小学生に勉強の習慣をつけさせる方法3つと集中させるコツ

なかなか勉強してくれない我が子。このまま勉強ができない子になったらどうしよう・・

さすがに小学生からバリバリ予習復習して、、という子は滅多にいません。でも、最低限机に向かう週間くらいはつけさせないとなと思う親御さんは、多いのではないでしょうか。

じっとしていられないという子も、机に向かうことで忍耐力もつきますしね。

どうやって、少しの時間でも勉強する習慣をつけさせればいい?

集中力を切らさないようにするには、何が必要?

気になる疑問に、お答えしていきたいと思います!

小学生には、どのくらい勉強させるべき?

小学生ってどのくらい勉強するのだろう?よそはよそ!と思っていても、我が子の勉強時間をどれくらいに決めたらよいのか迷いますよね。

小学生低学年のうちから何時間も勉強させる必要はありません。まずは宿題だけでもよいので「勉強する」習慣をつけましょう。

勉強時間はあくまでも目安として、区切りの良い所でやめさせて構いません。ダラダラ勉強をさせては集中力が切れてしまうからです。

そして毎日欠かさずお勉強!ではなく、完全にお休みする曜日も作ってメリハリをつけてあげると気分転換になりますね。

集中力を持続させるための工夫

好きな事をやるなら何時間でも続けられるけれど、そうじゃない事は長くやっていられない…大人だってそうです。

スムーズに勉強に取りかかり、効率的に学習できる集中力をつけるにはどのようにすればよいのでしょう。

勉強させる場所を変える

新1年生になると、学習机を買い与える家庭が多いと思います。勉強は必ずそこで!と決めてはいませんか?

勉強を苦手と思う子供は、そこに座るだけで苦手意識がめばえてしまうかもしれません。

今日はリビングで、今日はダイニングでお母さんが料理の合間に見たり。たまには祖父母の家で。と色々な場所で勉強するのも新鮮で良いものです。

もちろん一人で静かにやる方が向いているお子さんもいらっしゃると思います。個々の性格にあった場所を選んであげましょう。

時間帯を工夫する

お子さんが勉強する時間帯はいつでしょうか。

中高生くらいになると夕食後から夜中にかけての勉強が多くなるそうですが、小学生はまだまだ十分な睡眠時間が必要です。

できるだけ放課後から夕食前には済ませるようにしましょう。

また、早起きが得意なお子さんでしたら早朝に勉強すると、新しいことを覚えるのに脳が最適な状態となりとても吸収がよくなるそうですよ。

座るばかりが勉強じゃない

ずっと座り続けていると、集中力もなくなってきます。子供がだれてきたな・・と思ったら、立ったまま国語の教科書を読んだりするなど、工夫する余地はありそうです。

勉強する儀式を作る

スポーツでは、試合に挑む前にルーティンをしていることがありますよね。

勉強前にも簡単なエクササイズをやることで本番に向かうという意識を身体に植え付けることができます。

ストレッチでもよいでしょう。首を回す、肩を回すなど手軽にできることでも頭や体がスッキリして気持ちが切り替えられるかもしれません。

勉強時間を区切る

例えば毎日1時間勉強しましょうと決めていても、その内容がダラダラしたものだと効率が良くありません。

1時間の中でも低学年なら15分~20分、高学年なら30分~40分ごとに区切り、学習内容を分割しましょう。

ドリルを15分やったら次の15分は本を読む、ほかの教科をやる、という具合にしていくと、子供の集中力が持続するのです。

勉強のモチベーションを高める方法

子供に自ら勉強に取り組もうとする習慣をつけてもらうために、親がしてあげられる環境づくりをしましょう。

①勉強した時間によってごほうびを与える

勉強の後に好きなお菓子が食べられる、何分勉強したら何分ゲームしてもよいなど、子供がその目標のために頑張れるごほうびをつくると案外子供は張り切りますよ。

②遊ぶ時は思い切り遊ぶ

勉強ばかりではストレスが溜まってしまいます。

今日はお友達と遊ぶという日は、好きなだけ遊ばせてあげましょうね!うまく発散できれば心のバランスが良くなります。

③親はほめる・興味を持つ

勉強ができたとき、頑張ったとき、きちんと褒めてくださいね。

普段から子供の勉強の中身に興味を持ち、その過程も理解してあげましょう。子供にとって見守ってくれている安心感というものはとても大切です。