まだまだ知られていない玉ねぎの栄養や効能|主婦が魅力を徹底解説!

玉ねぎの栄養はどのくらいある?栄養バランスはどうなんだろう・・?

家庭で手軽に入手出来て、料理レパートリーが豊富な玉ねぎ。どの家庭でも定番になっている野菜ではないでしょうか。

そんな玉ねぎですが、実際どのくらい、どんな栄養があるのでしょうか?

玉ねぎに関する「知っておきたいマメ知識」も含めて、「玉ねぎ大好き主婦」の方にいろいろと教えてもらいました!

1.たまねぎの栄養素とその効能

「硫化アリル」は玉ねぎの”におい”や”辛味”のもとになっています。

玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分は、玉ねぎを切ると「アリシン」と呼ばれる成分に変化します。

アリシンは「若返りのビタミン」として有名なビタミンB1の吸収を助ける効果があり、疲労回復や食欲増進を促進させます。

ビタミンB1を多く含む「豚肉・大豆」などと一緒に玉ねぎを食べると相乗効果を発揮します。「豚丼」なんかは最高です。

また、血液をサラサラにする効果もあり、血圧を下げたり虚血性疾患や余分な糖質を減らして糖尿病などの予防などに高い効果を発揮します。

硫化アリルは主ににんにくに1番多く含まれていますが、にんにくは1度に大量に摂取すると刺激で腹痛を起こし貧血の原因にもなります。

料理にも比較的使いやすい「玉ねぎ」の方が、にんにくよりもおすすめです。

主な栄養成分

・ビタミンB1
・ビタミンC
・ビタミンB2
・カリウム
・カルシウム
・食物繊維

2.玉ねぎの種類や特徴

玉ねぎには、外皮の薄い「甘玉ねぎ」と外皮の厚い「辛玉ねぎ」に分かれます。外皮の色によってさらに「黄玉ねぎ」「白玉ねぎ」「赤玉ねぎ」に分類されます。

一番なじみのある「黄玉ねぎ」

日本で主に流通、栽培されているのは、辛玉ねぎの「黄玉ねぎ」で、外皮が明るい茶色で辛みが強いことが特徴です。

十分に成長させて収穫後さらに1ヵ月程度乾燥させてから市場などに出回っています。表面を乾燥させている為、保存性もよく1年中食べる事ができます。

この他に「黄玉ねぎ」を早採りしたもので「新玉ねぎ」というものがあり、黄玉ねぎが秋~冬に収穫されるのに対し、新玉ねぎは3~5月の春に収穫されます。

早く収穫される「新玉ねぎ」は、水分が多く辛みが少ないのが特徴で”生の状態”で食べる事も出来ます。

品種改良された「白玉ねぎ」

「白玉ねぎ」は薄い外皮が白いのが特徴で、水分が多く甘みもあり辛みが少なく柔らかいのでサラダなどに使用する事が多いです。

クセのない「赤玉ねぎ」

「赤玉ねぎ」は「紫玉ねぎ」とも言われ、実は白色なのですが、外皮も内皮も赤紫色をしているのが特徴です。白玉ねぎ同様に、辛味が少なく、刺激も少ないのでサラダや酢の物に適しています。

小ぶりな「ペコロス」

あまり市場では流通していませんが、小玉ねぎのことを「ペコロス」といいます。黄玉ねぎを小さく品種改良したもののことを指します。

シチューなどの煮込み料理や、ピクルスとして使われることが多いです。

エシャロット

フランス料理でおもに使われます。

表面がタマネギと同じように薄茶色の皮が付いているのが特徴で、タマネギをやや小さく、細長い形にしたものです。

3.おすすめの食べ方・調理法

白玉ねぎや紫玉ねぎは主にサラダと一緒に和えて食べる事が多く、紫玉ねぎを加えることで彩も良くなります。

マリネにすれば日持ちも良くなるのでおすすめです。

黄玉ねぎは生のままでは辛みがありますが、火を通すと飴色になり香りとコクを増し甘味を強くする為、炒め物などの火を使った調理法に適していると思います。

火を通したものはスープやホワイトソースなどによく合い、さらにコクと旨味を加える事が出来ます。

玉ねぎ本来の味を味わいたい場合は、オニオングラタンスープが比較的簡単、手軽に作れるのでおすすめです。

玉ねぎをバターでじっくり炒め、ブイヨンでのばしてフランスパンを浮かべ、上からチーズをたっぷりとのせてオーブンで焼き上げれば完成です。

調理するときのポイント

玉ねぎの栄養成分「硫化アリル(アリシン)」ですが、切ってから15分ほど空気に触れさせてから調理すると壊れにくくなります。

しっかり栄養をとりたい場合は、カットした後にしばらくおいてから調理することをおすすめします。

4.新鮮な玉ねぎを見分けるコツ

なるべく皮に傷がなく艶があり、ずっしりとした重さのある固い物が実もしっかりしていて綺麗です。

手に持ってみて皮や実が締まってない物は、実が痛み茶色く変色している可能性があります。

そのため皮に傷のある物や、黄玉ねぎなどでは全体が柔らかい物などは避けた方が良いでしょう。

また、実施に切ってみて、芽が育っているものは鮮度が悪くなっているので、早めに使い切ってしまいましょう。

普段はスーパーなどでもしっかりした物が購入出来ますが、市場でもスーパーより安価な値段で良い物が購入出来る事もあります。

新玉ねぎは旬の時期は、市場の方が良いものを見かける事が多いです。

5.玉ねぎの保存方法、日持ちさせるコツ

黄玉ねぎは乾燥させてから出回っているので、常温で風通しの良い冷暗所などで長期保存が可能で1ヵ月もちます。

乾燥しすぎるのもよくないので、紙袋に入れて保存すると良いです。

それに比べて新玉ねぎは水分を多く含んでおり痛みやすいので、野菜室に入れて保存しましょう。

使いかけの物は乾燥しないようにラップで包み冷蔵庫で保存する方法があります。この時、切り口にラップを密着させて包むのがポイントです。

また、次回炒め物などに使う場合は予め切った物を冷凍させすぐ使えるようにしておけば便利ですし、冷凍することで繊維が壊れて火が通りやすくなり炒め物などでの調理ですぐ飴色の玉ねぎに仕上げる事が出来ます。

6.玉ねぎに関するうんちく

玉ねぎの皮も栄養豊富

玉ねぎの皮に含まれている「ケルセチン」に注目です。

玉ねぎの実に比べて茶色い「外皮」に約30倍多く含まれる成分です。

強い抗酸化活性を示す為、老化の原因である「活性酸素」を消去し細胞や脂質の酸化を防ぎ、血流をスムーズにさせ動脈硬化や血糖値を下げる効果もあります。

そのため高血圧や糖尿病などを抑制する働きがあり、生活習慣病の予防のも期待されています。

玉ねぎの他にもレタスやアスパラガスにも含まれていますが、玉ねぎと比べると含有量は少ないです。

ビタミンCとの相性がよいのも特徴です。

加えてケルセチンは油と一緒に摂取すると吸収率が高まる為、油を用いた調理法で食べる事がおすすめ。皮を水で煎じて健康茶として飲む方も多いようです。

玉ねぎの皮の粉末や、玉ねぎ薄皮茶などが、通販でも取り扱っています。

玉ねぎを炒めると甘くなるのはナゼ?

玉ねぎは本来、甘味成分と辛み成分の両方が含まれています。

生の状態ですと「辛み成分」が強いのですが、炒めることで逆転。辛味が消えて玉ねぎ特有の甘味がでてきます。

熱により「辛み成分」が分解されるからなのです。さらに、茶褐色(きつね色)になるまで炒めることで「うまみ」が出るので、コクのある料理に変わります。