はげやすい人の特徴は?都市伝説をすべて調べてみた

ハゲ襲来の恐怖。

人間は、失いかけてはじめて、そのありがたみがわかる生き物。

髪は、全力で守りたい。

洗面台で自分の頭皮を見る。光があたる頭頂部から地肌がうっすら見える気がする。

俺は果たして、将来はげるのだろうか?10代や20代のころは、何も考えてこなかったけれど。

いざ30代を迎えて、急に怖くなってきました。

家系的には、じいちゃんがハゲ。親父は大丈夫。というよくわからない家系です。

じいちゃんは、40代から薄くなってきたといってました・・今はザビエルみたいですが。かっぱハゲかな。

世の中には、たくさん薄毛に関する情報がある。どれが本当なのかわからない。

将来やばいのか、やばくないのかを、見極めたい!

自分の不安を払しょくするために、”どういう人がはげやすいのか”を調べてみました。

世の中にある都市伝説、どれが本当でどれが嘘なのか、見極めましょう。

無駄な情報に振り回されて、無駄に悩まないためにも。

これって将来はげる?はげない?

性欲が強いと、はげる?

よく、性欲が強いと薄毛になりやすいと聞きます。

男性ホルモンが活発なので、その分薄毛になると。

ハゲを誘発するのはDHT(ジヒドテストステロン)というホルモン。このホルモンが、毛母細胞を攻撃して脱毛させます。

DHTを作り出す材料が、男性ホルモンの「テストステロン」なのです。

性欲が強いからはげるのではなく、「もともと男性ホルモンが強いから」はげます。

順番が逆なんですね。

生まれつき男性ホルモンが強いから、性欲がありあまる状態になる。

体毛が濃いというのも、男性ホルモンの影響を強く受けています。

はげている人に、体毛が濃い人が多いのも、こういう理由なのですね。

ちなみに、毎日オ●ニーをしまくっている人は、髪の栄養分(亜鉛やたんぱく質などのミネラル分)が精子に奪われるとの話ですが、あくまで理屈の上の話。

極端に(1日5回も6回も)するような状態でなければ、問題ないとのこと。実際にAGAクリニックの院長さんが言っていた話です。

・性欲が強い ・体毛が濃い ・オ●ニーをたくさんする 人は、ハゲやすいということ。

ちなみに、「筋トレするとはげる」という説もありますが、まったくのデタラメ、都市伝説です。

筋トレすると、テストステロンが増加すると言われていますが・・

筋トレしたらはげるなら、スポーツしている学生、運動で生計をたてているアスリート、プロ選手みんなハゲになってしまいますよね?

男ならしっかり筋肉を鍛えましょう。大丈夫ですよ。

辛い物を食べると、はげる?

ちょっとした味付けのスパイスとして、唐辛子を使うのは当たり前。

でも、異常なくらいタバスコとか唐辛子をかける人、いますよね。

辛い物を取りすぎたら、はげるのかどうか?

NOです。

たしかに辛い物をたべたら、汗がどばっと大量にでます。同時に毛穴から皮脂がでてきますよね。

汗や皮脂が毛穴を詰まらせてしまい、髪が生えにくくなると。

毛穴が呼吸できないほど、大量の辛いものを食べるのはまず不可能ですし、仮に大量分泌されても毛穴がつまることもなく。

なんとなく、頭皮に刺激を与えてよくないのでは?と思うかもしれません。

でも、刺激と薄毛には、なんのつながりもありませんので。

だから思いっきり、辛くして食べて大丈夫。体には悪いですけどね。

髪質とハゲは、関係ある?

もともと猫っ毛だったり、髪が細い場合。すぐハゲそうな気がします。

実は私も猫っ毛で、ワックスを付けてもすぐ髪がぺしゃんこになって困ってました。

でも、一筋の光が。

髪質とハゲは、関係ないです。

もともとの髪質がそうなので、細いから抜けやすい、太いから抜けにくいというのはありません。

髪はヘアサイクル(毛周期)があり、「成長期⇒休止期⇒脱毛期」の3つを経て、髪が生まれ変わっていきます。

髪が細い人は、髪が生えてくる「毛包」とよばれる部分が小さい状態です。

ヘアサイクルが正常に回っていれば、突然抜けたりすることはありませんので。

ただし、生まれつき細い、柔い場合のみ。

もともとは剛毛もしくは硬い毛だったのに、突然柔らかくなってきたというのなら危険信号です。

AGA(男性型脱毛症)にかかっている可能性が、非常に高いです。

先ほどもちらっとお話ししましたが、DHTと呼ばれるホルモンが生まれて毛母細胞を攻撃すると、ヘアサイクルが乱れます。

髪が本当は成長するはずなのに、攻撃を受けると髪がどんどん弱ってきます。

元から細くてコシのない髪なら問題ないのですが、突然そうなるとAGAの可能性が高いのです。怖い・・

せめて、この髪、50代までもってくれないと困る。

常に帽子をかぶっていると、ハゲる?

趣味でマウンテンバイクでツーリングするような人もそうですが、仕事でずっとかぶりっぱなしの場合。

わたしも現場作業員だったことがありますから、当時からちょっと気になってましたね。

でもよくよく考えてみると、普段から帽子やヘルメットをかぶったままという職業は、結構ある。

コックさん・引越し屋さん・配達屋さん・土木作業員・警備員・ホテルのボーイ、フード系のお店・・

営業とか、スーツを着る以外の仕事だと、結構な割合でいますわ。改めて考えるとかなりの数だ。

で、はげるのかどうかという点ですが。

本当です。

かぶりものを長時間すると、頭皮が蒸れます。

蒸れると、汗や皮脂がたまって毛穴に入ることがあります。ただ、それで毛が生えなくなるということはないようです。

皮脂が毛穴に入り込むと、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)を起こします。

なんじゃそりゃ?と思いましたが。

頭皮の中で、細菌(カビ)が大量発生して、頭皮にフケやかゆみ・炎症などのダメージを与えます。

細菌は、湿気のある場所と皮脂が大好物。

帽子やヘルメットで湿気たっぷりの状態は、まさにうってつけの環境なんです。

毛穴だけでなく、毛根の周りにも炎症が広がり、それで抜け毛が起こりやすくなるようです。

ただ、この場合の脱毛は「男性ホルモン」が、からんできません。

男性の脱毛は、AGAによるものが大半ですが、こうした生活習慣によっても起こるもの。

なかなか難しいものです・・

だからといって、ヘルメットも何もかぶらないということもできませんから。

パーマやカラーをすると、はげる?

これ、なんとなく昔から気になっていました。

パーマやカラーしたらやばそうだな、というのは感じていて。美容室でやったことがありません。

学生時代から、一度も。変に保守的なところがあったんだなと。

結論からいうと、NOです。

パーマ液、カラーの液自体が、薄毛に影響を与えることはありません。

髪が生える毛母細胞や毛乳頭に浸透させるものでも、ないですしね。

ただ、髪の毛自体は傷める可能性があります。それで一時的に脱毛しやすくなることはありますが。

新しく生えてくる髪に、影響はないです。

すでに薄毛になっている人がやると、薄毛を進行させてしまいそうですが・・

夜勤をしていると、ハゲる?

昔、深夜のコンビニバイトをしているころは、夜10時に出勤。朝の6時まで働いていました。

社会人として、夜勤をされている方も多いと思います。

24時間営業の小売店、病院関係、警備、カラオケ店などなど。

普通の人と昼夜逆転になるので、生活リズムを整えるのに苦労しますよね。

「直接ハゲにはならないが、髪の元気が無くなる」といったところでしょうか。

夜更かしする学生だったり、夜勤する人は「ゴールデンタイム」に眠っていません。

成長ホルモンが分泌されるのが「夜の22時から2時まで」の4時間。

成長ホルモンが、IGFと呼ばれる毛母細胞を活性化させる成長因子を生み出すようです。

夜シフトの勤務だと、まるまる起きている時間になります。

この時間を逃して朝方に寝ても、髪の成長には影響がありません。

成長ホルモンが分泌されないからといって、すぐ髪が抜けるわけではありません。

ですが、髪の発育に影響がでてしまうんですね-

とはいっても、仕事を変えて転職するのも簡単ではないですし・・

パソコンを長時間するとはげる?

SE、プログラマ-、WEB制作、ブロガー・・組織に属している人も居れば、フリーランスの人もいます。

それ以外でも、営業職や事務職だって一日の大半をパソコンとにらめっこなんてのは当たり前。

椅子に座ってPCをやっていると、血行不良になって頭皮に栄養がいかなくなるという説。

「そんなこと言ってたら、きりがない」レベルです。

友達の友達はみんな友達だって言っているようなもんですよ。

間接的には多少、影響していますが血行不良が薄毛に直接影響して抜け毛を促進することはありません。

あとはブルーライト。これはパソコンに限らず、スマホやタブレットでも同じ事がいえます。

ブルーライトには、髪の栄養と鳴るメチオニンを減少させる働きがあると。

だから髪に良くない、はげる。

「なんでもかんでもこじつけるのは、ホント辞めて欲しい」。

ここまで来たら、神経質すぎて息苦しいレベルですよ。

いろいろ気にしすぎると、ストレスで血行不良になって、薄毛になる・・

「あー、もういやだ」。

「男性ホルモンが強い」「頭が蒸れている」「夜勤で成長ホルモンが少ない」くらいしか、まともに薄毛に関わっていることはありません。

物事は、シンプルに。薄毛ってほんとにどこまでも話が広がってくるから疲れるわ。

将来的にはげるのがイヤであれば、育毛剤を使って予防しておくこと。これに尽きます。