2つ目のすり抜け時ですが、すり抜けの際はだいたいが車の左側を通って行きます。
そういう場合は左側にマンホールがあり滑って転んだり、傘をさしている歩行者が、こちらに気づかず飛び出してきたりするのでとても危険です。雨の日に限らず極力すり抜けはやらないことをお勧めします。
雨の日はどんなヘルメット、服装がおすすめ?
雨の日は基本的にはヘルメットはフルフェイスが良いです。
ジェットヘル、半ヘルもカッコいいとは思いますが、もしそれをつけるのであれば必ずシールド着用をお勧めします。
私もハーレーを持っているのでジェットヘルにサングラスをかけたいところなのですが、雨が痛いので雨天時は必ずシールドをつけて走行しています。
特に高速道路は必ずそうしないと10倍痛い水鉄砲を食らってしまいます。
今はシールドに撥水コーティングができるスプレーが購入できるので持参するか事前にコーティングしておくと便利だと思います。
服装に関しては上下カッパがベストですがあまり重くないほうが良いです。
特に梅雨時期なんかは暑いため雨が降っていても熱中症の可能性があります。カッパは基本通気性が悪いので蒸し風呂状態になってしまうので注意が必要です。
それと重厚過ぎると操作性に支障をきたしてしまいます。カッコいいカッパは結構あるので求めたい気持ちもわかるのですがやはり自分の命を大切にしましょう。
雨の日の走行で「ひやり」とした経験
私が雨の日走行時にひやりとしたことは日々たくさんあります。
通勤時に原付で走行中に雨が降っていたためカッパを着て走行していました。
深夜だったのですが途中でヘッドライトが切れてしまいバイク屋さんにも行けずに走行し続けたときにはヒヤヒヤしました。
事故ったりはしなかったのですが今日は天気が悪いとわかっていて雨対策は準備万端に支度をして他のメンテナンス怠ってしまったことが原因だと思います。
今から思うとヘッドライトを上向きにすれば使えたのですが、そこまで気が回りませんでした。
やはりライトがないと何も見えず、しかも雨の日で視界が悪かったので本当によく生きていたなと思います。
極力大きな道を通って街頭があるところを走行し警察に捕まる覚悟で走行しました。
準備する段階でヘッドライトの替えを持っていればそんなことにはならなかったので、雨に気をとられずに予備の部品や車載工具の確認も怠らずに日々の点検をすることも重要だと思います。