ハンドメイト販売サイト以外にも、手作り雑貨を売る方法あれこれ


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自作した手作りの雑貨を売って、お小遣い稼ぎしたい!

普段から創作が好きで、趣味が高じて販売できるレベルになっているという方へ。

自分が作ったものを人に使ってもらえたらうれしいですし、お金も入るしいいことづくめ。

自分でお店を開くのもリスクがあるので、ハンドメイドを販売するサイトに登録して・・と考えている方も多いかもしれません。

ただ・・本当に”ハンドメイドを売るサイト”でいいんですか?

手軽に登録できるのもいいですが、競争が激しいのと「取り分が少ない」というデメリットもあります。

気軽にはじめられる分だけ、新規参入がすごいので「やってみたはいいけど、まったく売れない・・」そして、やる気がなくなってしまうのが怖いですね・・

ハンドメイドを売るには、まだ他にも方法があります。それぞれの良さを知った上で、自分にあった販売をしてみませんか?

1.売る場所はネットだけじゃない!

手軽に出品できるのがネットでの「ソーシャルマーケット」で販売することですが、もっと他にも目を向けてみましょう。

●イベントやマーケット
●委託販売
●ネットショップ
●ハンドメイド販売サイト(ソーシャルマーケット)

もちろん「始めやすさ」ということも大事ですが、「生のお客さんの情報」「横のつながりが持てる」「自分の経営センスが磨ける」といった良さがあります。

趣味で、お小遣い程度稼げればいい・・と考えている方はハンドメイド販売サイトというのも一つですが、もう少しいろいろなメリットにも目を向けてみてはいかがでしょうか?

それでも、ハンドメイド販売サイトが良いのであれば、選択すればよいだけのことです。

それぞれについて、順番にご紹介していきたいと思います!

2.イベントやマーケット

インターネットを使わずに、外で開催される「手作りイベント」に出店する方法があります。

フリマのようなイメージに、近いかもしれません。

もちろんお店を出すために必要な什器や道具などは、すべて準備して会場に運ばなければなりませんので、手間がかかってしまいます。

売り上げの管理やお客さんの応対、出店費用を収めたりとお店を出した後もバタバタ。

ネットで出店する方がはるかに楽なのですが、イベントならではの「よさ」があります。

●お客さんの”生の声”を聞ける
●お店を出す”苦労”や”やりがい”を体感できる
●横のつながりができる

お客さんの”生の声”を聞ける

直接、自分のブースに来てくれたお客さんとコミュニケーションがとれます。

・どんな作品に、興味を持ってもらえるのか?
・どんな年代の人が、買ってくれるのか?
・買う人は、何をポイントに選んでいるのか?

あなたが今後ハンドメイドをして、”いろいろな人から愛される商品”を作り出すヒントの宝庫なのです。

商品を使ってもらうには、自己満足だけではいけないのです。お客さん目線になって、お客さんが喜ぶものがなにかをひらめくヒントが眠っています。

そしてもう一つの醍醐味は、「お客さんの喜んだ顔、反応が見れる」ということです。

「これ、かわいい!」「いやーどれにするか迷う」といった反応があると、自分がほめられている気分になります。

買ってくれて喜んでくれた時の笑顔は、商売ならではの良さではないでしょうか。お金も大事ですけど、人の手に渡っていく喜びというのはお金には代えられないものがあります。

お店を出す”苦労”や”やりがい”を体感できる

ネットで出店する方が楽ですし、”ちょっとお小遣い稼げればいいや”という方ならネットがいいかもしれません。

ですが。

イベントに出店すれば、”お店を持つ”という経験が「低リスク」でできちゃうんですよ。

街の中に店舗を構えて、商売するというのは当然失敗したり破産するリスクがありますよね?

イベントのブースという「仮のお店」を借りることができて、お店を持ったのと同じ苦労や喜びを体験できるというのは貴重です。

仮に一個も売れなくても、出店料だけ払えば借金なんて背負いません。ショップを出すのと違うのに、お店をもった時の「疑似体験」ができるのも、イベントの魅力の一つです。

横のつながりができる

イベントが縁で、いろいろな人とのつながりが持てます。

別に友達を見つける必要はないですが、同じ「ハンドメイド仲間」として定期的に情報交換の場をもったり。一人で作るのも楽しいですが、一緒に同じ喜びを共有しあう仲間がいると励みになります。

場合によっては、イベントの主催側から「他のイベントのお誘い」があったりするので、どんどん輪が広がっていく可能性もあるのです。

イベント情報の探し方

地元のフリーペーパーというのも一つですが、ネットを使えば確実に情報を入手できます。

・アートイベント
・デザインフェスタ
・手作り市
・ハンドメイドイベント
・手作り雑貨のフリマ

などの言葉と、お住まいの「地域名」を加えて検索するとヒットします。

手作り雑貨を販売できる大きなイベント

■HANDMADE in Japan Fes(HMJ)

https://hmj-fes.jp/

東京ビッグサイトで年に1回行われる、クリエイターの祭典です。日本最大級のハンドメイドの販売、展覧イベントを開催しています。

2017年度は5500人の出店、来場者は54000人とかなりの規模です。

■クリエイターズ・マーケット

http://www.creatorsmarket.com/

名古屋で年2回行われる、東海地区最大のイベントです。

アクセサリーや服、雑貨だけでなくクラフト・家具まであらゆる「クリエイター」の出会いの場になっています。

■ロハスフェスタ

http://event.lohasfesta.jp/

東京・大阪・九州などで年に1度行われるフェスタです。手作り雑貨はもちろん、ガーデンインググッズや無添加野菜などの出店もあります。

3.委託販売

続いて委託販売です。実際に雑貨を扱っているお店に置いてもらい、売れた分を報酬として受け取る仕組みです。

いわゆる「販売代行」のような形で、扱ってさえもらえればお客さんがくるお店で、実際に手に取ってもらって買ってもらえます。

委託販売のメリット

もともとが人気のある雑貨屋さんであれば、”黙っていても見てくれる機会”が増え、営業活動がいらないという点です。

ネット販売のように、競争競争で埋もれてしまうことがないので、しっかりと自分のものを見てもらえます。

また、自分でお店を構えなくていいというリスクヘッジにもなります。

契約が決まれば、あとはお任せで放置できるのも、魅力の一つです。

委託販売のデメリット

契約が決まるまでは大変です。扱ってくれるところを見つけるのに苦労します。

ただ、お店の人が「ぜひ売ってみたい」と思わせるだけの作品が作れないことには、話になりません。そこが一番のネックですので初心者には敷居が高いかもしれません。

また、扱うことが決まっても「販売手数料はいくら?」「期間は?」「納品は?お金の支払いは?」など取り決めすることが結構ありますので、大変です。

どうやって、委託販売先を探す?

●ネットで委託販売OKのところを探す
●直接、気になるお店に営業をかけてみる

■ネットで委託販売OKのところを探す

・手作り雑貨を販売しているお店のホームページを見る
・ハンドメイド 委託販売 +地域名 で検索

などの方法で、地道に扱ってくれるところを探しましょう。

■直接、気になるお店に営業をかけてみる

街を散策して、気になるお店があれば「ダメ元」でお願いしてみるのも一つです。

直接自分の作品を持参したり、作品集をアルバムにして見せるなど、しっかりした事前準備は必要です。

もちろん、扱ってもらうお店の雰囲気やコンセプトと、自分の作品がマッチするかどうかも大事な点です。

ネットで見つけた気になるお店に、メールを送って見るというのもアリ。通えない距離だからと言って、あきらめる必要はありません。

■自分でネット発信し、声をかけてもらう

ご自身でブログやインスタ、facebookなどのSNSを使ってアピールするというのも一つです。

委託作家を探している人の目に留まれば、お声がかかるかもしれません。

ちなみに、自分で作品集となるホームページをもっておけば、ショップオーナーさんに直接営業するときも名刺にかけるのでアピールになります。

4.ネットショップ

インターネットで「自分のお店を持つ」というのも、一つの方法です。

ホームページを作って、自分でアドレスを取得して、ショッピングカートや決済システム・・と1からやるのは大変ですが、ネットショップの運営サービスを使えば難しくはありません。

SNSが強い時代ですが、スマホを使って調べ物をしたり、買い物をするのは根強くあります。

ネットショップのメリット

ネットショップを使うと、ハンドメイド販売サイトのように「埋もれてしまう」心配がありません。

一度たどり着いてみてもらえ、うまくいけばブックマークしてもらい固定客(リピーター)もつけることができるのです。

また、実店舗のように開業資金や運営コストが大きくかかることはないので、低リスクではじめられるのも魅力です。

ネットショップ運営会社に払う月額料以外は、売れた分は自分の取り分になるので「利益率が高い」のがネットでの強みです。

イベント・委託販売・ハンドメイド販売サイトはいずれも「販売手数料」が、売れた商品に対してかかります。。

ネットショップのデメリット

ネットショップの運営サービスを利用すれば、細かい知識がなくてもサポートしてくれます。

ただ、1から10までやってくれるわけではなく、自分でテキストを見ながら勉強する場面も出てきます。手間を惜しむという方には向いていません。

覚えることも多いですが、自分のサイトが出来上がっていく喜びもありますが・・

どんなネットショップのサービスがある?

■BASE


https://thebase.in/

「30秒でネットショップを作れる」をうたい文句にした、ネットショップの支援サービスです。しかも初期費用・月額費用0円なので気軽にはじめられます。

ファッション・インテリア・コスメ・家電・ハンドメイドなどいろいろなショップでの採用実績を持っています。

クレジットカードなどの決済にも対応していますし、ホームページのデザインも豊富に選べます。

「どうして無料なの?」と思うかもしれませんが、可能性としては「はじめは無料にしておいて、いずれ有料化にする」可能性もあります。

途中から切り替えするのは大変なので、このあたりの見極めが難しいかもしれません・・。

■カラーミーショップ


https://shop-pro.jp/

ハンドメイド販売サイトで有名なminne(ミンネ)と同じ会社が運営しています。

月々900円のプランからあり、有料でネットショップを作成できるサービスの中ではかなり良心的なお値段です。

好きなデザインで簡単にショップのページが作れますし、決済システムもそろっているので自分で細かい設定をする必要がありません。

無料お試し期間もあるので、とりあえず試すこともできます。

5.ハンドメイド販売サイト(ソーシャルマーケット)

ハンドメイドの商品を売る人の間で、一番勢いがあるのがこのタイプのサービスです。

国内で一番有名なminnne(ミンネ)など、CMでやっているのでなじみがある方も多いかもしれません。

ネットに商品を登録するだけで、ハンドメイド作品が欲しい人に見てもらえ、売ることができます。

ハンドメイド販売サイトのメリット

一番のメリットは、「手軽に出品できる」というところです。

・イベントのように、準備がほとんどいらない
・委託販売のように、契約が大変でない
・ネットショップのように、集客やページ作成の苦労がない

極端な話、デジカメで作品をとって、ポンとアップすれば終わり。ヤフオクのような感覚で、だれでも手軽にできます。

商品が売れても、集金やお金の管理もせずに、販売サイトから売れた分だけ振り込んでもらえます。

ハンドメイド販売サイトのデメリット

デメリットは、以下の3つです。

・販売手数料をとられる
・競争が激しいので、売れるのは容易ではない
・自分でお店を作る楽しみ、人と繋がれる喜びが薄い

手軽にはじめられる分だけ、他の人も簡単に参入できるので「埋もれてしまう」という点。

あとは、面倒なことがない分、自分で頑張って運営した喜びや、お客さんや同業者とのつながりがないという機械的なものになりやすいです。

ただそれでも、「とっかかり」としてはやってみてもいいかもしれません。はじめはこうしたサイトに登録しつつ、ネットショップやイベントにも挑戦してみると面白いと思います。

どんなハンドメイド販売サービスがある?

■minnne(ミンネ)


https://minne.com/

国内で一番大きいハンドメイドマーケットのサイトです。雑貨はもちろんのこと、食べ物まで「ハンドメイド」を扱うことができます。

主婦層の登録が多く、一番稼ぐ人で月数百万クラスというから夢があるかもしれません。

有名な分だけお客さんも多いですが、その分同業者も多く、競争はかなり激しいです。ただ、他のクリエイターの方が、どんなものを売っているのか?を勉強することもできます。

1000円から3000円の間のものがよく売れるとのことです。

販売手数料:10%

■Creema(クリーマ)

https://www.creema.jp/

こちらもminneと並ぶ、国内最大規模のハンドメイドマーケットです。

登録している方は、主婦よりもプロのクリエイターが多い印象です。初心者ですと、minnneの方をおすすめします。

個別のオーダーを受け付けることもできるので、よりこだわりの強いお客さんに満足してもらえる作品など、クリエーター魂を刺激する仕掛けもあるのがこのサイトの魅力です。

販売手数料:8~12%

■tetote

こちらも国内大手のハンドメイドサイトです。出品者・アクセス数は上位2社におとるものの、販売者のサポートに力を入れています。

ノウハウを教えてくれるメルマガに力を入れていたり、売れたあとのお客さんに喜んでもらえる対応などを実践できます。

また、サイト自体も簡単で使いやすさを重視した作りになっています。

販売手数料:12%

(※2018年6月をもって、minneにサービスが統合されました)

■ココナラハンドメイド

https://handmade.coconala.com/

インターネットで、ワンコインで「自分の知識や特技を売る」で有名になった「ココナラ」。

ココナラから、ハンドメイド作品の売買が独立してできたのが「ココナラハンドメイド」です。

規模としてはやや物足りないものの、販売手数料がはじめは無料という差別化を出しています。

いずれは販売手数料が10%になりますが、売れてからしばらくは利益が高いというメリットがあるのです。

■iichi(イイチ)

https://www.iichi.com/

ハンドメイドマーケットの中でも、かなり洗練されたもの扱うサイトです。

「手作り感」「親しみやすさ」というものは少なく、洗練されたおしゃれなアイテムが出品されています。

初心者のうちは、すこし敷居が高いかなという印象です。値段も全般的に高いです。

サイト内での売買だけでなく、展示会やメディアとのタイアップ作品など、ただ売るだけでなくステップアップしたい人にはおすすめです。

販売手数料:20%