小学生の我が子のために、家庭教師をつけてあげたいけど・・どうなんだろう?
「まだ早いかな?」と思いつつも、子供の将来のことを考えて家庭教師をつけた方がいいか迷っているお母さんへ。
塾よりもマンツーマンで指導してくれるし、子供のモチベーションにもなるかもしれない。
ただ、周りで家庭教師をつけているお母さんがいないと、不安になってしまうかもしれません。
・小学校で家庭教師をつけたお母さんの目的は?
・家庭教師って、どこに頼んだらいいの?
気になる疑問に、お答えしていきたいと思います!
家庭教師って、周りの親はどんな目的でつけている?
小学校から家庭教師をつける親御さんは、どんな目的なのか調査してみました。
●中学受験のため。
●勉強についていけないので、このまま中学校に上がらせるのは不安。
●近くに塾がなく、通信教育しか選択肢がない。家庭教師の方がしっかりやってくれそう。
およそ4割の親御さんは、中学受験のための指導を希望して「家庭教師」をつけています。
残りは、勉強についていけないという現状を改善することを期待して、家庭教師をつけているようです。
家庭教師のタイプは2つある
一昔前ですと「家庭教師=家に来てもらう」というものしかありませんでした。ところが最近ではインターネットを使って家に来てもらわなくても指導を受けることができます。
家に来てもらう対面型
家庭教師のトライ
一時期アルプスの少女ハイジをパロディーにしたCMで注目を集めていました。
宣伝も積極的に行っており、もっとも知名度がある家庭教師の一つです。
全国にネットワークを持ち、家庭教師の在籍数、指導実績で圧倒的な実績をもっている国内大手です。
●中学受験対策
●勉強する習慣をつけさせる
●苦手を克服させる
●塾のサポート、不登校の子供の指導
など、幅広いプランを用意しています。
難関大学や一般大学など、学力の実績は申し分ない講師陣をそろえています。
ただ、講師陣のほとんどは「大学生バイト」だという現実があります。勉強ができる子なのは間違いないですが、教えるプロかというと必ずしもイコールではありません。
学研の家庭教師
通信教育の学研の、家庭教師部門です。幼児コースから高校コースまで、幅広いプランがあります。
通信教育が主力の会社なので、高額な教材を売りつけられないか?と不安になるかもしれませんが、家庭教師のみの指導です。安心できます。
また、料金ですがトライと違い「月謝をオープン」にしているので、良心的といえます。
小学生の月謝は、
●1・2年生・・7000円
●3~6年生・・9000円
●中学受験コース・・12600円
となっています。
全国展開していますが、トライに比べるとやや対応地域は狭いです。
中学受験家庭教師ドクター
東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨城と関東エリア限定の家庭教師派遣です。
まさに名前のとおり、中学受験に特化した家庭教師になります。
難関中学の合格実績もあり、ドクター講師がよりすぐりの先生を家庭教師として派遣するというもの。
トライや学研よりも値段は高く、月謝が4~6万となかなかのものです。
インターネット上で対応型(オンライン型)
先生とインターネット上で教えてもらうスタイルです。
家庭教師の先生が家にくると、部屋を片付けたりお菓子を出したり・・となにかと気を使うものですが、ネットで完結すれば余計な気を使わない分だけ楽です。
ただ、直接家に来ないため、モチベーションが低い子はさぼったりしやすい問題があります。先生がいるから勉強頑張れるという、対面型ならではの良さも消されがちなのが悩ましいところです。
インターネット家庭教師Netty
パソコンとインターネットにつなげる環境があれば、どこでも講師の授業を受けることができます。
webカメラは自宅にあるものでもよいですし、Nettyでも貸し出ししてくれます。
インターネット上の画面でお互いの顔を見ながら、先生と話をしていきます。黒板やホワイトボードも写して、授業さながらの講義も受けられます。
小学生の月謝は、
●1・2・3年生・・8640円
●4~6年生・・9720円
●中学受験コース・・10800円
と良心的な値段です。
希望にあった先生をこちらが指名でき、合わなければ他の先生に気軽に変えられるというのは、対面型にはないメリットです。
ただ、家庭教師のトライと同じく大学生バイトがほとんどですので、講師陣のレベルに開きがあるというデメリットもあります。
たまごチャレンジ
こちらもインターネットを使って、先生と1対1で指導を受けるタイプのものです。
Nettyと違うのは、家庭教師のタイプを選ぶことができる点です。
学生講師かプロ講師かを選択できます。学生講師だと料金が安い、友達感覚でモチベーションを上げながら勉強ができます。
プロ講師は料金が高いですが、その分しっかり「学力を伸ばす」指導をしてもらえます。
お子さんの性格や、置かれている状況によって講師のタイプを選べるのは魅力的かもしれません。
小学生の月謝は、
●1・2・3年生・・学生:9800円、プロ:19,6000円
●4~6年生・・学生:10800円、プロ:21,600円
●中学受験コース・・学生:14800円、プロ:29,6000円
と全般的に、ややお高い印象です。
対面型とネット型、どっちがいい?
対面とネット型では、果たしてどちらが良いのでしょうか?
対面型のメリット・デメリット
対面型は先生との距離が近いので、仲良くなれば子供のモチベーションがあがりやすい、勉強の習慣がつきやすいという点です。
ただ、お母さん側が先生に気を使うことが多くなるというのがデメリットです。
ネット型のメリット・デメリット
近くに家庭教師を派遣してもらえるところがない場合は、ネットでの家庭教師がメリットになります。お母さんは余計な気を使わなくていいのもメリットといえるでしょう。
デメリットは、お子さんの拘束力が弱くなること、先生と仲良くなるというところが対面型より弱いので、モチベーションの向上につなげるのが難しいという点があります。
しっかり勉強する習慣をつけてほしいというお母さんの場合、対面型をおすすめします。
家庭教師のメリット・デメリット
対面にせよ、インターネットにせよ家庭教師そのもののメリット・デメリットはどこにあるのでしょうか?
家庭教師のメリット
●その子に会った個別指導が受けられる
●塾だと進行度合いによって置いて行かれることも
●周りの子とレベルが合わない場合の補填(もっと高度な勉強をしたい or 落ちこぼれないようにしたい)
家庭教師のデメリット
●塾や通信教育よりも、費用が割高
●教師のレベルに開きがあるため、アタリハズレが大きい。避けるには「中学受験家庭教師ドクター」か「たまごチャレンジ」を使うのがベター。