定期預金は将来に向けてするべき?その仕組みからおすすめ銀行まで


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将来に向けてお金をためておきたい!でも定期預金ってどんなものかよくわからない・・

普通に預けておいても金利なんて微々たるもの。だからこそ定期預金でオトクに資産を増やしたい・・と思っている方も多いかもしれません。

そもそも、定期預金は「するべきもの」なのでしょうか?

手間ばかりかかって、ご自身にメリットがなければやる意味がありませんからね。

・定期預金ってどんなもの?
・メリット、デメリットは?
・定期預金、やるならどこ?

定期預金、はじめるべきか、辞めておくべきか?迷われている方は、参考にしてみてくださいね。

定期預金はどういう仕組みになっている?

定期預金とは、一定の期間(6か月~10年)まとまった金額を銀行に預けておくことで、利息がついて帰ってくる制度のことです。

毎月一定額の積み立てではなく、「ある程度まとまった資金」を預けておくという性質をもっています。

あとは、ネット銀行の利用者を増やすことで、他の金融商品を利用してくれる可能性もでてきます。もし仮に多少金利を高くして「赤字」になっても、トータルで黒字にできるという計算があるからなのです。

預けている期間は原則、引き出すことができません。どうしても引き出したい場合は、「解約」という扱いになりますので注意しましょう。余剰資金を積んでおくのが理想です。

満期が来たら、どうなるの?

ご自身で設定した「満期」が来た場合、2つのいずれかから選ぶ形になります。

●自動的に解約となり、指定した普通預金口座に振り込まれる(利息付き)
●そのまま自動的に継続する

前者の場合は、「単利」といい、設定した期間分の利子を受け取る形になります。

自動的に継続した場合、利子を受け取らずに利子を元本に入れたままで運用する「複利」という形になります。

ただし定期預金の場合、最長10年まで預けられますが、利息が上がることも考えて長期間預けるのはオススメできません。

どうして、ネットの方が金利が高くなる?

ネット銀行は店舗をもたないので、そこにかかる人間のコストを抑えることができます。

もちろん、ネットでも電話受付やシステム管理など人は必要ですが、店舗と比べるとはるかに少ない人員で済むのです。

店舗運営に余計なお金がかからない分、金利を高くできます。

どうして、普通預金より高い利息をもらえるの?

銀行は私たちから集めた預金を、企業に貸した利息や資産運用で利益を出すことができるからです。

普通預金であれば、「いつ引き出されるかわからない流動的なお金」ですが、定期預金は原則「まとまった、一定期間預けることが約束されたお金」なので、企業への融資などに回すことができるのです。

銀行が得た利益の一部を、「利息」としてわたしたちに戻してもらえます。

定期預金の種類とメリット、デメリット

「定期預金って、他の預金とどう違うんだろう?」

普通預金、定期預金にも似たようなものがいろいろとあります。具体的に、どんなものがあってどう違うのかまとめてみました。

特徴 利息 流動性
※途中で使えるか
定期預金
※店舗型
まとまったお金を預ける
0.01%
×
定期預金
※ネット型
まとまったお金を預ける
0.01~0.05%
×
積立定期預金
※ネット型
毎月決まった額を預ける
0.01~0.15%
×
普通預金 そのまま銀行に置いておく ×
0.001%
タンス預金 家に置いておく ×
貯蓄型保険 医療保障+貯蓄
20年積んで0.05%前後
×

※定期貯金はゆうちょ銀行の名称。中身は定期預金と同じ。

定期預金のメリット

利息が他よりも高い

やはり一番のメリットは、「利息が他より高い」というところです。

●まとまった金額なら「定期預金」
●毎月一定額を積みたいなら「積立定期預金」
を選ぶようにしましょう。いずれもネット型の方が利息は高いです。

東京三菱UFJ銀行などでも積立定期はありますが、利息が「店舗型の定期預金と変わらない」ケースがほとんどなので「メリット」がありません。

ただ、利息が高いといっても「普通預金に比べたら」というレベルですので、預けておいて”資産を増やす”というほどのメリットはないのが現実です。

ちなみに毎月の一定額の積立というのは、受け付けていないところもあります。定期と言えばまとまった金額を預ける『定期預金」が今の主流なのです。

強制的に貯金できる

普通口座に入れておくと、「なんだかんだで使ってしまう」ことがありません。

自分の資産を守ることができるので、お金使いが荒い人は定期で積むというのも一つです。

ただ、満期がくれば再び普通口座に移管されてしまいますので、「個人年金」のように定年までの間ずっとかけ続けられるものを選ぶというのも一つです。

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2018.03.22
元本割れのリスクがない

一定期間お金を積んでおくのであれば、「個人年金」「貯蓄型の保険」などもあります。

ただ、これらの金融商品になると「長期間預けないと、元本割れのリスクがある」のです。

1年や2年預けておけば、確実に予定した分の利息を受け取れるという点では、定期預金に軍配があがるでしょう。

定期預金のデメリット

何かあっても、基本的には解約できない

「急に、欲しいものが出てきた」

「まとまったお金がどうしても必要」

「生活が苦しくて、毎月の支払をやめたい」

人生はリスクがつきものです。たとえば3年や5年と定期や積立で預けておいても、預けておいたお金が必要になるケースも出てくるかもしれません。

厳密にいえば積んだお金でも使えますが、「解約」することになります。解約すると、当初約束していていた金利の設定は無かったことになります。

預けたお金がマイナスにはなりませんが、期待していた利息はなくなるのです・・。

思った以上に、利息の「うまみ」はない

普通預金に比べたら、定期預金・積立定期の方がまだ利息はよいです。

ただ、本格的に資産が増やせるか?というと、とてもそんなレベルではありません。。

このページの最後の部分で、定期預金に預けた時の試算をしていますが、それを知ると愕然とするかもしれません。

積立定期で、将来のために「強制的に積んでおく」という使い方が、一番堅実かもしれません。

定期にしたからといって、利息がかなりお得になるという過度な期待は辞めましょう。

定期預金の金利の高いところは?

定期預金で、金利が高いところはどこなのでしょうか。店舗型とネット型に分けて、ご紹介したいと思います!

ただし、、

●かけている金額
●預ける期間
によって、同じ銀行でも金利が異なります。ここでは「上限値と下限値」を紹介します。

店舗型

実は、ほとんどの店舗型銀行の定期預金は、0.01%で固定になっています。

●みずほ銀行
●三井住友銀行
●三菱東京UFJ銀行
●りそな銀行

明らかにやる気がありません・・銀行は明らかに注力していないのです。

「利息がほとんどなくてもいいから、知名度がある銀行に預けたい」人にのみ、おすすめします。

ネット型

SBJ銀行
利率:0.05~0.30%

高い金利で運用したいなら、一番おすすめできるネット銀行です。

100万円までの少額の預金でも、0.2~0.25%の高金利がつくのが特徴です。

預け入れる金額は「100万未満」「100~300万未満」「300万以上」の3つのグループに分かれます。

まだまとまったお金がない方にもやさしいのが、SBJ銀行の特徴と言えるでしょう。

ちなみに、「100~300万未満」「300万以上」であれば最大0.3%の金利がつきます。他のネット銀行ではここまで出せないのでかなり高金利な銀行と言えるでしょう。(※預ける期間が5年の場合)

オリックス銀行
利率:0.08~0.20%

ネット専業のオリックス銀行ですが、利率に幅があります。

預け入れた金額ではなく、預けた期間が長いほど金利が良くなるという制度をとっています。

つまり、手持ちの資金が少なくても、長期間預けることができれば高い金利で運用できると言うことなのです。

オリックスは銀行だけでなく、融資、資産運用、生命保険、投資など色々な部門と連携していますので、銀行だけでなく他のものと組み合わせることでメリットが大きくなります。

じぶん銀行
利率:0.03~0.05%

三菱東京UFJと電話会社のKDDIが立ち上げたネット専用の銀行です。

金額に関係なく、運用期間によって金利が変わる制度を採用しています。

他と違い、1年の運用がもっとも高い金利(0.05%)となっています。3年や5年ですと、0.03%と低くなります。

「あまり長期で預けたくない」という方は、お得に運用できるネット銀行なのです。

楽天銀行
利率:0.1~0.12%

ネット銀行の中でももっとも知名度があるのが楽天銀行です。ご存じ楽天の金融部門です。

昔はかなりの高利率だったのですが、今となっては他のネット銀行と比べても物足りない金利に設定されています。

知名度があるので、金利をがんばらなくてもお客が集まっているということなのかもしれませんが・・

ネット銀行の中でも安心なイメージがありますが、利息目当てで考えると他の選択肢があるかもしれません。

ジャパンネット銀行
利率:0.02~0.03%

楽天にならぶ、老舗のネット銀行なのが「ジャパンネット銀行」です。

預ける金額に関わらず、金利水準はかなり低いです。定期目的でお考えなら、選択肢から外した方がよいかもしれません・・

イオン銀行の「普通預金」が意外な”穴場”

実は普通預金でも、ネット銀行の定期より高い利息のところがあります。それは「イオン銀行」です。

『専用のカードを持つ』ことで、定期預金にわざわざ預けなくても普通預金が「0.1%の金利」になります。

黙っていても、定期預金に預けた以上の金利が増える仕組みになっているのです。

イオン銀行を持っていない人は、サブ銀行としてお金を移しておくのもいいですし、この際にメイン銀行にするのも一つです。

イオンやミニストップにあるATMでおろせば手数料が常に無料です。

定期預金に関する疑問

普通預金口座を持っている。同じところで作るべき?

同じ銀行で作るメリット→管理がしやすい
別の銀行で作るメリット→金利が高いところを選べる。

というご自身が一番メリットを感じるところを重視して、選ぶのがよいでしょう。

同じ銀行で定期預金口座を作る場合

普通預金のみの通帳でしたら、「総合口座」という通帳を新たに発行してもらいます。当然、残高は普通預金のみの通帳から引き継がれます。

「定期預金」というページがあるので、そこに履歴が印字されていきます。(普通預金は通常のページに記載されます)

※楽天、イオン銀行などのネット銀行は通帳がありません。パソコンやスマホのWEB上で履歴等を確認することになります。

メイン口座とは別の口座で作る場合

一度手続きをしておけば、ご自身のメイン口座から自動的に引落になります(積立定期預金の場合)。

まとめたお金を入れる定期預金であれば、定期預金の口座を作ってそこに入金しておくだけです。

お金を預けるより「もっと貯めたい」方へ

今までいろいろ「定期預金」についてお話してきましたが、元も子もないお話をしたいと思います。

定期にしようが、普通預金にしようが、利息なんて「スズメの涙」くらいにしかなりません。

仮に、定期預金で最高の0.05%で1年預けたとして、どれくらいの利息がつくのでしょうか?

100万円、1年あずけたとしましょうか。

●100万×0.05%=500円

「えっ?」と思うかもしれません。1000万円預けたとしたら、5000円の利息です。

(ここから、復興特別所得税がかかります・・)

普通預金なら10円ですから、違うといえば違います。でも、どうでしょう・・ほとんど「あってないようなもの」だと思いませんか?

「貯金代わりに貯めておく」のであれば定期預金でもよいかもしれませんが、「老後のために、少しでも増やしたい」のであれば、定期預金では難しいのです。

「とはいっても、あまりリスクをとりたくないし・・」

たしかに、なんだかんだ言っても銀行に預けるのが最もリスクが少ない運用方法です。

リスクをとらずに資産を増やすなら、見方を変えて「支出を減らす」という方法はいかがでしょうか?

結局は同じ事ですよね?「収入を増やす」のも「支出を減らす」のも、「手元に残るお金は増える」ということ。

支出が減った分だけ、貯金しておけば利息を待っているよりもよっぽど資産は増えます。

では、どうやって支出を減らせば良いのでしょうか?節約するのも大変・・

「今はいっている保険の見直し」をすればよいのです。

昔に入った生命保険、特に何も考えずに契約していませんか?実はニッセイとか大手保険会社で契約していたものは「割高で払いすぎ」ている場合がほとんどなのです。

保障のレベルを落とさずに、無駄な保障を減らせば毎月の保険料は大幅に下がります。

保険のアドバイザーの人に相談すれば、こちらは保険証券を見せるだけで、最適なプランを出してシミュレーションまでしてくれます。何も勉強することはないのです。

一度、保険の見直しをかけてみませんか?

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